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83 ラパン工房



 オレらがうろうろ寄り道している間にも、ヨウルは真面目に白玉用の雫石を『調律』していたらしい。偉い。

 しかも2つも。

 流石は年長者だ、頼りになる。これでノルマ達成だ。


 エンフィはさ、ほら、海の雫石を出してしまう申し子だから。

 出た先がまた海辺だったらしいよ。

 しかも0レベルでは割りとレアな魔物つきの。

 浜にぼとぼと落ちている姿は、そのまんまクリーチャー。

 うん。ナマコってキモいよな。味は美味しいらしいけど。

 佐藤さんがバケツに山盛りのそれを覗き込んでニコニコしていたから何事かと思ったわ。

 サイズが普通で本当によかった。これで超巨大とかだったら、通りすがりの人が腰を抜かすとこだった。

 ちなみにリアルのオレは『精神耐性』ないんだぜ?

 くわばら、くわばら。


 それらの魔石を一定数集めてたから時間が掛かったらしい。

 突ついてみた感じ、防御スキルしか持ってなくて初心者が訓練しやすいダンジョンが造れそうなのでキープだそう。

 よさそうなダンジョンは確保するに決まってるから仕方ないんだ。サボっていたわけじゃない。


「お前らはそーいうやつだよな」

 しかしヨウルは、真面目にやるつもりがあんのか、ああん?とばかりに藪睨みだ。うん、さーせん。


 2連続で荒野を出したヨウルはある意味持っている。


「すまん。目先の欲に負けた」

「野良ダンジョンは一期一会だからついな!」

 レイスのダンジョンで経験値を浴びながら皆で桃をムシャる。

 桃はご自由にどうぞとメモを貼って、食堂で籠に山盛りにしておいた、その残りだ。

 今はMPが完全回復するまでの待機中。

 休憩場がレイスのダンジョンなのは少しでも経験値を浴びておけという周りの心遣いだ。

 まあ落ち着けるかは別の話になってくるが、繊細なメンバーはここにいないんで構わないんじゃなかろうか。


「ハアッ!」

 素手でレイスを潰していく、先達の勇姿をごろうじろといったところ。

 皆さん人間辞めている。

 漫画とかのスタイリッシュ武術をリアルで再現しちゃうとか、どんな身体能力してんだこの人ら。

 ゲームで見慣れてなければビビるなこれは。


「しかし『魔力回路』かー。ゲームじゃ今は誰も持ってねーのにな」

 『魔力回路』は上級スキルだから仕方なくね?

 天然ものなら初期からもっている可能性ワンチャン。


「選りによってということだ。しかし、魔力か経験値かどちらかを雫石に捧げればいいということだろう?

 選択肢が増えただけだ。MPはなんだかんだと使うからな!」

 お得なのはMPだけど、0レベルで2000消費とかちょっとビックリする数字だ。

 1レベルだとどれだけ使うのか考えたくない。


「今さらながら、ダンジョンマスターのノウハウが欲しい」


「ゲームのトップダンマス貴族じゃん。聞きに行くのオレはパス。会話するだけで胃に穴が開きそう」


「正直そちらの付き合いまでは手が回らん。私もパスだ!」


「言い出しっぺだけどオレも駄目だな。うっかり政争に巻き込まれそうで。そちらのイベントまで今はこなす自信がない」

 あー。という顔をされてしまう。

 オレが問題児なわけじゃない。ゲームの仕様がそうなだけだ。


「うん、政府ちゃんったらさ、歩いているだけで容赦なくイベントぶちこんでくるから。地雷原には近寄らないのって大事」

 まだ初心者なヨウルですら、既にその手の洗礼を受けてるのか。


「西邑さん、搬入先が決まりましたんで移動をお願いします!」

 夜勤の事務員さんが声を掛けてくれる。


「あ、はーい。プレオープンは何処になりました?」


「南新宿冒険者ギルド予定地です。売店と白玉ダンジョンを先行オープンさせてそちらに注目を集めさせると」


「南新宿か、明治神宮の傍だな!」


「うへえ、めっちゃパワースポットじゃん。マジか」


 塔が建てられる場所に冒険者ギルド支店を造るんだよな?

 崩落止めを目的として。

 都心が崩落とか、やだ恐いわ。

 地元も心情的に無理だけど、人口が違う。

 これは、しっかりダンジョン詰めて基礎らにゃいかん。

 急募、ダンジョンマスター!な政府ちゃんの気持ちがわかった。






 ヨウルが出掛けた後、エンフィとそれぞれ2つずつ雫石を『調律』したところで、生欠伸を噛んでいたのがバレた。オレらは少し寝てこいと仮眠室に押し込まれる。


「後3時間したら起こしますから」

 サリーに未練ひく後ろ髪を断ち切られては仕方ない。

 社会人とバイトじゃ責任の重さが、違うよなあ。

 オレらが白玉ダンジョンを造りに行くのは、夜が明けてからになる。


 寝坊防止にゲーム機をセットして眠りについた。

 それで33日目だ。






 リビングには朝の光が差し込んでいる。


「おはよう」

 珍しくオレより早く、妹らが起き出していた。


「おはよう御座います、お兄さま」

 チェルが冷蔵庫の麦茶を注いでくれる。

 喉を通る冷たさに、目が覚めた。


「おはよ、おにい。何があったの?

 地震?テロ?」

 なにか重大なニュースと聞いて、地震が最初に出てくるあたり日本人な。


「いや、違う。事件があったのは外国だが、被害らしい被害は、転んで怪我した人しか出ていない」


「あら、よかった。でも、それで大騒ぎになるニュースでしたの?」


「お前たちは掲示板を覗かなかったのか?」


「それが、流言が飛び交っていて、どれも胡散臭いんですの」


「宇宙人の侵略があったとか、リアルにダンジョンが現れたとか、某国が新兵器を開発してそのブラフを撒いているとかなんやかんや」

 うん、玉石混合。


「それ、真ん中が合っているぞ」


「ひょ?」


「リアルにダンジョンが現れたそうだ。規格としては、3層くらいじゃないか?

 地元の学生が配信して、大騒ぎになっていたぞ。

 白玉や、野生のスライム種やキツネ系の魔物種が映っていた。

 安心しろ。撮影者は無事だ」

 これはヤバイと判断出来たのは、彼らが外国版『異界撹拌』プレイヤーだったからだ。彼らが直ぐに逃げ帰ってくれたおかげで、カメラも命も無事だった。

 ライブ映像は20分程度のものだったが、なんて言っても配信中に現地の軍人さんらが大勢で訪ねてくるのがハイライトだった。

 それで一気に信憑性が増し、あれよあれよトップニュースの扱いだ。


「日本の公式発表は7時からだと聞いた。それとサリーは、仕事が入ってもう起きるそうだ」

 オレら魔力尽きたら、リアルじゃやることないもん。そりゃあ、暇なら夜は寝ろってことにもなる。


「サリーさま、マスコミのかたでしたの?」


「残念。もっとお固い職業」


「あっ。ひょっとしてお役人ちゃん?」


「なんだダンジョンより、サリーのことに興味があるのか?」


「このタイミングで起きなきゃいけないお仕事とか、気になるよ普通。

 でも、ダンジョンって『異界撹拌』のものに近かったりするの?」

 肩を竦める。


「少なくともスライムは溶解液を出して、新品のバイクを溶かしてたな」

 あとはタイヤとかグリップとか。映像のスライムは金属は対応してない種類らしかった。専門分野に特化したやつ。スライムはそーゆーのも多い。


「ああ…その配信者さん、スライム嫌いになりそうですわね」


 そこで来訪を知らせるベルが鳴る。

 詳しい話はまた後だ。






「おはよう。中日に寝るのは今までになかったが、体の不調ではないんだな?」


「はい、元気です」

 朝から教官に『診断』を受けた。

 オレみたいな無資格じゃなくて、専門家の『鑑定』は、見える情報の濃さが違うものなのだろう。

 じっくり眺めてから、よしと頷く。


「それならよし。チビッ子たちの朝飯がどうなるか不安だから早めに来たが、問題なくてなによりだ」

 ご心配をかけまして。

 冷蔵庫やパントリーに物はあっても、保護者がいない食卓は教官的にアウトなんだろう。

 いつもお世話になっています。


「そうだ。ヨウルはまだ寝ているみたいだが、エンフィは起きていたぞ」


「わかりました。それならルートも安心したでしょうね。

 教官、皆で朝食にしませんか?

 ナノハナで名物料理を仕入れて来たんです」

 プレイヤーの混乱はこちらの人にどう受け止められてるんだろう。

 その辺のところも、聞いておきたいな。

 まあ、1日目だし、そう問題が起こることはないのだろうけど一応は。

 妹らと一緒にモーニングしてくれるつもりなら、教官も朝はまだだろうと誘っておく。






「すみません!

 ダンジョンマスターになるのは、どうしたらいいですか?」

 朝食の後、情報を拾いにギルドに顔を出したら、プレイヤーに声を掛けられた。

 どこかで見た顔、というか鎧だ。

 アメコミチックな真緑のスケイルメイルにカウボーイハット。この手の鎧はプレイヤーだろ。

 …ああ、そうか。星砕きの時の人か。機を見るに敏だな。


「新進気鋭の冒険者がダンジョンマスターに興味を示してくれるのは、嬉しいな。

 ただ雫石の『加工』は膨大な魔力が必要になってくる。

 もし、本気で目指してくれるのであれば、『加工』を入れる前に魔力を伸ばしたりコントロールを助けてくれるスキルを先に詰んでおくのをお勧めしたい。

 メモリが重いスキルばかりだから、発動体での自力習得を目指すといいな。

 『加工』はとにかく習熟しにくいスキルで、茨の道だ。どうか諦めないでくれ。

 …冒険者なら、情報拡散の伝手はあるか?」


「あ!あります。広めてもいいですか?!」


「勿論。個人的に役に立ったスキルは『魔力の心得』『チャクラ』『MP回復』。

 持っていないがあるといいなと思うスキルは『魔力回路』『魔力循環』だ。今のところだが参考までに。

 お役に立てただろうか?」


「はい!いきなり不躾で、すみませんっした!ありがとう御座います!」

 がばっと頭を深く下げて、その勢いのままダッシュで逃げられてしまった。


 わたし怖いダンジョンマスターじゃないよ?

 フレンド登録お願いしようと思ったのに逃げられた。


「失敗しました。世間話からしていれば、良かったですね」


「昇殿資格がない冒険者がダンジョンマスターに話しかけるのは敷居が高いからな。

 空気が読めてねえが、やる気があるのはいいことだ。

 雫石の『加工』に届かなくても、魔石を『精製』して貰えりゃ、色んな付与品が手にはいりやすくなる。

 冒険者は引退すると肥るから、引退までに余る魔力の使い道を考えて生産スキルを取っておくと、女房にずっといい顔が見せられるんだぜ?」

 はい、大きな声で解説どうもです。

 若手冒険者はへーって態度だし、その何人かは見えないキーボードを叩いている素振りがある。


「そういや、『魔力循環』や『魔力回路』が欲しいのか?」


「魔力系のスキルは欲しいです。付与品で頑張って、どうしても取れなかったらスキル石を使うつもりでした。

 今日は依頼前にギルドに取扱店を聞こうかな、と」


「サリアータには魔法スキル専用の発動体専門店はないからなあ。取り寄せになっちまうかもだ。

 お前さんが欲しがるなら、他のやつらもそうだろうし注文しとくか」

 田舎だもんね。一応はエンチャントアクセの専門店があるだけ御の字よ。

 うちや白玉ダンジョンの売店じゃ生活スキルのを置いてあるだけだけど、専門店は人気スキルを優先して幅広く置いてある。そうなると取りこぼしも増えてしまうわけだ。



「お待たせしました。在庫があるようです」

 ラパン工房の直営店は輸入品も扱っているそう。

 ギルドの人が確認に走ってくれた。


「ありがとう。それではこの後に行ってみる」

 受付の相談ブースは、小会議が出来るようにパーティションで区切られている。

 官営ダンジョンの飽和のことで、と話しかけたら押し込まれてしまった。

 エンチャントアクセのことは余談だ。


「それでボーイスカウトの派遣は継続させて頂けるのでしょうか?」

 受付のお姉さんの目がギラついていた。

 美人に隈が。

 ここにも夜にきちんと寝ていない人がいる。


「そちらはグッドマン卿とオルレアに話を通してくれ。

 しかし、あの子たちのギルドでの様子は気になるな」

 どんなもんよ?

 心配だわ。


「少しやんちゃすぎる子もいますが、流石は犬族の子たちですね。集団行動を弁えていますし、事前に訓練をしてきてくれてあるので適正レベルの狩りは安定しています。

 子供たちに頼るのは忸怩たるものがありますが、背に腹はかえられません。

 今はひとりでも多くの冒険者が必要なので」


「無茶をさせるつもりはないが、経験を積むのは良いことだ。

 こちらでも注意を払うだろうが、そちらでも問題ないか見守ってやってほしい」

 だってグッドマン卿ら、スパルタっぽいんだもん。犬族がまた、なまじ肉体ポテンシャル高いものだから、問題が起きそうで起きない感じ。

 うん。見守りの目は、多い方がいいと思う。


「はい。医務系の『鑑定』持ちが作業終わりに毎回チェックさせていただいています。

 小さな怪我に気付いていない子も中にはいますから」

 ああ、楽しくてテンション上がっちゃったのかー。


「よしなに頼む」

 ほんと、よろしく。

 犬族の子育て腕白なんでドキドキする。






 過密ダンジョンの情報を仕入れギルドを出たら、まだ店が開く時間じゃないのでダンジョンの沸き潰しをした。


 その後に寄ったラパン工房では、『精製』した魔石の取り引きをしてみる。

 功績ポイントがつかないかわりに、3割ほどギルド売りより値が高い。この辺は好みで卸し先を選べるっほい。

 金が欲しいなら直接取り引き。

 功績ポイントを稼ぎたいならギルドだな。


「このところ精石の供給が増えて助かります。

 エンチャンターや、宝飾職人はいいのを揃えている自信がありますが、精石ばかりは賄いきれませんから」

 御店主は愛想良く、『魔力回路』と『魔力循環』がついたアクセサリを出してくれる。

 オレらが作る工業品じゃなくて、ロット番号の入ったやつだ。

 両方ともペンダントトップの形式だが、それぞれに沿ったデザインの専用チェーンがついている。

 『魔力循環』が満月と海のタリスマン。

 『魔力回路』は四角の枠を斜めに重ねた中に、魔石を挿入している。

 それらを先ず買い求めてから、店の品を物色した。


 孔雀の羽がついたピンブローチに、戦闘用のティアラ。絵画のような七宝焼。


 煌びやかな宝飾品は、ざっと見るぶんには眼福だ。自分では現世利益がない限り、選んだりしない物も多いけど。


「もしよろしければ、デザイン帖の販売もしておりますよ」

 勧められるままに、そちらも購入。

 ほうほう。個人使用はオーケーだけど、販売するならパテント料がかかるデザインね。把握。


「ついでにエンチャント済の石を見せて貰いたい」


「はい、はい。よろしいですよ。是非見ていってくださいまし」

 いい笑顔だな。御店主。

 よほど、石が好きなんだろう。

 タイを締めたきちんとした身なりで物販に出てきてくれたけどさ、この御店主。指先が曲がった職人の手をしている。






 店を出て、教官と2人そぞろ歩く。

 ウィングブーツには慣れたいけど、あまり使うと足が弱りそうだ。

 ランニングを増やそうと心に決める。


「TRPGでスキル一覧は見ましたけど、実際に品を見ると刺激されますね」

 物欲が。


 石は全種ひとつずつ欲しいとこだったが自重して買い物をした。

 特に肉体ブーストが掛かるスキルは未成年禁止だ。未熟な体で使うと、よろしくないスキルの筆頭である。

 攻撃系スキルは使用するには保護者がいるし、お色気系スキルも未成年者には売って貰えなかった。当然だ。


 しかし、そのくせ避妊スキルをエンチャントしたアクセは、身を守るためにと強く勧められた。

 薄いスキンを全身に張って、空気は通しても液体は遮るやつだ。

 ははん、これはハニトラ対策。そう思うだろ?

 全く違った。


 エロ触手対策だった。


 すごいパワーワードを出してしまって申し訳ない。が、重要なことだ。お許しあれ。

 なにせどこの世界にも、困ったマッドサイエンティストがいるものだ。

 そんなどこぞの誰かさんが界の狭間に放流した、様々なエロ触手が野良ダンジョンで繁茂していることも、それなりよくあることだったりする。


 そーいうスキンで身を守らにゃいかん羽目にリュアルテくんは遇わせたくないな。保身の為に買ったけど。


 これさ、ゲームならまだいいけどリアルの脅威でもあるんだぜ。怖かない?


 そう。よりによって、エロ触手を界の狭間に放流してくれやがったんだぞ、マッドサイエンティスト!

 しかもそれが1人や2人の犯行で済まないのは確定している。


 勘弁して。

 界の狭間を弄れるのって、基本ダンジョンマスターぐらいなものなんですけどねえ?

 同輩の仕出かしに肩身が狭い。


「身を守るスキルから覚えようとしてくれると、こちらとしては安心だ」


「攻撃スキルは『サンダー』と『アイスピラー』で間に合ってますし。そちらの習熟もまだなので」

 攻撃だけは特化させて、他のスキルは広く浅く取りたい所存。

 戦闘時は小まめに発動体の付け替えが難しいこともあるかもだし、決まったものをつけっぱなしにしておくつもり。

 買ったのは生産系のをメインに幾つかだ。

 なにせ、どのスキルがリアルに出るかわからん御神籤状態だ。1通りは試しておきたい。


 しかしエロ触手。前世で始めて遭遇した時はゲームだと思ってたから配信している政府ちゃんの正気を疑ったっけ。


 換金性の高い獲物であるのがなんともはや。

 認可のない店で触手を売買するのは違法なんだぜ?

 つまり安全が確認された触手は合法である。


 人って業が深いね。本当に。

 



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