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五百三十四番槍 主君の息子を助けたい

転職して半年経ちました。

すっかり放置してしまった…。すみません。


関東に戻りましたが近所に城だらけで楽しいですね!

そのうち纏めて書きます!

上杉謙信と武田信玄が衝突し、かつてない規模の戦となった川中島の戦い。


この時、武田方の山県昌景と、上杉方の小島弥太郎が一騎討ちを行った。


「鬼小島弥太郎殿とお見受けいたす!一騎討ちを申し込みたい!」


「よろしい!正々堂々とやろうぞ!」


こうして二人は戦場のど真ん中で刃を交えた。


実力は互角。


お互いに決着を付けられずにいたころだった。


ふと昌景の目に飛び込んできた光景があった。


「なっ!?若殿!?」


信玄の息子、義信が上杉軍に攻められ絶体絶命のピンチに陥っていたのだ。


今は一騎討ちの最中だが、四の五の言っていられない状況であった。


「す、すまん!小島殿!我が方の若殿がピンチなんだ!助けに行ってもよろしいか?どうか勝負を預けたいのだが!」


そう懇願する昌景に対し、弥太郎は答える。


「おう!主の若様のピンチとありゃあ仕方ない!構わん!助けに行ってこい!」


「かたじけない!」


こうして山県軍の救援もあり、義信はなんとかピンチを脱したのだった。


その後二人は一騎討ちには戻らず戦は終わった。


「小島弥太郎殿は花も実もある勇士である」


そう言って昌景は弥太郎を讃えたのだった。

武田四天王の一人、山県昌景の逸話でした。

勝負の最中に逃げるような真似をしたにもかかわらず、救援に行くことを快くOKした弥太郎も器が大きいですね。

でもそれ味方への被害が増えるんじゃ…。


小島弥太郎とするか鬼小島弥太郎とするかでちょっと迷いましたが今回は鬼無しにしました。


実は実在を疑われてる人だったりします…。

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