基本設定と登場人物
大分設定が複雑になってしまったので、
基本設定を読んでいただけるとわかりやすくなると思います
*からは二章以降の登場人物の紹介です。
基本設定
アマリス王国
中世ヨーロッパ風
『アマリスの乙女』を信仰する。
王族はアマリスの乙女の末裔として崇められている。
沿岸部にある緑豊かな大国
かつてはハーヴェイ家、マンスフィールド家、プロクター家が権力を三分し牽制していたが、
ハーヴェイ家が滅びた後マンスフィールド家が力を一層強める。
隣には小国セレネ王国と枯れた土地だが国土は大きいリリアスに接している
リリアスは好戦的だが、アマリス王国の少数精鋭の魔法部隊や英才教育を受けたレベルの高い騎士団により
軍事力では圧倒的な差があるため今のところは攻められる心配はない
アマリスの乙女
銀の花、アマリスから誕生し、
魔王を封印した聖少女。
後に人に魔法を与えた。
邪悪な力を浄化する力がある。
魔法
乙女に与えられた聖なる力とされる
火、水、風、雷、地の5つの属性がある。
魔力は誰でも持っているが、
扱いこなすには修練が必要
よって人口のほとんどが魔法を使えない
魔法を使えるだけで良いところに就職できる
魔法師
出てこないけど一応
高度な魔法を扱う者
魔法学校を卒業して王宮入りしたり
各町や村で医師になる者がほとんど
魔族
魔王の意思を継ぐもの
知能が高く魔力が強い人型の魔族は魔人
知能が低く魔力が低い獣型の魔族は魔獣と呼ばれる
魔族には属性はなく、魔族の人の魔法に準ずる力を魔族の力といわれる。
王立騎士団
アマリス王国の騎士団。
王族に忠誠を誓う
仕事は国境警備、王族の警護、城下町や各町の警護、あとは偶に奉仕活動
王立騎士学校
5年制の最難関の学校。
アマリス王国の国民の憧れの的
剣術、魔法、学問を習う
魔法は主に知識だけ学び、
扱いこなせないものがほとんど
魔力が高く扱いこなせる力量があると認められたものは特待生として扱われ学費免除と特別講師がつく
シャラとエレノアは特待生関係で知り合った
卒業試験は筆記テストと武術
登場人物
『ガーベラ』
普通の王立騎士団では対処しきれない魔族と戦う
魔力と武術が優れているものだけで構成
エレノア(16)属性 風
幸運の象徴である銀の髪と不吉の象徴である赤い瞳をもつゆえ、『幸運を汚しこの国に災いをもたらすもの』として偏見をうける。
王族と所縁のあるハーヴェイ公爵令嬢だが、
5年前の事件でハーヴェイ家は滅びたため、
団長に引き取られる。
ちなみにハーヴェイ家の土地は今は王家が管理している
12歳で騎士学校に入学し飛び級して15歳で最年少で卒業した。
特別魔法部隊『ガーベラ』の副隊長
膨大な魔力を持つだけでなく、
それを扱える賢さと剣術をもつ。
5年前の事件で他人をなかなか信用できないが一度仲間だと認めると大事にする
大人っぽく冷めて見られがちだが、
信用する相手にはツンデレ?ぽい
朝が弱い
ルーク(18)属性雷
アマリス王国の第二王子。
正妃の子供として育てられたが養子であるというのは周知の事実だが口に出すことはタブーである。
エレノアと従兄弟とされている。
『ガーベラ』の隊長
父王そっくりな容姿。
乙女再来といわれる魔力を持つため、兄であるヘリオスから疎まれる。
王位継承権はあるが出来れば継ぎたくない
正妃が亡くなった10年前にエレノアと知り合う。
しかしエレノアに忘れられている。
エレノアのことが好きだが、エレノアの魔力が暴走したら、自身の魔力で殺せと団長に言われていて恋心と葛藤する
王子なのに口が悪い。
いつもは冷静な判断で的確な指示を出し、
戦場では特に頼りになる
しかし、エレノアのことになると割と盲目で残念な人
シャラ(18)属性炎
異国出身で赤い髪
エレノアの騎士学校時代の親友(自称)
トラブルメーカー
規律の厳しい騎士学校が肌に合わず
スカウトされた一座へ踊り子として就職
なんでも口に出すタイプでよく人と衝突する。
カイルとは喧嘩友だち
飛び道具を扱う
カイル(19)属性土
茶色い髪
北方地方出身の元狩人
ルークに命を助けられ、
尊敬&信頼している。(盲目的ではないが)
物事を見抜く力がある。
基本優しいが、シャラに対しては毒をはく
弓の名手
あと双子が2名
主に諜報部員
王立騎士団
オリヴァー(35)
団長。
オールバックのサングラスでがらの悪いおっさん
エレノアの戸籍上の養父
ルークとエレノアを自分の子供のように思っているが、彼の愛情表現は非常にわかりにくいしひねくれてる
ローレン(年齢不詳)
副団長
妖艶な美女だが、女たらし
レズではなく男に興味がないだけ
謎が多い。
ルークと同じ漆黒の瞳を持つ
*
復活派
魔王を復活させようと企む組織
クロ
魔族の王
アメリアという妻がいるらしい
エレノアに対し異常な執着をみせる
メリッサ
ゴスロリのドレスにツインテールの女
クロを敬愛する。
その他
リリアーヌ (16)属性水
アマリス神殿の巫女
弱そうに見えるが図太い
ヘリオス
権力が国で一番強い強い側室の子供
母は正妃が亡き後実質正妃として扱われている
普通では優秀なのだが、
ルークに魔力、学力、武術と何もかも負け劣等感でひねくれた人
第一王子が基本は継ぐが、
ルークに王座を取られるのではと危惧し、
劣等感も手伝ってルークと顔を合わすたびに嫌味を言う
ハーヴェイ公爵
エレノアの育て親の父
エレノアの存在を外部に隠して育てていた
妻子をこよなく愛する愛情深い人
ルイス王とは親友
エリック(生きてたら21)
エレノアの兄
エレノアに異常な愛情を示す過度のシスコン
父親から受け継いだ愛情深さは妹のみに向けられたと言っても過言ではない
妹には糖度の高いセリフをいつも吐いていた
エレノアが偏見されずに屋敷内でも生きていたのは
この兄が暗躍していたからだが、エレノアは知らない
ルイス
父王。賢王とされる。
権力の均衡と王家の権威の復興に力を注いでいる。
レイチェル
ルークの母親
ハーヴェイ家
10年前に亡くなる
イザベル
ヘリオスの母親
マンスフィールド家
野心家
ヘリオスを王にしようと奮闘する