表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明日は  作者: 白い花びら
8/44

再び夢で

 この小説を見つけてくださった貴方。ありがとうございます。

 どなたか全くわかりませんが、この感動を伝えたくて思わずこんなところにメッセージを書かせていただきました。

 つたない小説ですが次話を楽しみにしていただけるように頑張ります。

 「やっぱり見えているんだね。そばに近寄るのはいけないの?」


 銀ちゃんはなんと答えていいのかわからないというような顔をしてまたうなりだした。


 返事を待ってみる。


 うなっている。


 待つ。


 うなっている。


 精霊(仮)近づく。


 追い払う。


 うなる。


 ・・・。

       くりかえし。





 コンコン。


 王様との謁見の時間になったようだ。





 緊張して臨んだ謁見はあっけなく終わった。


 なにか聞かれた気もする。

 ちゃんと答えられたかな?・・・。記憶に無い・・・。

 

 多分、問題ない。


 多分。・・・。



 すりっ。

 銀ちゃんが膝の上にのってきた。


 ぎゅうう。


 今は銀ちゃんに癒してもらおう。

 少し休んだら、きっとまたしっかり考えるから。

 今は。一休み。







 いつの間にかまたあの白い場所にいた。

 銀ちゃんが一生懸命なにかをおいかけている。追い払っている?

 よく見えない。


 ふと気付く。

 いつか見た、あの風景に似ている。

 あれは、ふれあい牧場だったかしら。赤ちゃんの子犬たちがじゃれついて、追いかけて。からまって、転がって。

 とってもかわいかった。


 うさぎやひよこ、羊やヤギなんかもいた。

 だっこしたり、えさをあげたりして楽しかったな。


 

 銀ちゃんが追いかけているものがうさぎに見えてきた。

 

 あれ?よくみるとたくさんのうさぎに羊にひよこに・・・

 えっ?どうなってるの?


 ああ、そうか。

 夢だもんね。

 私の大好きな夢だ。


 大好きな動物に囲まれて、幸せいっぱいの夢。


 じゃあ、白い場所じゃなくて一面の野原がいい。

 たんぽぽとすみれとれんげとクローバー。モンシロチョウやアゲハチョウが舞い、小鳥がさえずる。

 青い空と白い雲。

 可愛い動物たちといっぱい戯れたい。


 れんげとクローバーで花冠作ろう。銀ちゃんにあげよう。


 

 想い描いた景色と動物たち。


 私の夢すごい!


 心に描いたそのままに広がった。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ