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沸き上がる復讐の炎

「ワタシも、あの二人と同じ目に遭わせるつもり?」

「ああそうだ。」

 乱雑に答えたのはルビーの態度が癪に障ったから。

 囚われの身でありながら余裕のある表情。

 赤らませる頬とフェイスガード越しの灰色の瞳からは恐怖を感じられない。

 だからこそ、俺の心の奥に潜む憎悪が激しく燃え上がる。

 今すぐにでも余裕を見せるこのオンナの表情を壊したい。

 感情の赴くまま、破壊された鎧を乱雑に剥ぎ取り、ランジェリーモードの姿を晒させる。

「あっん。」

 可愛らしい甘美を口にするルビー。

 だがその声は俺の耳には届いていない。

 ホルダーネックの競泳水着型ボディスーツを装着した、宙吊り状態のルビーのカラダに目を奪われていたからだ。

 綺麗で美しく魅力的なカラダ。

 雪のように白くシミ一つないきめ細かで透き通る肌。

 いつも猫背で服を着こんでいるから分からなかったが、沙織に負けず劣らずの巨乳に引き締まったクビレと形と肉付きのいい綺麗な尻。

 カラダのラインは全て美しい。

 黄金比と言っても差し支えはないだろう。

 凹凸がはっきりとした芸術的なカラダに俺はおもわず唾を飲み込んでしまった。

「ああ、見られてる。厭らしい視線が、ワタシに・・・。」

 ルビーの声はいつもとは全く違う。

 淫靡で情緒を揺さぶる色っぽいその声は俺の脳に直接刺激を与え、気が付けば彼女の豊満な胸を握りしめていた。

「あ、ああん。」

(ヤバい!)

 ルビーのカラダに触れた瞬間、衝撃が全身に走る。

(吸い付くような感触。はりがあって柔らかい。それに甘い匂い。凄い、凄すぎる。)

 語彙力を失うほど夢中となる俺。

 彼女には淫魔の血が流れているのではないかと勘繰ってしまう程の色気と妖艶なカラダに俺は血眼で無我夢中にルビーの揉み心地が良い乳肉の感触を楽しむ。

「あん、あん。あん。そ、そこ。」

「何だ、これがいいのか!」

「ああん。」

「何だよ!乱暴にされるのがそんなに好きなのか!」

 巨乳を乱暴に扱っているにも拘らずルビーの喘ぎ声には痛い感情は全く見受けられない。

 それどころか快楽に悶えていた。

「襲われているのに嬉しそうに喘ぐならお望み通りもっと痛めつけてやる!」

 複数のロープを発動させて、ルビーのカラダに巻き付いて締め付け。

同時に電流を流して彼女を痛めつける。

「あ~~~~!!!!!」

 悲鳴を上げるルビー。

 息絶え絶えになった所で双丘に吸盤を装着し、エネルギーを吸い取る。

「あん!ああ~~~~、ダメ・・・・。エネルギーが吸い取られてる。」

「ダメと言いながら随分可愛らしい声で喘いでいるぞ。気持ちいいのか?俺に虐められて。」

 おもっきし尻を叩くと、嬉しそうに鳴く。

「あん!」

「おいおい、ただのドMじゃないか!」

 興奮のあまり何度も乱暴に尻を叩く。

 その度に卑猥な声で鳴くルビー。

 その都度、吸盤が装着した双丘がプルンプルン揺れ、そこからエネルギーを吸収していく。


 その結果、彼女から大量のエネルギーを奪う事に成功した。

(凄い、ルビー一人で45%も回復した。)

 予想以上の成果にけたましい笑いが込み上げる。

「思った以上だったぞルビー・・・。」

 肩で息をして余韻を楽しむルビーの姿は妖美的で俺の興奮は収まらない。

「(まだだ。もっとだ、もっと彼女のカラダを味わいたい。最後まで・・・。)だが、これで終わりだと思うな。」

 完全に俺は彼女に魅了された。

 復讐や怒りなどどうでもいい。

 今は目の前にある彼女を貪り、犯し尽くしたい。

 とことん彼女を穢したい。

 このまま何処かに連れ去り、監禁して欲望のままに陵辱したい。

 そして最後は・・・・・・。

「まだ、するつもり、なの?」

 ようやく話せるようになったルビー。

 潤んだ瞳に蕩けた表情。

 いつもの彼女とは別人のようだ。

「ああ、とことん犯してやる。俺が飽きるまで永遠にな。」

 大きく目を見開き、そして嬉しそうに微笑むルビー。

 その表情は何を意味するのか?

 わからない。

 だがそんな事どうでもいい。

 今はルビーのカラダをもっと味わいたい、それだけだ。

「それはとても魅力的な提案・・・・。でも、今日はここまで。」

 次の瞬間、領域展開は強制解除。そしてシールダーの支配権も無くなる。

「なっ!(まさか、陵辱されている最中に主導権を取り戻したというのか?!)」

「リカバリー。」

 ルビーの全身に赤い粒子が集まり、仰々しい強固な鎧が復活。

「くそっ、今日はここまでか。」

 不利な状況に陥った事を察した俺は速やかに撤退。

 シールダーの追撃を何とか掻い潜り、逃げ延びる事に成功した。


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