ツンデレ妹?
母さんは難しい顔をした、明らかに何かを隠している顔だ。母さんの隠し事は、すぐにバレてしまう。母さんは感情が顔に出てしまうタイプだ………。そこが、良いんだと言った顔が浮かんだ。何か?、父さんは人の考えが透けて見えないとダメなの? 私も、兄さんも感情を外に出さないから父さんと上手くコミュニケーションを取れないのかな?
「それは、言わなくてはダメなの………?」
しなったキャベツの様な声だった
「うんにゃ、聞いてみただけだよ」
明らかにほっとしている、本当にお母さんは正直ものなんだな〜
「おでんよ」
「勿論、卵と牛スジは大量に入れたよね?」
「ええ、お父さん今日は遅いみたいだから先に食べちゃいましょう」
『ヒナ』については後で調べるとして今は夕飯の準備をした
おでんは、とても美味しかった。母さんの料理は世界一だと思う。まぁ、本当にお母さんの料理が世界一なら家は今頃は星付きレストランなんだろうけどさ。けど、そう感じさせるほどお母さんの料理は最高だった
「お母さん、今日も美味しかったよ。こんなに美味しいならいっそのこと家でレストランでも始めたら?」
「もう、褒めても、何も出ないわよ」
「わかってるって、でも今月厳しいんだよね……。カンパ500円よロ!」
「現金な子には、こうだ!」
手を軽く叩かれた
「痛った〜。ああ、これ折れたよっ。絶対に折れた。きっと粉砕骨折だよ〜」
私はワザと大袈裟に痛がった
「もう、減らず口ばっかり……」
お母さんはそんな私を呆れるように表面上は見ていたけど、楽しんでいるのは丸わかりだった
兄が死んでも私達家族の日々は何も変わらない幸せな日々だ。
表面上はだけど
その日の夜中、私は喉が渇いて目が覚めてしまった。午前3時ぐらいだろう……。2階の寝室から降りたらリビングに明かりがついていた
最初は不思議に思ったけどゆっくり音を立てないで降りたら泣き声が聞こえてきた
母の声だ
そして、父の声も聞こえる
リビングの扉を少し開けて見ると母と父が兄のアルバムを持って2人泣いていた。父の顔は久し振りにじっくり見ると瞼が腫れていた。母の瞼も、腫れていた。昼間は化粧で誤魔化していたんだろう……全く私は気づかなかった
兄のアルバムは両親の涙でヨレヨレになっていた。多分、あの2人は兄が死んでからずっと泣いているのだろう…………
それも私に気づかれないように……
…………全くなんであの両親はあのクソ兄の事で泣くのかな? あんな奴死んでも良かったじゃないか、私は死んでくれて嬉しく思うよ。意地悪だし、私のお菓子を勝手に食べるし、テレビのリモコンを離さないし、私の作った料理やマフラーとかも下手だって言ったし、せっかく人がアンタの事を思って作ったんだから感謝ぐらいされても良いと思うんだけど……。意地悪だし、カッコいいし、キザだし、気が利くし…………
なんであんな奴の事を悲しむの?訳が分からないよ…………
風邪ひきました。38.1です。
頭痛い……