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獣人プロジェクト

作者: 袖ヶ浦 淳之介

宜しく御願い申し上げます!

 獣人じゅあじんプロジェクトによって作り出された獣人は、完璧な兵器となるはずだった。  ひととしての感情を持たない獣人ならば、最強の兵器としての使い勝手は良好である筈だった。 獣人プロジェクトによって作り出された獣人は、喜怒哀楽の一切いっさいを感じはしない。   獣人プロジェクトによって作り出された獣人は、汚れきった魂の浄化の為に、救済の為に生み出された筈であった。 だから、獣人の能力はといえば、どちらかというと精神戦に強い方に特化していて、肉体的にはさしたる脅威とはなり得ず、実際、脆弱ぜいじゃくなものに過ぎなかった。戦時での兵器としての使用に特化していたが為に、倫理的にもクリアしていた。だが。獣人には問題があった。喜怒哀楽を感じるという機能がなければ、喜怒哀楽がなくなったのを喜んだり悲しんだりする為の喜怒哀楽もないのだ。よって、論理的に言って、士気があがらない。

御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!

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