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月がきれいだね   作者: 神威凛
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2人の出会い~まだ出会ったばかりのころ~

私と大希が出会ったのは幼稚園のころだ。






私が今住んでいる家に引っ越してきたら、






たまたま隣の家の奥さんとうちのお母さんが仲良くなり、






たまたま隣の家のご主人とうちのお父さんが元バレーをやっていたことで盛り上がり仲良くなり、






たまたまその隣の家に私と同い年の男の子がいた。






きっかけなんてそんなものである。







大希が私に言った初めての言葉はまだ覚えている






「お前、なんで男のくせにスカートなんかはいてんだ」





「な・・・私は女です!!」






私の中で大希の第一印象はたぶん失礼な男の子。だったとおもう。







当時ベリーショートで大希よりも5センチ近く身長が高かった私は、







スカートをはいていないといつも男の子と間違えられた。







それがコンプレックスになりつつあったが、






髪を少しのばしたらそんなことはなくなった。






「たーいきくん、あっそびーましょー」






それから私と大希は毎日のように公園でどろんこまみれになるまで遊び、






お互いそれが普通だと思っていた






両家でワンダーランドに行ったり、






片方の家でお泊り会をしたりと







いつまでも一緒にいるのが普通だとおもっていた



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