281 魔法使いコンプリート
駅が繋がれば、巨大な河もひとっ飛びだ。
夕方。野良ダンジョンから出てきたら、なにもなかった野外広場が物品倉庫に様変わりしていた。
隔壁になる予定のブロックが山と積まれ、四角い巨大なオブジェになっていた。
それが夕日に照らされて地面に長い影を引き、今しか見られないような奇景を造る。
このブロックの群れは明日の朝にはまた運ばれて、綺麗に捌けてしまうのだ。
船舶を動かすのに使われた魔石消費量。その内実を知ってゾゾゾと総毛立ったばかりだ。改めて駅のチートを実感する。
駅も地脈の魔力を消費するから、とりたてエコなわけではない。
しかし地脈溜まりの解消はやらなくちゃいけないことだ。
使うのはそっちを優先して使い勝手のいい魔石はキープしておきたいな、と。
船魔力炉の魔石バカ喰い。あのモンスターぶりは、実験機だから許される贅沢だ。
実用には無理がある。
勿体ないというより恐怖だった。
ホント甲殻人は、湯水のように魔石を使う。信じられない。
そして信じられないといえばもうひとつ。人力でこれら石材が全て運ばれてきたその事実だ。
夕日を見る目が遠くなろうというもの。
異世界人、異文明の理不尽ぶりには常識がクラッシュされっばなしだ。
詳しく聞けば車の概念がないわけではないらしいのに、研究用や儀礼用でしか使われてないんだもんなー。
甲殻人にとって『体内倉庫』は、イケてる大人の嗜みだ。
そして走ることを好む彼らにとって、運送業は人気の職。
荷物は『体内倉庫』で軽トラ保証。バイク並みの機動力があって、走ることが種族的な娯楽ならそりゃあ需要と供給的にも移動手段は発達しない。
頭で理屈はわかるにせよ【甲殻人、なにがどうしてそうなった…?】と、今日この時みたいに感情を上手く飲み込めないこともしばしばだ。
走るのが嫌いな甲殻人って、溺れる魚のような存在なんだろうか。
ホープランプでは保有技術の高さに反して、乗り物の発達が疎かにされるきらいがある。そのくせ船といえば宇宙船なのがてんでちぐはぐ。
文明発達の過程技術が断絶しているが見えて、どうも座りが悪かった。
海洋進出をほぼしてこなかった彼らだ。船という存在は過去王朝の縁で、技術や伝統の維持でしかないというのが、こちらからすると無性に、そう……勿体なく思えてしまうのかな。
それで社会が回っているんだから、余計なお世話なんだけどさ。
甲殻人も昭和世界でフェリーやタンクローリーを見て、ポカンと宇宙猫になっていたからこの辺りはきっとお相子だ。
異文化凄い!ってなったり、なんでコレ?と首を傾げたくなるのは。
そういや、船から降りた後で気付いた。
宇宙船レプリカってことは彼らにとって王族の御座船がモデルっていうことじゃん?じゃんじゃん!
貴賓室。道理で採算度外視なゴージャスさだったわけだ!怖いよ!
くっ。いい経験をさせてもらえたと、喜ぶ大人の対応が取れていたら良かったのにな。
サリーならきっとそうする。
その心境に至るまでの経験値が足りてない!
「船に乗って思ったのだが、あなたたちは海に出たいとは思わなかったのか?」
夕焼けの道すがら。ちょい疑問だったので帰り道で合流してきた夏草少佐に聞いてみる。
だだっ広い大陸にいるのに、都市に密集して暮らす彼らだ。
海を探検したいって気にはならんかったのだろうか?
「私どもの遠征は、常に食糧問題がついてまわりますから。
特に東方近海の魚は食用に適さない毒魚の楽園だったこともあります。
我らはカナヅチですし、【海に出たら帰ってこれない】。そんな印象が強いですね」
ああ、よく食うから甲殻人。
夏草小佐の言葉通り近海の魚はクサフグのように、煮ても焼いても食えないタイプの毒持ちがいっぱいいるって聞いたことある。
生まれた時からそうなのだから彼らにとっては当たり前かもしれないけど、毒魚が海の覇権を握るのは悲しい。
海水魚を食えないとか、日本人ならしょんぼりしてしまう。
だけどそうか。魔力毒だけじゃなく生物毒、鉱毒にも『解毒』は有効でお役立ちだけども、毒でダメージを受けた体自体は修復してくれるわけじゃないもんな……。
内臓が傷つけられると兎に角ヤバい。
強い痛みを堪えながら神経の使う『診断』と『治癒』を頑張れとか凡夫には無理難題だ。
『毒耐性』のフォローの範囲は魔力毒だけということもある。
毒は基本、食らわないことに限るのだ。
「我ら兵団の活動におきましても食糧を生産する都市部から長期に渡って離れるのは、強いストレスです。
遠征は余裕を持って行動したいので、小異界を内包している妖精たちの着任は外回りの部隊には特に歓迎されておりますよ」
夏草小佐の言葉を山霧少尉が補足する。
腹が減ると動けなくなるのはオレも一緒だ。MPの回復維持にカロリーをガンガン使う。
地球の大航海時代が成立したのって魔力を使えなかった時代の地球人が、省エネでコストパフォーマンスに優れていたから長旅に適していた。そんな理由もありそうだ。
となると人を養う農業や科学の発達の前に野良ダンジョンが生えてたら、地球の人口は今よりずっと少なかったかもだ。
ロケットの到来時期によっては魔力文明が便利過ぎて、大量生産って概念が育たなそうでもある。
……あ。ヨーロッパは魔女狩りとかあったっけか。
科学と宗教は相性悪いけど、魔法と宗教は倍率DON!だ。
複雑怪奇な欧州事情が更に混迷を深めていたに違いない。
うーん、歴史のifよ。こーいう思考実験は鹿山くんが好きだったなあ。
ヨコハマに戻った夜は、新しくジョブに治癒士を入れた。
腕をグルグル回してみるが、違和感ないのが違和感だ。んー?
99で伸び悩んでいたジョブの魔法使いだったが、草刈りをしている間のチリツモで本日めでたくレベル100のカンストをした。
またオレは強敵との熾烈なバトルもなく、地味なジョブコンプリートをしてしまった。いいけどさ。
95からは伸びなくて経験値バキュームだったよ。魔法使いジョブ。
なんでもジョブは人によって伸びやすい、伸びにくいがあるそうだ。
オレは魔力量が多いからカンストが遅かったクチになる。
基礎3職の魔法使いは、MP0の素人を魔法使いに変生させる受け皿のジョブだ。
レベル100の坂を上るうちに魔力に耐える体を整えてくれるので、生来の魔力が多いほどジョブに経験値も吸われるそう。反対かと思ってた。
レベル上限の低い見習い冒険者はトントン拍子でコンプリートしていたから余計に重かった感覚だ。
基礎3職は経験値テーブルが軽いと聞く。
ふふ。今でこれだと、上位ジョブの経験値テーブルが恐ろしくなるな…?
ちなみにたつみお嬢さんの盾士レベルは未だラッキー7である。笑えよ。
だからというわけでもないだろうが、魔法使いはジョブボーナスがウマウマだった。
オレみたいに魔力が潤沢だと+100MP特典はお小遣い感覚になってしまうが、基礎MPの1割増しが強い。
MPは3割を切ると不味いものだが、魔法使いのMP1割増しの特典は、ジョブをコンプリートするとそれプラス下限の2割もフォローするように成長した。
9割魔力が減っても体調不良が起き辛くなる。
さあ、これから大魔法を使う準備が整ったぞ、という趣だ。
後はゲームでは称号欄だったところに【魔法使い】と書き込まれた。
現実だと初めての称号だ。ソワリとする。
椀飯振舞されていたゲームの称号。あれはあれでいいものだがジョブレベル上限までカンストしないと書き込まれないのは、なんだか本物の称号っぽくて無性に嬉しい。
見習い冒険者がコンプリートした時は、称号がつかなかったこともある。
一人前になったようで感慨深い。
……あっ。
見習いがついていているジョブのコンプは称号がつくようなことじゃありませんか、そうですか。
確信した!
上位ジョブがあるだろ、貴様ァ!見習い冒険者!
冒険者の称号なんて、めちゃ欲しいんだが?!
無かったら泣くね!
ゲームでは職業選択に悩む自由があるけれど、遭難事故ったリアルのオレにはそんなものなかった。なので治癒士に就任だ。
日ホプ両政府ちゃんの意向として、オレはひたすら自己の生存性を高めることを求められている。
野良ダンジョンに潜るなら状態異常対策してくれ、他のジョブ、スキルを入れるのは二の次と大の大人に拝み倒されてしまいましたことよ。
特にうちの政府ちゃんの圧しがいつになく強い。情に訴え、ぐいぐい来る。
はい。いつもご心配をお掛けしております。
わたくしは基礎3職は、全部取るつもりです。余計な一言挟みましたが、異論はないです。本当です!
ポロっと【職業選択の云々が】そんなジョークを飛ばしたら向こうで騒ぎを起こしてしまったらしい。筆が滑った。反省だ。
ゴメンヨー。悪気はなかったんだ。
『ヒール』や『治癒』、『診断』等、スキル被りをしているオレが治癒士のジョブ就任に掛かったメモリは約4000足らず。
広い範囲の耐性のカバーと、『解毒』がついてこれはお得…………お得かな?
『造水』やら『洗浄』あたりも、魔法使いと共通スキルだ。
そこら辺は納得のラインナップだけど、治癒士にはひとつ疑問がある。
デバフ解除の『ディスペル』ないんだよな。治癒士って。
片手落ちじゃん?
んー。治癒士って本格的な『治癒』に必要そうな『魔力循環』もなかったりするから、お医者じゃなくて実質は看護士ポジなのかもな。
日本の医科よろしく上級職で専門医にわけられてそう。
「ジョブストーンを入れて、どうだい?」
石を入れた負荷があるからもう休め、魔力は使うなと自宅に戻されたら、手作りアイスを携えて仕事帰りの檀さんが顔を出してくれた。
暇を持て余していたので、ふくよかな姿に後光が射して見える。
わーい、アイスだ。
卵の流通が始まったばかりなので、アイスはパティシエ品か手作りのものしかまだないのだ。
諸手を上げて歓迎してしまう。
「あー。ジョブは4つ目だから慣れたっぽいです。
ただ、そうすると暇なだけで」
こんな隙間時間は端末のアプリが恋しくなる。
パズルゲーム、GM配信しないかなあ。
ゴロゴロしながらポチポチやりたい。
「あっちの友だちもそうだったけど。エルブルト系って、魔力の負荷に心底タフだね。
熱は出てない、平気かな?」
だからアイスのおみやなのか。
「最初のうちはスキル石でも入れるとポカポカはしましたよ。
あ。オレが頑丈なのは魔法使いをコンプリートしたからかもしれません。
今回のジョブストーンの挿入は、なんかするっといきました。
明日の予定も変えないで済みそうです」
「なんだかシステムが最低保証してくれる以上の効果があるような感覚があるよね。ジョブとスキルたちにはさ。
種族や個人差があるから、説明書に載せられないのかな?
実際にはもっと上げ幅があるよ。
そういうものを入れたのだから、無理は禁物だ」
そうなのか、と。ちらりとトウヒさんを見たが、ニコニコ笑顔で無言である。
GMは体を間借りしているトウヒさんが囲まれたりしないよう、リアルじゃ副GMに任命した人以外には極力顔出してない思慮深さなのだ。
そしてトウヒさん伝にネタバレをしてくる時としてくれない時がある。今回は後者だ。
となるとリアルのプレイヤーたちに理不尽なことは起こらんな。よし。
改めて考えてみるが、檀さんに言われてみれば『サンダー』や『チャクラ』、そして『骨格強化』あたりにチラホラと心当たりがある。
今回、治癒士のジョブストーンを入れた時も、違和感なく骨格に収納された。
いや、元々オレが『精製』した石を使ったんで親和性はあるんだろうけどさ。それにしてもかつてなかったスムーズさだ。
「流士くんには、つい頼ってしまっているよね。
いつも忙しくしているようだけど、きつくなる前にお休みしたっていいんだよ?
いい年したおじさんだって、家の中ではぐーたらしてるんだからさ」
それを言いに来てくれたのか檀さんは。
とーさんより若いのに、これが大人の包容力……!
「これからダンマスが増えるだろうから、忙しいのは今だけかなって。
それに飲食店を経営している人の方が、きっと労働時間はブラックですよ?」
「君ほどMPを使ってなければそうかもね。
そこそこ魔力が多めの僕程度で、生まれてこの方一度も落ちたことのなかった腹肉が1月で5キロも痩せるんだよ?
むしろ食事はすごーく増えているのにさ。自分でも少しヤバいなと思うくらいに」
ストレス解消で食い気に走るのは、ダンジョン通いしている分には好循環でいいと思われ。
「ホープランプの食事が美味しすぎるのがいけませんよね!」
「………美味しいよねえ。小麦粉と油が違うよあれ。シンプルなシュガーパイとか魔性だよ」
檀さんはオレの下手な誤魔化しに苦笑する。仕方ないなと、乗ってくれた。
でも明日も野良ダンジョンの散歩だから!
すごく楽しみにしてたから!
休むのはその後がいいなーって!
「しかしそうか。ダンジョンマスターさんの立場からすると、同僚は増えると思うのか」
んん?
そうだよ?
「増えますよー。ゲームの本配信が始まってまだ1年も経っていないんですよ?」
これから日本では民間のプレイヤーがどんどん出てきて、冒険者人口が増える。
その中にはメモリ増設や若さ、健康目的、様々な理由から転生を目指すものも多いだろう。
オレは人の欲望を信頼している。
錬金術士系の魔法使いが増えれば、なにかと使い勝手のいい『加工』に手を伸ばす者も絶対に増える。
上手くいけば数年後にはダンマスは【難しいけど、珍しくはない】専門職あたりに収まるはずだ。
オレの価値は現状こそ高騰してるが、日ホプが繋がれば下落する。
むしろこのボーナスチャンスに、それまでにどこまで人材を引っ張られるかだな。
帰る目処がつく頃には、管理ダンジョンが日本中に増えてる計算だ。
そしたらうちの地元のダンジョン、言いたくないが過疎ってそう。
ダンジョンの他になにもない環境は集客が弱いって、社会経験が薄っぺらいオレでもわかる。
ネームバリューがあるうちにホプさんたちとコネをコネコネしたいのに、微妙に壁が厚いのが悩みどころだったりする。
難しいね。
昭和世界。2月5日はアドレス交換をした小鬼会で野良パである。やったー!
「今日は集まってくれて、ありがとな!
ボーナスクエストが発令されたんで、目的は檜のトレント狩りだ!
主催として『サンダー』と『伐採』の発動体を確保してあるぞ!
使いたいヤツは貸し出すからな!
それと小鬼衣裳以外の参加者たちは『体内倉庫』持ちの生産職だ。
荷運びとして働くから、皆も経験値の献上に協力してくれ!」
主宰は豆撒き会場で、囲まれボコにされていた元青小鬼のにーさんである。
人を集める徳があると狙われるのかね?
闊達な指示に好意を抱く。
わーい。レイドで野良パだ。誘ってくれてありがとー!
《おっ。ハーレム主人公くんじゃん》
《相変わらず女の子たちに囲まれとりますな》
《へー?全員【お友だち】。そうか、そうか》
《なんて分かりやすく男の敵》
《せやかて男子高校生ぐらいなら、男友だちと遊ぶほうが楽しいまである》
《学校・部活・ダン活したら、暇な時間なんてちっともないよ。むしろよくやっている》
《キラキラの青少年グループが、斧を担いでいるのが草》
「うーっす!」
「初手『サンダー』は鉄板だよなー」
「よし、前衛は全員集合!振り分けするぞ!生産組と1対1な!」
無尽蔵に使えるトレント資源を財源に、森の保全活動しているのは昭和政府ちゃんのロケット知識チートである。
外からやってきた佳いものを自分好みに魔改造するのは、昭和政府ちゃんもオレらっぽい。
これは豆知識だが、リアルの高度成長期には木材の需要が増えたことから、他の木々は打ち払われて成長の早い杉や檜の植林がされたそうだ。
しかし針葉樹はドングリの木などの広葉樹に比べ、山野の保水力が低いとのこと。
刮目せよ!
トレント狩りは明日の日本の水源を守る活動かつ、昭和世界の国民病に杉、ヒノキの花粉症は生まれさせない予防策でもあるわけなのだ!
……いや、植えっぱなしで放置されている杉山ってあるよな……。
うちの近所にもあるくらいだから、本当に全国区で植えられたんだな杉の木って。
「おはよー、宜しくねえ。あれ。……ねえ君。夜店回りの時にさ、佳苗先輩といた子だよね?
鶴ちゃんの友だちの」
本日の相方にまじまじ顔を覗き込まれる。彼女、鶴ちゃんの部活の先輩かな?
会ったことあるっぽいけど、誰なんだろ。
女子は化粧のオンオフで覿面にわからなくなる。
あやうく初めましてと挨拶するとこだった。
「はい、お姉さま。鶴さまとは転校してからこのかた、親しくさせて頂いてますのよ」
返事をしたら、わっと他のお姉さんたちに囲まれる。
おおう?
「やっぱり君が噂の姫ちゃんか!」
「なるほど、金髪。
私たち、部活の拘束時間が長いから、どーしてもメンバーで固まりがちになるんだよ。鶴ちゃんとは、ずっと仲良くしてあげてね!」
「夜店は誘ってくれてありがと。前衛のコネは多いほど嬉しい!」
「こちらこそ、お疲れのところ協力して頂いて」
この場の裁縫クラブの人の何人かはヘロヘロなまま夜店に来て、最後まで乗り切った後は悉く討ち死にした人がいるんだろう。
その事にハッと気付いて、頭を下げる。
花ちゃん伝いで聞いたが、鶴ちゃんなんて昨日今日と爆睡だそう。
うっかりと気軽に頼んで申し訳ないことをしていた。
「ううん、頼ってくれて嬉しかったよ。頼ってもらえなきゃ頼れないし。
やー。うちら女子と中村…あそこの青の小鬼やってたヤツね、知ってるかもだけど裁縫クラブのメンバーなんだよ。
生産メインにしていると、ダンジョン通いはどーしても寄生になるからさー。前衛には恩返ししたいよねって」
荷運びしてくれるなら充分なのでは?
《鶴ちゃん、部活の先輩に愛されてんのな》
《モテ男はクラブの黒一点だったか》
《うんにゃ、裁縫クラブには男もおるぞ。小鬼に選ばれるようなタフネス者が少ないだけ》
《バトルドレス職人を目指すなら男が有利だもんな》
《レベル上げれば関係なくない?》
《女は出産がハンデだろ。俺らも甲殻人みたく卵生だったらも少し楽だったんだろうけど》
《我、男→女のTS者。子どもは欲しいが結婚したくないアバターに影響されて、戸惑うものなり。
女さんってそんなに結婚したくねえですの?(´゜ω゜`)》
《そんなことはないが、気持ちはわかる》
《子どもは産みたくないかなー。相手が産んでくれるなら結婚したい。
ジットシテイルノ(´・c_・`)クツウ》
《むしろリアルで離婚されないか不安かな!》
《それな。相方には色々申し訳ない……。・゜・(●´Д`●)・゜・ゴメンヨー!》
《アウチ!》
《既婚者子持ちな俺らはドンマイ…!》
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