六十四番槍 風林火「山」?
センター試験終了!
お疲れ様でございました。
今回は会話が無いです。
珍しく小説チック(?)ですよ!(笑)
甲斐の国。
躑躅ヶ崎館。
武田信玄が拠点とした館である。
そこには、「山」と呼ばれる、信玄が造らせた六畳もの大きな部屋がある。
六畳?大して大きくないやんけ!
そう思った方もいらっしゃるだろう。
いいえ。破格の広さです!
何故なら、「山」は、トイレなのですから。
武田信玄は、六畳のトイレを持っていました。
高坂昌信作の「甲陽軍艦」によりますと…。
この六畳のトイレは全面畳敷き。
さらには、お風呂の残り湯を利用しての水洗トイレだったようです。
信玄は、このトイレで仕事や考え事をしていたようです。
では、何故トイレを「山」と呼ぶのでしょう?
それは、信玄のユーモア溢れるセンスが大いに関係しています。
常に臭き(草木)が絶えることがないから、「山」。
ダジャレでした。
川中島での戦略も、山から生まれたのかもしれません。
六畳のトイレってどうなんでしょう?
便器までが遠いのはちょっと…。
しかも畳!
何で…?
当時から水洗トイレは存在したんですね~。
いや、何よりも「臭き」と「草木」をかけて「山」って…。
疾きこと風の如く!
静かなること林の如く!
侵略すること火の如く!
用を足すこと便器の如く!(品が無いね…)
本物は…。
動かざること山の如く!
さらに!
動くこと雷のふるうが如く!
知りがたきこと陰の如く!
この六つで「風林火山雷陰」でした。
風林火山には続きあるんですよ!