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ダメ人間が典型的に陥りがちなこと

作者: たいえいた

今日も学校に行き、眠くなりながらも授業を聞いて、帰りに課題の多さを友達と愚痴って、一緒に課題をやろうと友達の家に行く。だけど、結局ゲームしちゃって課題は終わらず家に帰る。そんな人間くさいけど幸せな日々を過ごしてるんだと思う。


でもいつも何か足りない。心に穴がぽっかり空いてる。だから僕は小説を書いてみた。やりたいことをしてみた。けど結局何が書きたいかわからずになにも完成できず。そのままいつもみたいに家で自堕落な生活。


今度は絵を描こうと思った。今度はネットで調べると何やら人の絵を写す模写というのがいいらしい。写すだけなら簡単じゃないかと思いやってみた。全然うまく描けない。もういいやと僕は紙をゴミ箱へ放り投げた。


次はプログラミングをやってみようと思った。サイトを調べた。初心者用のサイトがあるのを知り、登録してはじめてみた。一時間半が終わる目安と書いてあったミッションが二週間たっても終わらない。次第に僕はそれをやろうとしていたことなどとうに忘れていた。


小説を書きたいと思ってからは三年がたっている。たまにその気持ちがまた出てきてパソコンの前に座るけど結局なぜかわからないけど何も完成しない。


多分僕は小説を書きたいんじゃなくて小説を書ける自分になりたかっただけなのかもしれない。

絵もプログラミングもそうだ。だからすでに完璧にできている人と自分を比べてしまいやる気が出なかったのかも。完成させてその作品が劣っているところを見せたくなかったのかもしれない。


だから今度僕は何も考えず楽しんで小説を書いてみようと思った。

典型的な主人公TUEEE系だ。主人公に自分を投影して僕の代わりにその世界を旅してもらう。


女神から特別な力をもらいギルドに行き、ゴブリンを狩る。そこに本来はいないようなキングゴブリンが現れるが苦戦しながらも撃破、受付嬢から一目置かれる。


テンプレ過ぎて笑えるけど、なぜだかわくわくした。初めて、小説を書くことができた。初めて、小説を書くことは楽しいと知れた。僕は一つ成長した気がした。


できた小説、アップロードしてみようかな。

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