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適当小説~未来への希望~

 ある出来事・・・・・によって世界は終わりを迎えようとしていた。

 その出来事とは西暦2020年のことである。

 きよしこの夜………12月24日のことである。

 ある少年がアフリカ大陸を沈めた・・・

 文字通り沈めた。

 アフリカ大陸は海の底に沈んだ。

 どうやったのかは分からなかった。

 アフリカ大陸が突如消えたのだ。

 だが、見つかった。


 海の底で。


 その瞬間は誰も見ていない。

 記録もされていない。

 12月24日0時00分00秒から0時01分00秒。

 この1分間の記録がすべて抹消されていた。

 衛星画像には突如消えたとしか分からなかった。

 次に南アメリカ大陸が沈む。

 この映像は全世界で流された。

 10時10分00秒のことであった。

 一人の少年が手を振るった。

 ただそれだけだった。

 それだけで大陸が沈んでいった。

 海の底へと。

 そして少年は高い女性の声で言った。


「人間どもよ、聞け。我は神だ。」


 少年は低い男性の声で言った。


「人間どもよ………我を楽しませよ。」


 そう言って消えた。

 直後、世界中で木が生えた。

 北アメリカ大陸、カナダ全土に赤い木が。

 ユーラシア大陸ヨーロッパ州全土に緑の木が。

 同じくユーラシア大陸中華人民共和国に黄色い木が。

 オーストラリア大陸中心部に青い木が。

 南極大陸に白い木が。

 そして太平洋の中心に黒く、大きな、とても大きな木が。

 その木で出来た森。

 そこから未知の生物があふれ出す。

 人や動物の型を取る石や植物。

 人を超える大きさの虫。

 宙を泳ぐさめ

 腐臭を放つ腐ったまま動いている生物。

 人類は激減した。

 およそ70億人いた人類は三日で一億を切ったと見られる。

 そんな中、人類は生きる希望を見出した。

 ある三つの場所には未知の生物たちは近づけなかったのである。

 まず、一つは日本の中部地方。

 二つ目にマダガスカル島。

 そして三つ目…イースター島。

 この三つの場所にて未知の生物たちは近寄ることが出来ない。

 だが、そんな希望もすぐに壊された。

 そのことに気付き一ヵ月後であった。

 あの少年…神が現れた。

 神は老婆のような声で言った。


「人間どもよ。その場所を知っているか?」


 神は続ける。


「その場所等はかつて神を・・知っている・・・・・ものたちが・・・・・神に祈りを捧げていた場所だ。」


 神はニヤリと笑った。


「そして、貴様等は我へ平和の祈りをやめた。故に、我は遊び・・を始めることにした」


 そして、絶望を告げた。


「その場所を、消す」


 だが、しかし。


「だが、しかし。貴様等が我の課題をクリアした場合…やめてやろう」


 神は告げる。


「二年以内に、森を一つ消してみろ」


「さすれば、その場所を残してやる」


「森には神結晶…ゴッドクリスタルがある」


「それを森から取り出すといい」


「さすれば森は消滅する」


「だが、神結晶の前には神獣を置いてある」


「持っていけるものなら持っていくがいい」


「ああ、それと貴様等に能力ちからをやろう」


「やはり、何の能力ちからも無い人間では一瞬でやられてつまらない」


「まず、一つ目は『技能スキル』だ」


「多種多様の能力を得ることができるようにしてやろう」


「もちろん得るものは限られるがな」


「二つ目に『装備能力向上システム』だ」


「特殊な装備を大量に用意してやった」


「その装備を身につければ技能を使えたり、自分の能力が上がる」


「そして、その装備を身につけたまま『魔物』を倒すことが出来ればその装備の能力が上がる」


「貴様等のいうところの『レベルが上がる』が一番近いだろう」


「そして、その装備は一人二つまでが基本だ」


「それ以上は能力が付かなくなる」


「三つ目に『異常技能ハイスキル』だ」


「これは技能の中でもさらに強い、珍しいモノだ」


「この中には『装備』を作ることが出来るものも含まれている」


「さて、この程度あれば十分に足掻けるだろう」


「さあ、我を楽しませよ…人間共」



なんか昔書いた小説・・・のプロローグだけ発見したので投稿してみました。

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