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8話 喋る?カンペさん

森に入ってすぐに狼を見つけました。

【スキル:真理の瞳】でみると、フォレストウルフという魔物らしいです。

隠密を使いながら35メートル内に入ったのを確認して、魔力を通した糸を首に巻きつけます。

捕まえる直前で糸に気付き避けようとしますが、糸の方が早かったため巻きつけることができました。

そのまま首を絞めるようなイメージで糸を操作すると、フォレストウルフは数秒間暴れて死に、死体はポリゴンとなっていきました。

・・・あれ?おかしいですね。アイテムの取得音がしません。

設定を開いてみると・・・ログの表示とアイテム取得の知らせがオフになってる?!しかもスキルのレベルや自分のレベルが上がった時の知らせもオフに?!通りで練習してもなかなか音が鳴らなかったんですね・・・とりあえずオンにして一回ステータスを開きましょう。

『ステータス』


ーーーーーーーーーー


名前 カナリ

Lv.4

種族 暗闇族

職業 糸使い Lv.7 サブ 調教師

所持金 0G


HP 323/323

MP 81/81


筋力 4(1)+4(5)

頑丈 3(1)+4(55)

体力 4(1)+1(27)

俊敏 10+3(13)

器用 5+2(7)

知力 8

運  6


ステータスポイント15P

スキルポイント15P


スキル

【操糸術lv.7】、【付与術lv.4】、【闇魔法lv.6】、【魔力操作lv.7】、【気配察知lv.2】、【隠密lv.2】、【真理の瞳lv.ー】


控えスキル

【逃走lv.1】、【ダッシュlv.1】、【調教術lv.1】


称号 【妖精の本性を見抜いたもの】


装備


頭 カンペな仮面? 頑丈+50 体力+25

胴 初心者のフード付きケープ 頑丈+1体力+1

胴 初心者のTシャツ 頑丈+2

足 初心者のズボン 頑丈+1俊敏+1

足 初心者の靴 俊敏+2

アクセサリー


武器 


初心者の糸 攻撃力+2

ーーーーーーーーーー


スキルのレベルがすごい上がっていますね。付与術が上がっているのは、(糸に魔力を通した。=糸に魔力を付与した。)ということになったからでしょうか?

スキルポイントは器用に10、知力に5を振っときましょう。

職業にlvが出たのは糸を使ったからかな?

今取得できるスキルは、暗殺術と闇以外の下級魔法各種ですね。

魔法各種は闇魔法を練習したからですけど暗殺術はなぜ・・・もしかしてさっきのフォレストウルフとの戦いで【スキル:隠密】を発動しながら最後まで相手に見つからずに倒したからですか?!

まあ、理由がなんだとしても暗殺術はPKするのには必須なので取得できるようになったのは良かったです。

今回私がスキルポイントを使って取得するのは【スキル:暗殺術】だけです。そう、()()()()()()()を使ってです。じゃあ他の魔法各種はどうやって取得するのかというと、先ほど闇魔法の練習をした時に濃い紫色の魔力を薄めてみるとどうなるんだろうと思ってやると、濃い青色まで行ったんです。その時に魔力の属性の感覚がなんとなくわかったので多分闇以外の全ての下級魔法ーーー火、土、風、水、光ーーーは自力で取得できると思います。

なので今回私が使うスキルポイントは2ポイントだけです。

早速なので今から取得して見たいと思います。


==========


結果を言うと全ての下級魔法はしっかりスキルポイントを使わずに習得できました。

節約って大事だと思うんで使わずにとれて良かったです。

各魔法の練習がてら森の魔物たちを狩っていきたいと思います。

最初は火、次は土といったようにやっていって全ての下級魔法はlv.6まであがりました。

私自身のレベルは12、糸使いのレベルは16まであがりました。

結構ドロップ品がたまってきたので街に帰って売ろうと思います。



大変です!困りました。どこに持って行けば買取してくれるんでしょうか?もう門は目と鼻の先です。

わからないので門にいる門番さんに聞いてみることにしました。

気付いてもらうために門番さんの肩をトントンと叩いてみると、

「ん?ああ、どうしたんだ坊主?」と言いながらカナリの方を向く門番。

なっ、坊主だって?!フードを被っているせいでそう見えるのでしょうか?これでも私胸結構あるのに・・・

『坊主じゃありません!れっきとした女です!』

「?!うおっ、それに文字が浮かんでくるのか。すまんな、嬢ちゃん」

『いいえ。それより、魔物のドロップ品を売れる場所ってどこにあるか知りませんか?』

「お嬢ちゃんが魔物を狩ってきたのか?お嬢ちゃんなんかに狩れるわけ・・・ああ、嬢ちゃんは渡り人だったのか」

『渡り人、ですか?』

なんでしょうかそれは?

「ここに今日から大勢降りてきた装備の同じような奴らのことだよ。お嬢ちゃんもそうだろう?」

『確かに、私は渡り人です。で売れる場所はどこですか?』

「おっとすまねえ、忘れてた。このまま道をまっすぐいってしばらくすると右側にある冒険者ギルドで買取してると思うぜ」

『冒険者ギルドですか・・・。わかりました、ありがとうございます』

冒険者ギルドですか。定番の奴ですね。

「ああ。ん?お嬢ちゃん冒険者ギルドに冒険者登録したか?してなかったら登録してから売った方がいいと思うぜ。

まあ代わりにいろいろ制約があるけどな。あっ、別に登録しなかったら買取値が下がるわけでもないから登録しなくてもいいと思うがな!」

自由を奪われるのか・・・だったら名残惜しいけど登録はしないでおくか。買取値が変わるわけでもないし。

『いろいろ教えていただきありがとうございます。それではまた』

「ああ、またな!」

手を振られたのでふりかえしときます。あの門番さんいい人でしたね。




**********


誤字脱字を見つけたら教えてくれると嬉しいです。

ついにカンペな仮面を使った会話が書けました。(売ってくれた人を除いて)

作者も喋るの苦手なのでカンペな仮面?が欲しいです!


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