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五百四十九番槍 仏高力

関東のオススメ城を是非教えてください!

行ってよかった城とか、周辺のグルメとか何でもいいですよ!


当面は関東七名城を巡ろうかと思っておりますが、他にもオススメなどあれば是非!


先日八王子城行ってきました。

八王子城と言えば例の滝なのですが、そこまでの高さがあるわけではないんですよね。


伝説が本当なのかは気になってしまいます。

日の本を統一し、次なる目標は朝鮮と決めた豊臣秀吉。


この時、朝鮮へと渡航するための船を作るよう使命を受けたのが高力清長であった。


この男、徳川家康の家臣でありながら秀吉からも厚い信頼を得ていた。


というのも、曲がったことや不正が大嫌いな性格で、どんなことにも正直に取り組むその姿勢から民衆からの支持は甚大なものであり、仏高力(ほとけこうりき)と呼ばれているほどであった。


その性格から小牧長久手の戦いでの和議を纏め、聚楽第の建設では普請奉行を任ぜられている。


因みに先祖は源平合戦で活躍した熊谷直実の家系と言われている。


秀吉は家康に、清長に造船をやってほしいと頼みこんだ。


これにより、清長は家康からの呼び出しを受けて朝鮮出兵の戦線基地となる名護屋城へと赴くのであった。


小田原征伐で功績を残した清長は、埼玉県の岩槻市で2万石を治めていたためかなりの長旅である。


「というわけで清長、船を作ってくれないか?予算を渡しておくぞ。足りるかわからんから少し多めにな」


家康は清長に造船費を渡した。


「お任せください」


それだけ言うと、清長はすぐに船を作る手配に入った。


それから暫くして、指示されただけの船を作り上げた。


しかし、貰っていた予算が余ったのだ。

この場合、費用と称して懐に入れる大名が多かったのだが、清長の性格がそれを許すはずが無かった。


「家康様、船の建造終了しました。費用なのですが、金20枚ほど余りましたのでお返しします」


「清長お前…。余ったのだから自分で持っていればよいものを」


「そうはいきません。これはあくまで造船費。私のお金ではありません。返すのが当然です」


「正直な奴だなぁ!この金は今回の褒美としてお前にやる!此度の手柄見事であった!」


正直に報告したことで、清長は信頼と報酬を得ることができたのだった。


そんな清長が統治していたのは岩槻だけではなく、預け地として浦和(さいたま市)1万石も渡されていた。


この預け地、清長の土地ではなく家康の土地なのだが、便宜上清長に統治を任されている。


ここから徴収した年貢は自分の物としても構わないのだが、清長は一度も懐には入れず全て家康の元へと送ったという。


こういった面が家康からの信頼を買い、生涯重用され続けたのであった。

高力清長の逸話でした。

時々現れる戦国無欲の人。


この方高槻市民ということなので、そのうち墓とかいきたいところです。(書いてる人は現在は埼玉県民です)


さて、戦国時代ではこの手の経費のネコババは一般的だったようで、正直に申告するほうが珍しいこととして扱われていたみたいです。


秀吉や民衆からの支持もあり、仏と呼ばれた程の男です。

それに対してちゃんと評価した家康も上に立つものとしてしっかり見ていると思います。


岩槻城行きたくなってきました。

桜の時期が終わったら行こうかなぁ。

空くので写真とか撮りやすそうじゃないですか…。

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