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初めての[FLO]

初めての小説ということもあって誤字脱字や言い回しの間違い、キャラの口調等がおかしくなる場合がございますが暖かい目で見つつ優しくコメントしてくださるとありがたいです。

 小野 悠貴17歳実は今幼なじみとの友情破綻の危機に面している。


 遡ること30分…

 今話題のVRMMO[FANTASY LIFE ONLINE]こと[FLO] 第2の人生と言われるくらい自由度の高いゲームだ。

 17時に幼なじみの結城大輔とFLOで待ち合わせしているため16時30分からキャラ設定をしている。

「名前はユウキでいっか」

「次に種族っと、ヒューマンにエルフに獣人…ピクシーにドワーフ…鬼人まであるのか…これ…何種族いるんだ?」

 20種類ほど見たところで見るのをやめた、全部で50種類以上いる。

「次は職業か…戦士にシーフに魔法使い…僧侶にテイマー…アーチャー…ふむふむ、こっちも多いな」

 種族や職業はステータスやスキル獲得率に補正がかかるらしい。

 種族スキルとかもあるとかなんとか…

「武器作りたいからドワーフで職業はテイマーかな」

 普段との生活に支障をきたさないように性別や身長等は変えられないみたい 変えられるのは髪型と髪の色、それと目の色くらいだ。

「これはめんどくさいからそのままでいいや」

「ゲームスタート!」


 初期装備として革の服と革のズボン、革の靴と1000G貰えた。

「集合時間ギリギリ…中央の噴水で待ち合わせって言ってたよな…あれか?」

 結城大輔の見た目そのままだからほぼ確定だ。

「おまたせ…キャラ設定してたら時間ギリギリになった…」

「どちら様???」

「俺だよ俺…小野悠貴だよ」

「小野…なのか?お前…自分のことよく見たか?」

「どういう事だ?」

 よくよく自分を見ると………

「ど、どうなってるんだ…?性別は変更出来ないはず…なんで…女性に…」

 システムエラーかスキャンミスにより女性になってしまった。

 後で調べてみたが性別ミスは初めてらしい。

「昔から女みたいって言われてたけどほんとになるとはなww」

「笑い事じゃないって…運営に掛け合って…」

「掛け合っても無駄だと思うぜ?キャラの再設定は不可能なんだから」

「そ、そうか…まぁ…そんなにプレイに影響は無い…よね?」

 そうFLOは装備に男女の制限が存在しない。

 男性でバニーガールとか女性でタキシードとかなんでもありだ。

「それにしても…かわいいな…タイプかもしれねぇ」

「は?何言ってるんだ、男だよ俺は」

「俺っ子…ふむ…ギャップ萌えだな」

「少しキモイよお前…それより装備整えて狩りに行こうよ」

「そうだな、行くか」


 武器屋で剣と盾、道具屋でポーションを買って街の外へ…

「そういえば種族と職業何にした?俺はドワーフで、テイマーだけど」

「ドワーフでテイマー!?そんなん聞いたことねぇよ…ドワーフは物理が強いから戦士とかそっちの方だろ普通」

「そ、そうなのか?」

「まぁユウキの好きなようにすればいいんだけど…俺は鬼人で戦士だ」

「脳筋のゆうきらしいw」

 そうこうしてる間にスライムが現れる

「お、スライムじゃん、おっ先〜♪」

 ゆうきの攻撃1発でスライムが消滅

「さすが鬼人…最初でもスライムはワンパンなんだな」

「それは俺も驚いてる」

「次は俺に倒させろよな」

「了解…あそこにいるぞ」

「本当だ…では…勝負!」

 ユウキはスライムを倒すのに5発かかった

「ドワーフで攻撃上がってもそれ以上にテイマーで落ちてるからこんなもんか…」

「いや…それにしてもかかりすぎだろ…」

 その後も小一時間狩りを続けた。

「あれ?こいつ…消えない?なんでだ?」

 よく見るとテイム可能と表示されていた。

「お?ようやくテイマーになるのか?」

「みたいだね…」

 スライムをテイムしスライムを召喚してみる

「スライムのステータスは…戦ってた時と同じか…それと自身にHP上昇弱があるな…少し上がってる…」

 体力が3%うーん、テイマーのステ補正考えたら戦闘に1匹増えても微妙か…」

 テイマーのステータス補正は全てのステータス-15%である。

 小一時間戦闘して気づいたことは攻撃方向 攻撃部位 発覚未発覚等でダメージが違うことだ。ダメージ設定がよく出来てると思う。

「ペットも出来たし回復アイテムも無くなったから、そろそろ街に戻って、ご飯食べてからまた集合しようか」

「そうだな…じゃあ次は20時くらいか?」

「そうだね…ってあれ?俺達1時間以上戦っていたよね?20分くらいしか進んでないんだけど…」

「あ、忘れてた…FLOでの5日は現実での一日…つまり5倍早いんだ」

「そ、そうなんだ…じゃあアイテムとか売った後に装備とか作れないか試してみるよ」

「俺はその間色々と情報を集めるわ」


 街に戻ってアイテムを売った後別行動する2人。

「鍛冶屋鍛冶屋…っとここか…お邪魔しまーす」

 そこには溶鉱炉といかにもドワーフって見た目のNPCが居た。

「おう、嬢ちゃん何の用だ?装備を作るのか?作って欲しいのか?」

「嬢ちゃん…?あ、忘れてた…」

 NPCに頼んで作ってもらう事もできるみたいだ。ただし作れる物と品質は一定だ。

「装備を作りたいから道具を貸してほしい」

「あいよ、これが初心者セットだ、持っていきな」

「ありがとうございます」

 早速何が作れるか試してみた。

「まずはインゴット制作か…」

 アイテムから鉄を取りだしインゴットを作る。

「インゴットを作る時に何か混ぜれたりするのかな…」

 なにかに使えるかもと少しアイテムを残していたため色々と試してみる。

「まずはスライムゼリー…これは失敗…」

 失敗すると消滅するからわかりやすい。

「スライムは火に弱いからそりゃそうか…じゃあ核はどうなんだろう…火で倒しても残るみたいだし…成功した…」

 スライム鉄インゴットというのが出来た。

「これを使って装備を作ってみよう」

 見た目は鉄装備のままだがスライム鉄装備1式を作ったら全てに体力+0.5%が着いた。

 頭、胴、腕、足、靴、剣、盾の7つを作ったため計3.5%の上昇に加えてセット効果で6.5%…つまり体力が10%も増えた。

「ゆうきの分も作ろう」

 ゆうきの分の装備も作ったところでご飯の時間になった。

「ご飯の時間になったから落ちるわ、また20時に噴水前に集合しよう」

 とメールをしログアウトする。

気まぐれ投稿なので不定期投稿や途中で辞めてしまうかもしれませんがご了承ください

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