第十二章 最後は〇〇〇〇になってました
アオ先輩が飛ばすドローンの爆撃が周囲で続く中、音速で走るオレは、くり抜かれた両目の穴から血を流しながら、ひたすら鎖ドクロを振り回し続ける。
それは、この氷の大地で最も攻撃範囲が広くなるであろう、『氷』と『風』を組み合わせた『氷竜巻』を、あらゆる方向に放つためだ。
偶然でもいいから、先輩にこれを当てて力を溜めれば、範囲攻撃を発動できる。
両目を失ったオレは、もう、そんな運まかせの戦法しかとれないのだ。
けれど、この氷の大地は、埋められた『時間逆転装置』を見付けようとする先輩のドローンの爆撃で、あちこちが砕かれているから、オレは、それに足を取られるたびに転がって、攻撃を放つのもままならない。
すると、オレをからかうように、アオ先輩の声が周囲に響く。
「どうした、ユキ! そんな事では、ぼくを倒せないぞ!」
その声は、なにかの忍術によって空間に反響させているらしく、あらゆる方向から聞こえるので、先輩のいる場所が特定できない。
「くそ! 先輩! 理由くらい教えろ! なんで、この世界を滅亡させようとするんだ? そんな事をすれば、先輩だって、この世界といっしょに消滅してしまうじゃないか!」
先輩は笑いながら、それに答える。
「忘れたのか、ユキ! ぼくは忍法『心移しの術』を使えるんだぞ! 違う世界に住んでいたお前と、この世界のコハクの心を入れ替えたように、この忍術を使えば、ぼくは、いつでも違う世界の人間と心を入れ替われる! だから、ぼくは、この世界が滅亡しても、生き延びられるんだ!」
そうだった。
この世界が滅亡しても、オレと心を入れ替わって、オレの身体に入っているコハクは生き延びられる。
それと同じように、先輩だって、違う世界の人間と入れ替われば、この世界がどうなっても関係ないのだ。
でも、自分が大丈夫だからって、世界を滅亡させていい訳がない。
「だったら、自分一人で、勝手に違う世界に行けばいいじゃないか! この世界を滅亡させる必要なんてないだろ!」
オレのその文句に、先輩は平然と返す。
「ぼくは、神になろうと思うんだ!」
「ああ?」
予想の斜め上を行く、その言葉に、オレは、目玉をくり抜かれた痛みも忘れて、あっけにとられ、思わず鎖ドクロを振り回す手が止まってしまう。
ただ、それでもオレは、『加速の術』のせいで足が止まらないので、音速で走り続け、その周囲にアオ先輩の声が響く。
「この世界が滅亡すれば、その後で、ここに新しい世界が再生して、やがて新しい人類も誕生する! ぼくは、その中の一人と入れ替わり、忍術で奇跡を起こし、新しい人類に神としてあがめられるのだ!」
その頭の悪そうな計画に、オレは、すかさず突っ込む。
「あんた、オレよりも一つ年上だろ! 十七才にもなって、なに中学生みたいな事を言っているんだよ! だいたい、ここに新しい世界が再生しても、新しい人類が誕生するまで、何十億年かかるんだ? あんたは、それまで生きていられないだろ!」
熱くなるオレとは反対に、先輩はあくまで冷静だ。
「そんな事くらい、なんとでもなる! ぼくたちは、忍法『加速の術』を三万倍でかけているだろ? でも本当は、これは何十億倍にもできるんだ! ただし、今よりも加速すると、身体の動きに意識が付いていけず、一瞬でどこかに衝突して死ぬから、誰もやらないだけだ!」
先輩のその言葉に、オレは混乱する。
「? ? 先輩、なにを言っているんだ? オレは、今、先輩が何十億年も生きられないって話をしているんだぞ! 加速なんかしたら、余計に早く死んでしまうじゃないか!」
「そんな事は分かっている、ユキ! だけど、ぼくは『加速の術』とは逆の、『減速の術』だって使えるんだ!」
「あ!」
「やっと分かったか、ユキ! ぼくは、違う世界の誰かと入れ替わったら、どこか安全な場所に隠れて、何十億倍にも『減速』する! そうすれば、ぼくにとっての一年で、周りの世界では何十億年も流れるだろ? それでぼくは、生きているうちに、新しい人類の神になれるという訳だ!」
オレは、くり抜かれた両目の穴から血を流しつつ、音速で走りながら、開いた口がふさがらない。
神として、人々からあがめられたいからって、世界を滅亡させて、新しい人類が誕生するのを待つなんて、とんでもない中二病がいたもんだ…………。
だが今は、あっけにとられている場合ではない。
この中二病のアオ先輩が『時間逆転装置』を止めるのを阻止しなければ、本当にこの世界が滅亡してしまうのだ。
それでオレは、再び鎖ドクロを振り回して、『氷竜巻』を放つ。
けれど、こんな運まかせの攻撃では、先輩を倒せる確率は限りなく低いだろう。
この状況を変えるには、オレは誰かに殺してもらって、新しい身体に再生するしかないのだが、今までは、その役割を先輩にやってもらっていた。
その先輩が敵にまわった以上、もう頼る相手がいない。
自分で死んだら、自分の鎖ドクロに取り込まれてしまうオレは、死ぬ目的では、異世界商人のヒスイを頼る事すらできないのだ。
なぜなら、ヒスイを呼んでも、自分の死を望んで、なんらかの商品を買えば、それによって訪れる死は自殺になってしまうからだ。
たとえば時限爆弾を、設定してある時間を見ずに買ったとしても、死にたいと望んで買った時点で、それが爆発したら自殺になる。
今回は本当に、もう打つ手がなかった。
「くそ! 先輩のやつ、こうなる事も全部、計算済みか!」
しかし、そんなところに、突然、妖精忍者のスイショウの声が、心の中に聞こえてくる。
「ユキさん! 今、『心つなぎの術』で、ユキさんと私の心をつなぎました! 今までは、ユキさんを止める側の忍者の方々と心をつないでいたんで、ユキさんとは心をつなぐ事ができなかったんですけど、もう、みんな、ユキさんに倒されちゃいましたからね!」
スイショウ、お前、今、どこにいるんだよ?
「そんな事よりも、さっきのユキさんとアオさんの会話を聞きました! ユキさんは、アオさんに完全にだまされていたんですね! 今までずっと、ユキさんは、この世界を滅亡させて、自分のチ○コを取り戻すんだって言ってましたから、てっきり本当のバカじゃないかと疑っていましたよ!」
先輩がかけた『空耳の術』のせいで、オレの言葉が、お前には、そんなふうに聞こえていたんだな! でも、お前の言葉だって、オレには、この世界を滅亡させたいから、オレを南極に行かせたくないって言っているように聞こえていたんだぞ!
「ユキさん、その話は後にしましょう! 今、アオさんは、スズメバチを『しもべ』として使っています! まずは、それをなんとかしてください!」
オレの目玉をくり抜いたのはそいつか! 分かった、スイショウ! すぐになんとかする!
そう答えて、鎖ドクロを『花』に切り替えたオレは、それを振り回して『花吹雪』を発生させ、スズメバチ引き寄せてたたき殺す。
「ユキさん、見事です! これでユキさんが身体を再生させた後も、もう目玉をくり抜かれる心配はないでしょう! でも、油断しないでくださいね! アオさんは、まだ奥の手を隠しているかもしれませんから!」
え? スイショウ、そんな事を言っても、お前にオレを殺すなんて無理だろう? オレの世界での、最も強力な毒物であるVXでも、オレを殺すには十ミリグラムが必要だぞ! 蚊ほどの大きさしかないお前の身体じゃ、その重さだって運べない…………。
心の中で、そんな会話をしている最中に、オレの身体は爆発して粉々になる。
その直後に、オレは、再生した新しい身体の復元された両目で、上空に浮かぶ巨大なドローンを見る。
そのオレの心の中に、スイショウの声が響く。
「どうです、ユキさん! アオさんのドローンの制御を奪うくらいは、私にだってできるんですよ!」
よくやった、スイショウ!
「アオさんは、ずっと、ドローンの一つにつかまって飛んでいるんです! 追いかけますから、ユキさんも、このドローンにつかまってください!」
そうか! 先輩は上空にいたんだな! それじゃあ、いくらオレが地上で『氷竜巻』を放っても、当たる訳がないか!
スイショウが制御を奪ったドローンに片手でつかまったオレは、先輩がつかまるドローンに近付いたところで、そのプロペラを鎖ドクロで壊して墜落させ、投げ出されて逃げる先輩を追うために、ドローンから飛び降りる。
「逃がすかよおおおおおおおおおおおおおおおお!」
すると先輩は、音速で走って逃げながら叫ぶ。
「やめろ、ユキ! ……分かった! お前を、もとの世界に戻してやる! だから、見逃してくれ!」
「うるさい! どうせ、もうすぐ『時間逆転装置』が動いて、オレはもとの世界に戻れるんだ! だから、あんたなんか、もう必要ない!」
オレは『岩』に切り替えた鎖ドクロを振り回しながら、先輩に向かって突進する。
「死ねええええええええええええええええ!」
そして、先輩が、オレの鎖ドクロを受け流そうとして構えた刀を、周りに発生した『岩』で砕き、逃げる先輩の身体を削っていく。
先輩は、どんな奥の手を隠しているかもしれないから、オレは攻撃を続けながらも警戒をゆるめないが、小さな声で何かをつぶやいているだけで、先輩が反撃する気配はない。
だが、オレが、これでとどめだと思った瞬間に、突然、その様子が変わる。
「あれ? ユキ?」
先輩の口から出た、その言葉を聞いて、オレは、とっさに鎖ドクロを止める。
「お前、コハクか! …………あああっ! しまったあああ!」
オレは走りながら、先輩が何をしたのかに気が付いて愕然とする。
「先輩のやつ、コハクと入れ替わって、オレの世界の、オレの本当の身体に入ったんだ! くそおおお! きっと先輩は、オレの身体で自殺するつもりだあああ! 先輩は、オレの身体で死んでも、『時間逆転装置』が動けば、時間が巻き戻って、こっちの世界で生き返るからな!」
スイショウも、それに気が付いて、心の声でオレに警告する。
「マズいですよ、ユキさん! この世界にある『時間逆転装置』で時間が巻き戻るのは、この世界の出来事だけですから! ユキさんとコハクさんが入れ替わる前の状態に戻った時、ユキさんの世界にある身体が死んでいたら、ユキさんの心は消滅してしまいます!」
この最悪の状況に、オレは青ざめる。
「うわああああああああああああああああ! あんまりだああああああああああああああああ! もうすぐ、この世界を救えるのにいいいいいいいいいいいいいいいい!」
音速で走りながら取り乱すオレを見て、ボロボロになった先輩の身体に入っているコハクが、ようやく今の状況をつかむ。
「あら、これはアオの身体じゃない! という事は、今、アオは、私と入れ替わって、ユキの身体に入ったのね!」
オレは、そんなコハクに、泣きながら八つ当たりする。
「コハクうううううううううううううううう! お前は、オレのチ○コをもてあそんで楽しんだ上に、『時間逆転装置』が動いたら、ちゃんと、もとの身体に戻れるから、いいよなああああああああああああああああ! オレなんて、先輩にだまされて、さんざん戦ったのに、オレの身体に入った先輩が自殺したら、消滅しちゃうんだぞおおおおおおおおおおおおおおおお!」
コハクは先輩の身体で走りながら、キョトンとする。
「え? ユキ? どうしてアオが、あなたの身体で自殺するのよ?」
「この世界を滅亡させようとしていたのは、先輩だったんだよおおおおおおおおおおおおおおおお! でも、オレが邪魔して、それが失敗しそうだから、先輩は腹いせに、オレの心を消滅させようとしてるんだああああああああああああああああ!」
「まあ、そうなの! じゃあ、私が、アオを手伝うのを面倒だって断ったのは、正しい判断だったのね!」
「なんだよ、お前、オレの事はどうでもいいのかよおおおおおおおおおおおおおおおお!」
泣きながら走り続けるオレを、コハクはなだめる。
「安心しなさい、ユキ! あなたの身体に入ったアオは自殺なんかできずに、すぐに、この身体に戻ってくるから!」
「へ? …………なんで、そんな事が分かるんだ?」
「実は、私、最近、SMプレイにハマっていて…………」
「はあああ?」
「それで、今、ちょうど縛られているところだったから、アオは自殺なんてできないわ!」
「ちょ、ちょ、ちょっと待て、コハク! お前、なに勝手に、オレの身体でSMプレイなんてしているんだよ! あと、縛られているって事は、オレが攻められてるのか! じゃあ、攻めているのは誰だよ!」
「校長よ!」
「ぐわああああああああああああああああ! 六十近くのジジイに、攻められているのかああああああああああああああああ!」
「だけど、校長のチ○コ、ものすごく大きいから、最近、ウンコが太くなっちゃって…………」
「ぎええええええええええええええええ! オレ、もう、生きていけねええええええええええええええええ! このまま死ぬうううううううううううううううう!」
オレが走りながら、もだえていると、先輩の身体に入っていたコハクの心と入れ替わって、六十近くのジジイに攻められていたであろう先輩の心が戻ってくる。
「うわああああああああああああああああ! やめろおおおおおおおおおおおおおおおお! …………はっ!」
「先輩、戻って来たなあああ!」
「あっ! ユキ! ぼくが悪かった! すみません!」
「謝ったくらいで許せるかあああ! オレの心を消滅させようとしていたくせに! あんたなんか、地獄に堕ちてしまええええええええええええええええ!」
オレはそう叫びながら、鎖ドクロで、先輩の身体を粉々に砕いて、先輩は断末魔の叫びを上げる。
「うがああああああああああああああああ!」
そして、戦闘レベルが低い先輩は、オレの鎖に取り込まれる事もなく、全ての骨が散り散りになって、南極の氷の上を流れていく。
すると、上空を飛んでいた、全てのドローンが、制御を失って南極の氷の大地に落ちていき、やがて、スイショウがオレの目の前に飛んで来くると、その声がオレの心の中に響く。
「やりましたね! ユキさん! これで、もう『時間逆転装置』を止めようとする者はいません! なので、もうすぐ時間が巻き戻されて、この世界の地球は、爆発する前の状態に戻るでしょう!」
さらに、そこに、オレの身体に入っている、コハクの心の声も聞こえてくる。
「という事は私も、もうすぐ、自分の本当の身体に戻っちゃうのね…………。ユキの身体、気に入っていたんだけどなあ……」
おい、おい、お前ら、そんな事より、時間が巻き戻されたら、先輩も生き返ってしまうんだぞ! その時に、先輩をどうするのか、ちゃんと考えてあるんだろうな!
「あら、大丈夫よ、ユキ! 時間が巻き戻されても、私たちの今の記憶はちゃんと残っているもの! それで、この地球が爆発する直前に、アオの一番近くにいたのは私だから、鎖ドクロを使って一瞬で抹殺するわ!」
でも、コハク! 先輩は、別の世界にいる強大な力を持つ者と交渉して、この世界の地球を爆発させたんだぞ! そのへんの事を、ちゃんと聞き出しておかないと、同じ事を考えるヤツが出てきた時に、又、面倒な事になるんじゃないのか?
「ユキ、あなた、心配しすぎよ! アオみたいな人間が、そう何人もいる訳ないでしょう? それに、もしもの時は、もう一度あなたに助けてもらうからいいわ!」
ちょっと待て、コハク! オレは、もう二度と、この世界には来ないからな! 絶対にオレと入れ替わるんじゃないぞ!
「えー、冷たいわねえ…………」
「あっ! ユキさん! 見てください! 『時間逆転装置』が動き始めたようです!」
すると、音速で走るオレの前方に、氷の中から発生した虹色の淡い光が、ゆっくりと広がっていくのが見える。
「ユキさん、この世界を救ってくれて、本当にありがとうございます! ユキさんが、アオさんにだまされて倒しちゃった忍者たちは、時間が巻き戻れば、みんな生き返りますから、ユキさんが最後にはこの世界を救ったって事を、しっかり伝えておきます! それでは、お身体にお気を付けてお帰りください!」
ああ、スイショウ! オレは自分の身体に戻って、ちゃんとチ〇コさえ取り戻せれば、それで満足だ! もう二度と会う事はないだろうけど、お前も元気でな!
「ユキ、私は、お別れなんて言わないわよ! 又、そっちの世界に行くから!」
絶対に来るんじゃねえ!
そして、走り続けるオレの身体を光が包むと、すっと意識が途切れる。
その次の瞬間、意識が戻ったオレは、猛スピードで走る車の後部座席の、真ん中に座っていた。
「アニキ! 港はもうすぐです!」
赤信号の交差点を強引に突っ切りながら、運転席に座ったヤクザっぽい男が、周りの車のクラクションに負けない大声で叫ぶ。
その男は、たぶん、オレのチ〇コを切断した女医の弟だろう。
「身体には気を付けるんだぞ、ユキ!」
助手席から振り向いて、心配そうに話すジジイは、校長だ。
「部員の何人かは飛行機で先回りさせるから、現地での事は心配いらんぞ!」
オレの左に座った柔道部の部長が、巨体から発する野太い声でそう言う。
さらに、オレの右にいる、お腹の大きな保健室の先生は、オレに肩を抱かれて、揺れる車に振り回されないように、必死にオレにしがみ付いている。
どうやら、なにか大変な事態の真っ最中のようだが、なにが起きているのかを尋ねていいような雰囲気ではない。
すると、そこへ、コハクの心の声が聞こえてくる。
「ユキ、安心して! こっちの世界で時間が巻き戻った後、すぐにアオを抹殺したから、もうなにも心配いらないわ!」
おい、コハク! そんな事より、こっちは何が起きているんだ?
「あっ、そういえば、言い忘れていたわ……。実は、私、AV男優として、会員制の有料動画サイトの運営を始めて…………」
はああああああああああああああああ? オレ、まだ十六才だぞおおおおおおおおおおおおおおおお! そのオレの身体を使ってAV男優なんかやったら、警察に捕まるだろおがああああああああああああああああ!
「そうなのよ! それで事情聴取に来た警察官を、柔道部の部員たちが投げ飛ばしちゃって、応援で来たパトカーもひっくり返したりして、どんどん騒ぎが大きくなって、ちょっとヤバい状況になってきたから、今から東南アジアに高飛びするところなの」
ふざけんじゃねええええええええええええええええ! オレが必死に、お前の世界を救っている間に、お前はなにをしているんだよおおおおおおおおおおおおおおおお!
「あら、AV男優は、男の子のあこがれの職業、ナンバーワンでしょう? 仕事でS〇Xし放題なんて、最高じゃない! それに、そのチ〇コは、私が徹底的に鍛えたから、どんな相手もメロメロにできるのよ! もっと私に感謝してほしいわ」
誰が感謝なんかするかああああああああああああああああ!
心の中で絶叫するオレを乗せて、その車はひたすら走る。
なんか、オレ、こっちの世界に戻って来ても、ずっとノンストップだよ…………。
完。




