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アマリスの奇跡  作者: 及川 莉奈
一章 ガーベラ
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初任務 2

戦闘シーンですが軽め

エレノアは顔をしかめた。

森には蜘蛛たちが蠢いていた。

「気持ち悪っ……」


シャラが思いっきり顔を歪ませていた。


3人は無言で同意する。



『愚かな人間どもめ! 』

蜘蛛から声が響き上がると蜘蛛たちから一斉に針が飛んでくる。



ルークは3人の前に出て雷で四方八方を防ぐ。



『小癪なっ!! 』

蜘蛛たちは今度は突進してきた。


「シャラ!! 炎を出せっ!! 」


思いっきり顔をしかめていたシャラははっとして炎を放つ

しかし、一瞬遅れたのか蜘蛛の一匹が突進してきて雷の結界が歪み弾けた


蜘蛛が4人に突進してくる。

エレノアは咄嗟に風を放った。

しかしそれよりも数秒先に

カイルの大地の力によって蜘蛛たちの間に壁を作った。

4人は一瞬安堵したがすぐに大問題に気づいた。

エレノアが放った風が弾き帰してしまったのだ。

まずい!!

エレノアは風の結界を作ろうと前に出たが、

ルークに押しのけられた。


ルークは雷で大きい正方形を作り、

雷で風を吸収した。


ほっと4人は安堵した。


だが、安堵したのも束の間。

ごおおぉぉと燃え上がる音が森の中で響いていた。


「まずいっ! 火事だ! 」

「カイル! 大地を押し上げて!

火事の一角を見えるようにしたいの!! 」

エレノアが叫ぶとカイルは無言でうなづき大地を持ち上げた。




燃えているところがわかるある程度の高さまで来るとカイルは大地の動きを止めた。


エレノアはゆびで長方形を作りその枠を燃えている一角に収めた。


エレノアは呪文を唱えた。




するとみるみるうちに炎の力が弱まり、

後は灰だけが残った。












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