246 海老で鯛を釣りたい
「毎度ありー。ポイントカードもどうぞっす」
いるかどうかを聞く前に、カードにポンポンと判子を押される。
渡された厚紙は2つ折りになっていて、裏面は店の住所が載っていた。
《ポイントカード、手作り感ある》
《今となっては珍しい》
《個人店なら現役だよ》
《いや、ガリ版印刷されてるのが》
《あ!ガリ版、知ってる!配られた学校のプリントとかのだ!》
《そう、それ》
《このゲームで初めて見る子もいるんだろーなー》
「まあ、ありがとう御座います。お店にもそのうち伺わせて頂きますわね」
蚤の市ではインゴットの他にも素材屋で、無地の色布10反と種抜きした状態の代々コットンを仕入れた。
いそいそと大袋を5つ『体内倉庫』に仕舞う。
綿から糸を紡ぐ該当スキルは、前回の提灯作りでオレ本体から逆輸入が起きた。
なので『糸紡ぎ』は、たつみお嬢さんも修得している。
『体内倉庫』を活用したスキル修行兼、魔力回路訓練がはっじまるよー。
夜時間はおばちゃまや明里ちゃんとお喋りしながら縫い物をしたりする。木綿や糸はいくらあっても困らないのだ。
絹やリネン、羊毛を紡ぐのはしち面倒くさい下準備がいる。だから億劫で…いやいや、そんな。げふんげふん。
……そう!慣れないうちは手順がシンプルなものから練習するべき、そうだよな!
代々コットンは金属糸と撚って刺繍糸にし、布に刺すことで『陣形』を発揮する。
『陣形』を刺した布は、アクセサリと喧嘩しないので使い勝手が楽でいい。
これは名刺代わり、ちょっとした礼品にも使うつもりだ。
魔力を通せば『洗浄』が掛かる手拭いとか、いくらあってもいいもんな?
陣の上にキャラメル箱サイズの魔石ポータブルを置けば、魔力なしでももちろん使える。
魔石ポータブル機は、簡易タイプのビリビリ棒の中にも仕込まれているアレだ。魔力電池。
これらの小型のポータブルは常時発動型の付与具とは相性悪くて、内蔵魔力をどんどん使い果たしてしまう。しかし単発付与具なら使いようだ。
数ある『体内倉庫』活用術から、布製品取扱いを選んだのには訳がある。
島の女学生向けに、お得な裁縫納品クエストがあるのだ。
【新人お針子さん、応援キャンペーン!
私たちが一針一針、心を込めて刺しました!
応援よろしくお願いします!】
そんな感じでクエスト割高分が回収される。
看板に偽りはなくても、これに引っ掛かる男って阿呆だよな。オレを含めて。
当然、島外向けには島の企業が製造している小型ポータブルも売れることとなるわけだ。
クエストを纏めているオノゴロ島の村長さんも、なかなかのやり手だ。
……………実は、というとだな。これらは無暗に魔力を消費したい乙女心、その言い訳作りの一環だ。
実はうちのたつみお嬢さんは、自分の太ももが太いのではないかと、内心こっそり気にしている。
まあ、うん。
島の女子の間では魔力を使って痩せる、魔力ダイエットが流行っているのだ。
たつみお嬢さんも恥ずかしながらのエントリーだ。
うちのお嬢さんは脚に自信がないものだからスカートは膝下まであるものを選びたがるし、パンツ類はゆったりしたジャージのようなもの以外は履くのを躊躇うのだ。
こうして痩せたいと感じることはなかったから新鮮だ。
男と女の間には溝がある。
中の人的にはむっちりした太ももも、健やかで大変よろしいと思うがたつみお嬢さんはアウトらしい。
なんでだろうな?
女心はよくわからん。
お腹周りはぺたんこだし、お肉はパワーだ。
もう少し…こう、ムニっと油断していてもいいくらいなのに。
たつみお嬢さんのようなパーフェクト健康美ボディの主でもダイエットに興味津々なんて、乙女たちはどれだけ痩せたいんだろう?
どうも彼女的には鶴ちゃんのような、少年めいてすらりとした体型が理想の様子だ。
たつみお嬢さんは体を動かしても痩せる気配はないので、『体内倉庫』で魔力を使うカロリー消費にわくわく期待を寄せている。
食事を減らせば一発じゃん?
そう突っ込まれそうだが、そっちはオレがノーサンキューだ。
少食なのに成功している冒険者なんて一握り。仙人への修験は修羅の道だ。
五穀を断ち、いずれは霞を食って生きるとかなんてやってられるか。
オレはもっと歩きやすい道を歩きたい。
「あら、手袋」
布や小物のエリアを散策していた足が引き寄せられる。
どうしようか。今は借り物で賄っているけど、手袋は専用のものが早めに欲しい。
「手袋くらいなら新品も買えるか」
寄るかどうか迷っているうちに、先ほど欲しがった靴はピンキリのピンで、一敗を記した茉莉花くんも引っ掛かる。
うーん。靴に比べたら安いけど、質のいいものは手袋もそれなりのお値段だ。
……リュアルテくんたち、贅沢に育てられていたんだな。
こうしてそこそこの品の価格帯を知ると震えてくる。
「そうね。あった方がいいわね。あなたたちの手は華奢ですもの」
《茉莉花くんはそうかもね?》
《俺らが単にゴツいのでは?》
《タコだらけの歪んだ手を華奢とか言われると困惑する》
「ステファニーちゃん、防寒用の手袋あるよ。毛糸のモコモコ!」
「アタシのサイズもあるかしら?」
「ありますよ!」
店員さんは白い歯を覗かせ、まかせろとばかり。己が胸を叩いて見せる。
《よし、この店は覚えとこ》
《装甲が白いうちは、選ぶ小物がいつも同じ色にならんでいいよね》
《ビビッドカラーな甲殻だとどうしてもなあ》
「試着してもよろしくて?」
小さな屋台には『耐熱』、『耐酸』、『耐磨耗』とタグがつけられた手袋が、ところ狭しと吊られている。
琴線に触れたのは、茶色い厚手の革手袋だ。武具を握りやすいよう、手の内側に滑り止めがついている。
「もちろん、ご自由にどうぞ!」
許可を得て嵌めてみる。
ドライバー用の白手袋を下に嵌めると、男性用のMサイズがぴったりだった。
きゅっと握ると内側は滑らず、手の甲は厚めの素材で保護している。
これは買いだ。
……さようなら8人の聖徳太子さん!
「清水寺を詣でてしまいましたわ」
インゴットの量り売りや素材屋は冒険者ギルドと提携してたんで冒険者カードが使えた。
現ナマで円決済になると、覚悟がいる。
「姫さんなら高いもの買うのに慣れてんじゃねえの?」
茉莉花くんは、ダンジョンマスターに夢見るのはやめい。
「馬鹿をおっしゃらないで、家業の采配と個人のお財布は別のものですわよ?」
《金銭チートの導入は、ゲーム寿命減らすもんなー》
《そういや妖精車輌って、撹拌世界だと課金アイテムにあったよな?》
《課金の車輌は基本月額レンタルで買い取り不可やって》
《チョロインのくせ、リアルマネーじゃ靡いてくれない妖精さんという知性について》
《相性優先だからね》
《一生の付き合いになるから、しゃーなし》
金銭感覚が狂わないようにオレは雫石の稼ぎは、1時間いくらの時給計算をして取り分けする以外は、自分の財布と切り離して考えるようにしている。
日本政府ちゃんは容赦なく税金を取り立ててくれたからある意味安心だったけど、ホープランプの政府さんは目茶苦茶利益供与してくるんだぞ?
自重がなければこれからの人生が破綻してしまう。
個人としての財布は精石の『加工』分と冒険者として働いた分だけだ。
金額がカァンと跳ね上がる、雫石の仕事は除外してある。
ダンジョンマスターとして、環境整備や福利厚生やらに金を使い、経済を回すこと。
それらは職務だからで、自分の買い物って意識はなかった。
むしろ己の金だと思ったら、怖くて数億からの金なんて動かせん。小市民舐めるな。
……前世やリュアルテくんで金の使い方習っていて良かったなー。
でなければ冬籠もりの動物みたいにせっせと貯めるばかりで、いつかの春には持ち腐れをしていたわ。
もっともだ。オレがそういう勘定をやれるのも、雫石以外の微妙にモヤる報酬があるからだ。
どれほど資質が優れていても、たつみお嬢さんはリアルのオレのように急激にレベルは上がったりはしない。
ダンジョンマスターが如何に政府ちゃんに接待プレイをされているか、これだけで分かる。
なのに冒険者は会計を頭割りするのが基本だから、経験値を浴びてるだけのオレにも報酬が発生してしまうのだ。
護衛メンバーは高レベル揃い踏みで、稼ぐ値段も相応なのにだ!
なんて楽して丸儲け。
これでダンジョンマスターの報酬をもらいっぱなしにするのは、余所目で見ても強突張りだ。
無意識のヘイトを買わないためにも、誰にも判りやすい形で還付しなくてはいけないだろう。
ええ?そうかな?
って疑問を抱いてくれた人もいるだろうが、思い出して欲しい。
クリーンなイメージを常にアピールをするのは、ダンジョンマスターたちの生存戦略であることを。
うん。一般人の感覚だと、すぐ闇落ちする印象だからね。ダンジョンマスター。
実際に噴火するのは稀でも、一度やらかすと真実、被害が洒落にならん活火山であるオレらだ。
腫れ物に触るような扱いをされたくなければ、振る舞い方があるというもの。
内心やお腹の中は真っ黒でも、それを見せないようにするのは最低限のエチケットだ。
嫌な話をひとつしよう。
ダンジョンマスターの虎の巻には【呼び出したらいけない魔物リスト】が存在する。
ダンマスの個人シナリオが進むまでは、なんだかんだと理由をつけて回されてこなかった。そんな曰く付きのリストだ。
避けるように指南する情報を反対に使えばそれは、なあ?
どんな素晴らしい知識も悪用してしまうのが人のカルマ。
後は、ほんのちょっとの匙加減。自分の命と引き換えにする心積もりさえあればいい。
それだけでダンジョンマスターは、人が住まう大都市ほど簡単に滅ぼせる。
なにも凝ったことをしなくてもいいのだ。
ダンジョンに詰め込み蓄えていた、召喚コストの安い野生のスライムを大量に放つだけ。
それだけで森は死ぬし、周囲に畑や田んぼがあったら最悪だ。
魔物を退治した後に草のひとつも残らない。
そもさん、説破。
闇落ちを感知したら速攻でお命頂戴をしなけば不味い存在であるということはダンジョンマスターのオレたちが一番知っている。
なので幸や要、三宅さんと話し合い、小規模ながら寄付や投資もはじめていた。
こーいうコネ作りや名声稼ぎは、オレたち悪いダンジョンマスターじゃないよ、まともに社会活動出来てますよのアピールである。
ビビっている相手のコネや情報がないと、恐怖を拗らせて攻撃してくるのが人間ちゃんの生態なのだ。
不本意だが、その気持ちはよくわかる。
ガチ戦争は一度やって懲りてるんで、防ぐ努力はアリよりアリだ。
そんな細々と練習していた商業取引の規模をここに来て、大幅に拡大している。
GM曰く、ホープランプにいるオレが日本政府ちゃんにおねだりするには、財力で存在を示しておくのがいいそうだ。
仮想通貨って現代の幻想生物なんだな。異界の壁も一跨ぎだ。
うん。問題は日本側のダンジョンタワー用地買収とか、建造とか、いくら掛かるんだろってコトだ。
当方は投資する先を探している。
インフラに出資する意欲があると示す根回しだ。
今のところ、リアル日本地表には超巨大地脈は地上にはない。
そう、地上には。
良かったけど、良くないことだ。
ここら辺、想像したらゲロ吐きそう。
陸になければ、さすれば海中。人工島の造成から始めることとなるわけで。
月に基地を造るよりは、安くつくんじゃないのかな。ハハッ。………はー。
アタシちゃん、海中からの島産みは流石にダンマスの個人資産じゃ無理だと思うの。
ゲームでならいいが、ふざけている。
全力で政府ちゃんに媚を売らねばな!
海老で鯛を釣るぞー!
ああ、今ここに三宅さんが居てくれたら、どんなに心強かったことだろうか……!
「HEY!お嬢さん。お暇なら、ちょっといいかな」
あの3人は拘りがある分、買い物が長い。
買い物を済ませ、お気に入りの一品を探している彼らをぼんやり待っていると、店員さんに話しかけられた。
「物を殴る時は、握った人差し指と中指を親指で蓋をするようにするといいよ!
Let's Try!」
「こう、かしら」
店員さんに型を直されながらパンチを習う。
なんで?
「……うん、いいね!その形だ。
親指を中に握り込んだり、外に出したりすると指が潰れるから、やっちゃ駄目だよ!
そして手首は腕と一直線!
でないと捻挫しちゃうから注意!」
ワンツー、パンチ!
待ち時間で手袋売りのマッチョさんに正しいパンチの打ち方をレクチャーされてしまったが、たつみお嬢さんって拳でインファイトするぐらい腕白に見られてるんだろうか?
首を傾げる。
わけわからんよ?
《宇宙猫顔でもご店主の指導には付き合うのですのね、お姉さま》
《素直かよ》
《姫さん、不思議そうにしてるけど、それ殴る用のグローブやぞ》
《バンテージグローブにしては細身でスタイリッシュだからわからんよな》
《バン…と、普通の手袋と違いってなに?》
《手袋に手首に巻きつける長い帯がついているだろ、アレがバンテージ》
《あー。ボクシングで巻くやつ!》
《お洒落じゃなく実用品じゃったか》
「あの…手袋は武具を持つ時の滑り止めや、保護に使おうかと」
「大丈夫!冒険者の持ち物だから多機能に使えるよ。
量販品を使い潰すぐらい気に入ってくれたら、もっとグレードの高いものも店では扱っているから、そっちもよろしく!
本店はオーダーメイドもしているよ!」
営業にショップカードも渡される。
「はい、試してみますわね。
そうそう。革の手入れクリームと、白手袋も1ダースお願いしますわ」
「お買い上げ、ありがとう御座います!」
この白手袋は『陣形』を刺して革手袋の下に履く。
効果の強いもの、複雑なものは『刺繍』が手袋からはみ出てしまうが、オレの腕前でも『速乾』くらいなら仕込めるはずだ。
学校の備品は手に汗を掻いて不快だった。
防具といえば、ヘルメットも蒸れる。
なので剣道部時代と同じように大きいサイズの手拭いを、頭に巻いてから被るようにしている。
これには『速乾』と『洗浄』の両者を刺した。
くっ。中学時代にこのシリーズの手拭いと胴着があれば、夏場の灼熱激臭地獄の救世主になっただろうに。
『抗菌』とか『防臭』とかも。心の底から欲しかった……!
「姫ちゃん、『刺繍』して売り物にするの?」
「ええ。……売れますかしら?」
クエストはあるけど、こうして蚤の市で売るのも楽しそうだ。
「売れるよ!姫ちゃんメットを脱いでも1人だけサラサラだもん、あれいいなーって思うような女子は多いよ。
『陣形』、私も取りたいのにメモリが…メモリが、圧迫されてる!」
鉄板ネタで、鶴ちゃんが嘆く。
戦闘スキルをある程度は増やさんとお荷物になる、1周目生産職はいつもメモリとの戦いだ。
「バトルドレス職人も取りたいスキル多いよな。俺も調べて諦めた。
っていうか、生産職は押し並べてそうだけどよ。ちょっとした興味だけじゃ手を出せん。ジョブについているスキルすらアレ最低限だろ」
「なんか生産職にも上位ジョブはありそうだよねえ……。
どっちにしろ転生してからの話だけどさ!」
撹拌世界の真実の一級品は、素材に通した魔力の関係で最初から最後まで1人で仕上げた方が【美しい】とされる。
大量生産品はそんなの関係ねえ!とばかりに分業するんだけど、魔力を通した時の使い勝手が違うのは確かだ。
「だよね!
機械化で『機織り』までしてくれるってもさ。妖精繭茸クラスの素材になると結局は、手紡ぎ、手織りを要求されるんだよ!
登っても登っても山!
冒険者として力をつけないと、MPがてんで足りないしさ」
不満をブーブー垂れながらも鶴ちゃんは楽しそうだ。
自分が伸びているって実感がある時はそうだよなー。
「話は戻るが、『速乾』や『洗浄』のついた手拭いは俺も欲しい。
布はこっちで用意するから、何枚か刺してくんねえ?」
「私もー!」
「あら、喜んで。その代わりお勧めの布があったら買い取らせてもらえませんこと?」
鶴ちゃんは裁縫クラブの人だし、茉莉花くんはお洒落関係に強い。
オレが探すよりずっといいものを提供してくれるはずだ。
今日買ったのだって色無地の反物一択だ。柄物は『刺繍』との組み合わせが悪そうで避けてしまった。
「おう、いいぜ。姫さんに似合うように染めてもらうわ」
って、もう人脈を作っているのか茉莉花くんは。期待を裏切らん男だな。
「こっちの布製品はふわふわで柔らかくて素敵よねえ。
実用品としては使い辛いけど、リネンのシーツを1枚奮発しちゃったわ。
……破くのが怖くて使えてないけど!……手触りが素敵だったのよ……!」
《お前そんなんばっかだな》
《また布欲に負けてしまったか》
《ナカーマ》
ステファニーちゃんとこは、子どもの下着すら帆布のように丈夫だからなあ。
前に救援物資で届いたパジャマなんかは、赤ちゃん服の素材だったって聞いている。
《ガーゼのハンカチはオレも買った》
《ガーゼはいいよね。やわこくて使うたび嬉しくなる》
《ぬいぐるみもいいぞ、超ふかふか》
《アレ、子どもに渡したら速攻破いて泣きそうだよな》
《ぬいは大人の楽しみよ》
「でもさ、後輩くん。個人で青空美容室をやる許可なんて良く取れたね。中学生は審査厳しいでしょ?」
「ちゃんと技術があるかどうかは見られたぜ?
それに美容師としてじゃなくて、ヘアアクセ屋のサービスで髪を弄るのを許された体の登録だからな。
相談したら、抜け道を通してもらった感じだな」
そんなわけで今日の買い物の主役は茉莉花くんだ。
祭りを盛り上げるその一環。腕に身につけた一芸のみで、出店の権利を掴み取ってきたのが彼である。
「美容室のバイトではいけませんの?」
「髪を切るのには免許がいる。金を貰うなら仕方ねえ。
だから今オレが欲しいのは、練習させてくれるカットモデルだな。
練習相手を安心させるには、信用と実績はいるんだよ。
祭りは顔繋ぎのいい機会だ」
あー。
腕を錆びつかせるのが嫌で、男女問わずナンパしてサロンチェア座らせ妖怪になっているもんな、リアルの麝香氏。
コメント、いいね、評価、誤字報告等、いつも感謝です。
たつみお嬢さんは内緒キロですが、インナーマッスルの関係で一般女子より重めです。
『骨格強化』やら体育系スキルが育てば更に重くなりますので、見た目だけはなんとかなっても実質の減量は難しいかもしれません?




