六十二番槍 なんだお前もかよ…
最近スランプ気味です…。
何か面白い逸話落ちてませんかね?
戦国時代とは言わないので!
スランプ脱出の為にはやっぱりあの男ですよね!
伊達政宗です!
天下統一が完了し、太平の世が始まったころのお話。
江戸城の中に敷地を与えられた伊達政宗。
「たまの気分転換に鷹狩りでもやりますかね~!」
鷹狩りのための敷地も与えられていたのだが…。
「待てよ!俺の土地、最近良い獲物が捕れないんだよな~…。隣の家康殿の鷹狩り用地、俺のより良い獲物いそうなんだよな~…。ニホンオオカミとか!よしっ!」
威勢の良い掛け声と共に立ち上がった政宗。
ちょっくら家康殿の土地を借りてしまおう!
そう決めて鷹を連れて外に繰り出した。
鷹狩りを始めて暫く夢中になっていたのだが…。
ふと、足音が聞こえたのでそちらを向いた。
すると…。
「あ、ああ…!ヤバい!ヤバすぎる…!い、家康殿だー!」
なんと家康がやってきたのだ。
しかもバッチリ目が合った。
家康は、政宗を見るなり何も言わずに引き返した。
家康殿、見て見ぬフリをしてくれたのだな!
そう思いながらも政宗は持てる力全てを使って疾走し、竹藪に隠れた。
「はぁはぁ…。ヤバいか…?でも、家康殿何も言わなかったし…。まさか、怒りで言葉が出なかったとか!?」
隠れながら心配になってきた。
しかし特に何も無く数日が過ぎた。
それから後、政宗は家康に宴に呼ばれた。
政宗は真っ先に謝罪を入れた。
「家康殿!先日、あなたの土地で勝手に鷹狩りをした!申し訳ない!でも、見て見ぬフリをしてくれたんですよね…?だから俺、全力で逃げたんですよ…。おかけで筋肉痛が…」
すると家康は…。
「いや、実は…。わしも先日政宗殿の土地で鷹狩りをしたんだ…。てっきり文句を言いに来たのかと思ってつい逃げてしまったんだ!わしの方こそ申し訳ない…!」
ホッとした政宗だった。
「じゃあ、逃げる意味も無かったなぁ…!」
家康はそう言って笑った。
政宗や他の宴の参加者も、大爆笑したのだった。
家康は政宗の土地で、政宗は家康の土地で勝手に鷹狩りやってたってお話ですね。
それが見つかって2人とも逃げて…。
愉快な人達ですね~。
鷹狩りは、戦国時代や江戸時代に大名から好かれた代表的なスポーツです。
実際運動量は鷹の方が多い気がする…。
スポーツというか…娯楽なのかな?
家康も大好きだったみたいですよ。
何とかスランプを脱出しなければっ!
今週の土日はセンター試験!
ナニソレ~?
数学2割しか取れないんですが…。