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五百二十八番槍 満身創痍の追撃戦

告知です。

C95こと冬コミ2018に、挿し絵でお世話になっているげどー先生が出店します。


私も売り子としてお手伝いしていますので、是非お立ち寄りください!


2日目西まー30a「すりーぴーシープ」にて、艦これのイラスト集を配布します!

げどー先生のイラストが好きな方、げどー先生とお話したい方、私とお話したい物好きな方、コミケ会場でお会いしましょう!


(あくまでげどー先生のブースでお手伝いするだけです。私の配布物はありません)


お気軽にお越し下さい!


コミケの出店側は初めてなので、げどー先生と二人でドキドキです!

「いけー!朝倉共を蹴散らせ!」


織田信長率いる軍勢は、前の戦で敗北し、一乗谷まで逃げ延びようとする朝倉義景の軍へ追撃を加えようとしていた。


しかし、それに激しく抵抗する朝倉軍により、大きな痛手を負うこととなる。


世に言う刀根坂の戦いである。


この戦いで戦線に出て指揮を執る将がいた。


織田軍として参戦していた山内一豊である。


「朝倉共にとどめを…!!?」


一豊が朝倉軍に襲いかかろうとしたまさにそのとき、予想外なことが起きた。


「か、一豊様!!」


慌てふためく家臣たち。


なんと、馬上で指揮を執りながら自らも果敢に挑みかかっていた一豊が弓で射たれたのだ。


「くっ…!」


なんとか落馬だけは避けたが、弓は顔面の左側、頬の辺りから入り、右側の奥歯で止まっていた。


この矢を放ったのは三段崎みたざき勘右衛門。


朝倉側の弓の名手である。


「てめぇ!!ぜってー許さねーぞ!!」


一豊は何とか矢を放った本人は討ち取ることに成功した。


しかし、矢が刺さったままだったので、家臣に抜いて貰うことにした。


「俺の顔は踏んでもいいから、矢を抜いてくれ」


家臣はそう命令され、一豊の顔を踏みながら矢を抜いた。


しかし、これがまずかった。


出血が止まらなくなったのだ。


「くそっ!ここまでか!私は死ぬのか…」


「生きるのです!柏の葉で押さえて止血します!」


血が止まらず、死を覚悟した一豊だったが、死なせまいとする家臣の必死の治療もありなんとか一命を取りとめた。


一豊はこれ以降、家紋を柏の葉をモチーフにしたものに変えた。


また、討ち死にしかけた自分に手柄など必要ないと、勘右衛門を討った功績は同僚に譲り渡したのだった。

山内一豊が死にかけた逸話でした。


家臣に顔を踏ませるなんてこと、普通はしません。

よっぽど切羽詰まってたのでしょう。


このときに命を助けてくれた柏の葉にあやかり、一豊は家紋を柏の葉モチーフのものにしたと言います。


そんな傷を負いながらも織田家で頭角を表す山内一豊ですから、歴史とはわからないものですね!


それでは、コミケ会場でお待ちしております!

お品書きはTwitterにて(@gedo______)で検索です!

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