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「成程、こ奴がダークダイヤか・・・。」

 八重島快羅は乃亜から渡された写真に写るダークダイヤを睨み付ける。

 この写真は乃亜が戦っている時に盗撮したもの。

「乃亜よ、よく奴を見つけたな。」

「ありがとうございます。主様。」

 乃亜がダークダイヤを発見できたのは偶然。

 南エリアに不穏の気配を察知して、独断で向かったからである。

「ですが申し訳ございません。ダークダイヤを捕えることが出来ませんでした。」

「申し訳ございません。」

 片膝をつき頭を下げる乃亜と樹里。

 快羅は二人を視界に入れていない。 

 ずっと写真を睨みつけているからだ。

 彼は気付いている。

 ダークダイヤがビジュエール・セイントの試作機であることに。

(あの試作機は使い物にならないから廃棄したはず。そしてアレを開発できるのはごく僅か・・・・。)

 彼は殺したブレンリッド星人を思い出す。が、すぐにその事を消し去る。

「(いや、アイツはもう死んだ。この俺が直接手を下したのだ。そして死の確認をした。奴ではない。となると・・・。)裏切ったな瑠璃子め。」

「どういう事ですか?旦那様。」

「瑠璃子は前々からオレに対して反抗的な目を向けてきた。恐らくセカンド・ジュエリー開発時にダークダイヤを秘密裏に開発して息のかかった者に渡したのだろう。オレ様の計画を邪魔するために。」

「お待ちください旦那様。」

「主様。セカンド・ジュエリー開発時、この乃亜と樹里はお嬢様と四六時中共にしておりました。そのような動向は一切ありませんでした。」

「ではアレを誰が作った、と言うのだ。アレを作れるのは瑠璃子しかいないのだぞ。」

 その言葉に二人は口を噤む。

「主様、物事にはイレギュラー、と言うものが存在します。」

「・・・・確かにな。現に今、その()()()()()()()()()()()()()。」

 重々しいため息を落とす快羅。

 このため息の真意を知る者はこの場にいる三人しかわからない。

「乃亜よ。お前の主観でよい。奴はオレの邪魔になりゆる存在か?」

「わかりません。ただ戦闘力だけから見れば恐れるに足らずかと。あのタランシュラ1体に悪戦苦闘されていましたから。セカンド・ジュエリー達が負けたのも戦闘後で疲弊したからでしょう。不意を突かれなければ、どうという敵ではありません。」

「成程、な。」

 その言葉を聞いて、ようやく写真を手放す。

「乃亜と樹里よ。奴の事は後回しだ。お前達にはこのまま例の件を継続してもらう。」

「承りました。」

「かしこまりました。」

「だが、奴がまた姿を見せたのなら話は別。直ちに捕獲してオレの前に連れてこい。」

「捕獲、ですか?殺害ではなく・・・。」

「そうだ乃亜。この力をどこで手に入れたか知る必要がある。」

「主様のご命令のままに。」

「それから樹里よ、お前にはもう一つ頼みがある。」

「な、何でしょうか?」

「瑠璃子の研究所からデータを盗んでこい。必要なのはアメジストとサファイアの身体データだ。」

「っ!!それでは・・・・。」

「瑠璃子が二人を近づけさせない事は分かっておるよ。」

 ほくそ笑む快羅。

 彼は本気で明日香と沙織を自分のモノにしようとしているのだ。

「今までは瑠璃子の言葉を聞いていたが、あの反抗的な眼は許さん。誰のモノなのか分からせる必要があるな。」

 データを盗み見て、戦闘に支障がなければすぐさま彼女達を犯そうと考えたのだ。

(そして彼女達を盾にして瑠璃子を言いなりにさせる。ククク、数多のオンナ達を堕としてきたのだ。こんな小娘達など動作でもない。)

「・・・・・・分かりました。すぐに取り掛かります。」

 深く頭を下げた樹里は早足で部屋から立ち去る。

 残された乃亜はずっと頭を下げたまま。

「どうした乃亜?」

「主様、乃亜にご褒美を。」

 立ち上がり衣服を脱ぎ始める乃亜。

 スーツの下から飛び出したのはスケスケのランジェリー。

 乳首と陰部は隠されていない、男を誘う下着だ。

「ふん。このオレにねだるとは、堪え性のない雌だな。」

 不敵な笑みを浮かべ、自分の元へ来るように指示。

 乃亜自身の手でイチモツをださせ、すぐさま挿入するよう命令に下す。

「はああん!」

 自ら腰を深く降ろし、根元まで咥える。

 前戯なしでも乃亜の密壺は濡れており、感触も中々なモノであった。

「さぁ動け。オレを楽しませろ。」

「ハイ!仰せのままに。あっ・・・あん。はん!」

 最初から激しく腰を動かす乃亜。

 巧みな腰遣いに快羅は満足げ。

 目の前で揺れる慎み深い乳果実を揉みしだく。

「あっ。あああん。あ、あるじ、さま~~。」

 甲高く喘ぐ乃亜。

 とても気持ちよさそうに腰を動かし、更なる快感を求める。

 だが快羅はそんな彼女を見ていない。

 彼が見ているのはまだ触れてもいない、明日香と沙織。

(あの若い果実達はオレのモノだ!)

 いずれは所有物となる明日香と沙織の乱れた姿を想像しながら乃亜のカラダを貪り続けた。


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