ダンジョンへいこう1
当初、この異世界に来た目的ミツキを探す。はもう叶ったわけだが
Lvがあがり、強くなったことによってなんだか面白くなってきた
一昨日吸血鬼を倒し手に入れた情報。エデンの園
どこにあるのかわからないが、知っている奴はいる
元老院だ
だが、これもそう簡単にはいかないらしい
ひとまず、街に戻った俺達は少しばかりゆっくりしていた
「な、何で吸血鬼がいるんだ?」
ドルファーは宿につき、目覚めていた
「キレーな人、いや、綺麗な吸血鬼ですねー」
のんびりしたソノ
みな、お腹が空いていたのか寝て起きてまず、食堂にて朝食を無心で食べたあとである
ドルファーなどは、朝からと言うのにまるで鯉が餌に群がるようにガツガツと食べていた
「そういやソノ、お前は何してたんだ?」
食後のお茶を飲みながら話す
「あー、えー、大体気絶してましたよ。てゆうか、シンタさんもミオさんも何してるんですか!なんかありえないくらい強くなってるんですけど!」
「え。あー」
「ありえないっすよ、、、私に黙って強くなるなんて、、ミオさんはともかく、シンタさんはおかしいレベルで強くなってるし」
「私にも強くなる方法教えて下さいよ」
「む。俺も知りたい」
ドルファーも乗ってきた。てか、強くなる方法なぁ
「あ、肉体Lv。」
ミツキに教えたように、ソノとドルファーにも教える
二人とも、神の声が聞こえたと言って、ソワソワしはじめたと思ったら
食後の運動とばかりに街のギルドに行き、モンスター討伐依頼を持ってきた
西の洞窟に、動物型モンスターが大量発生しているらしく、その討伐依頼だ
俺達はすぐさまミオの魔法を使い、向かう
ミツキ、マリー、ドルファー、ソノ
RPGとかだとなんだかバランスの取れた四人パーティーが出来上がる
俺とミオはサポート役として、洞窟の入口にテントを張って、昼飯を準備する
今日は久々のカレーだ
元の世界から持ってきたとっておきの食事を振る舞う
四人が洞窟に入っていき、二時間ほど過ぎただろうか
「主殿、この洞窟は面白いのう」
「また感知したの?」
「んむ。洞窟上層部は件の大量発生モンスターがおるようだが、不思議な事に、上層部だけなのじゃ。中層部より下は大量発生モンスターはおらん。それどころか、この洞窟はありえない程広いぞ?」
「なるほど、なんかありそうだな。そろそろ皆帰ってくるから、聞いてみるか」
「じゃの、あやつらかなりモンスターを討伐したようじゃ。駆逐する勢いじゃよ」
それってモンスターとは言え生態系大丈夫なのか?
それから1時間後、ミツキ一行は帰ってきた。かなりボロボロになっているが、顔は明るい
「たっだいまー!いやー、強くなっちゃったよ!」
ミツキが大声で叫びながら帰ってくる
「うむ、俺も強くなった」
「新しい魔法、かなり覚えました、、正しくは魔力不足で使えなかった魔法が使えるようになったのですが」
「ソノはどーなんだ?」
「くふふ。お師匠様は超えました」
どうやらかなり上々の様子だ
ドルファーは大剣を凄まじい勢いで振り回しているし
「ね、それよりカレーみたいな匂いがしてるんだけど?」
おい、ミツキ、ヨダレが垂れてるよ?美人台無しなんですけど
「ふぁーなんだか良い匂いです」
ソノも鼻がヒクヒクしている
「ああ、カレーだよ。持ってきてたからな」
「なん、ですって?」
ミツキの目が鋭く光る。だが口は半開きでヨダレが垂れている
なんだこれ
そして、大盛況の昼食タイムを終えたところで、洞窟の話をする
「うーん。奥は行き止まりだったわよ?」
「そうですね。あ、シンタさんカレーお代わり良いですか?」
マリーさん、カレー四杯目なんですが、、お腹ぽっこりしてますし
「あ、私にも!」
ミツキもお腹ぽっこりしてます
なんだこの残念美人共は
「ふぁー。シンタさん私はもう食べれません」
ソノは既に丸まるしたお腹をさすり地べたに転んで寝ている
「辛かったのである」
ドルファーは一杯食べてギブアップした
どうやら辛いものは苦手なようだ
「だが、美味かったのだ」
気にはいったみたいだ
「休憩したら、ちょい俺も洞窟行くよ」
そうして食べすぎで動けなくなった四人が再び行動開始できたのは三時間後であった