11話 熱血する話?合い
『私は、準備が整ったらPKや悪役ロールプレイをしたいからです。そしてそのためにはあなたの防具が必要なだけです』
「本当ですか?!実は自分、悪役の装備を作る人になりたいと思ってたんですよ!もちろん作らせていただきます!それで、どんな感じの防具にしますか?」
よし!これであの防具が手にはいります!あの防具には一目惚れでしたからね!
『その前に場所を移動します。ここでは誰に聞かれるかわからないので』
そのまま彼の服の裾をつかみます。そしてーーー
『転移!』
キーワードを話す?と視界が歪みました。
気がつくとそこはもうあのお店の前でした。
「え?え?さっきまで大通りが見える場所にいたのに?なんで?え?」とか言ってる青年を無視してお店の中に入ります。
カランカラン
「ん?また来たの~さっきぶりね」
そういえば、ここにまた来るのに数時間しか経っていませんね。
『ええ。とは言っても今回は奥の部屋を貸して欲しいのですが。もちろん料金はお支払いしますので。だめですか?』
「ううん、全然いいよ。というかお金払ってくれるならむしろ大歓迎だよ!」
おお、よかったです。無理だったらどこで話をしようかと思いましたからね。
「ねえ!これはどういうこと!いきなり転移したんだけど!」
と言いながら、私の肩を掴んでガクガクしてきます。頭が揺れて気持ち悪いです。
『それは今から話すのでついてきてください』
「うっうん。わかった」
そのままお店の奥に行き、前回の転送陣がある部屋まで行きます。
そのまま中に入り、しっかり窓を閉めて私がなぜ転移を使えたかの説明をしました。
『・・・・・・ということです』
「へーすごいですね!サービス開始初日なのにこんな場所見つけるなんて。しかもここにいつでもどこからでも転移できるなんて!」
『あっ、それについて2つ訂正があります。「いつでも」というわけではなく、一度使うと20時間使えなくなります。さらに、「どこでも」というわけではなくフィールドでは使用できません』
と、仮面に書かれていました。
「それでもすごいですよ!だって、こんな序盤に転移できるアイテムがあるかないかでは、全てが変わってくるのですから!」
そうなんですかね?まあいいです。
『それよりも早く防具について話し合いましょう』
「はっ!?そうですね。そうしましょう!」
なんか顔が「◯ら、わくわくすっぞ!」の顔になっていますね。
『早速始めちゃいましょう』
「・・・・・・で、ここをこうしてですね!」
『ああいいですね!ではここに毒を入れれるようにしてーーーこうしたらどうですか?』
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ふぅ、ようやく終わりました。
にしても以外と楽しかったですね。
あっ、あの青年もとい「クマスチャン」は帰って行きました。
えっ?なんで名前を知ってるのかって?ちゃんと自己紹介を帰る前にやったんですよ。
えっ、なに気付くのが遅い?余計なお世話です!
あっ、ついでにあの女の人の名前も聞きましたよ。「マーシュリ」というらしいです。
私の防具?のために、取ってこなければならない素材はこんな感じです。
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原初の森ーーー狩りしてたところ。
・フォレストウルフの牙 いくらでも(最低5個)
・フォレストウルフの毛皮×10
・フォレストスパイダーの外骨格×20
・フォレストスパイダーの糸×4
・フォレストスネークの毒牙×4
原初の草むらーーー普通の人はまずここから狩りを始める。
・ホーンラビットの角 いくらでも
・ウルフの牙 いくらでも
原初の鉱山ーーー森より推奨レベルは高いが奇襲がないため森より死ににくい。
・銅鉱石×20
・石英×8
・黒鉱石×25ーーー黒色の鉱石。銅と同じくらいの強度だがどうより少し軽い。
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まあ、もうリアルでも昼食の時間ですからね。そろそろ落ちるとしますか。
ちなみにリアルで1時間たったら、ゲームでは4時間たっています。つまり4倍ですね。リアルの時間で10時間以上連続でインし続けると強制ログアウトになって5時間インできなくなります。
筆者「度々遅れてすいませんー!言い訳をいわs
ゴンッ
? 『言い訳なんか言うなんて、あなた反省してないですね?』
筆者「いでっ!いいえ、いいえ。反省してますとも!・・・なので糸で縛ろうとするのやめてもらっていいですか?」
? 『反省してないようなので次の話を書き終わるまで正座をしていなさい。ちなみに、とこうと思っても糸で固定してるので足を刺激するなのでやめたほうがいいですよ。』
筆者「え?ちょっと待って嘘だよね?ねぇ嘘だと言って?!ギャアァァァアアアアイヤダァァァアアァアアアッ!」
誤字脱字がありましたら教えていただけると嬉しいです。
えっ?足大丈夫なのかって?・・・しびれやばい。