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五百二十一番槍 決着だけはつけておこうか

11月始めから続いたスーパーハードなお仕事もやっと一段落したと思ったら、なんかもう年末ですね。


更新ペース上げなきゃ…可能なのでしょうか…。


放置してすみませんでした。

また頑張って書きますのでよろしくお願いします。


とりあえず久しぶりの更新は川中島の戦いです!

武田信玄と上杉謙信がぶつかり、一説には戦国時代最大の戦とまで呼ばれる第四次川中島の戦い。


お互いに全力を出しあい、大将同士の一騎討ちさえ行われたと伝わるこの戦は、結局決着がつくこと無く引き分けとなり、両軍に多大な損害を出したのみで終わった。


「くそっ!長尾のやつ!やはり一筋縄では行かないか」


信玄は、謙信が関東管領を受け継いだことを快く思っておらず、ずっと旧姓の長尾と呼んでいた。


とはいえ、謙信の強さは認めていた。


「お互いにこれ以上の損害は出したくない。だが、川中島の所有権はどちらにあるのかだけはハッキリさせておきたい」


そう思った信玄は、謙信にある提案をした。



「ほう、また面白いことを提案してきたな、相撲とは」


信玄の提案を受けた謙信は、それを受けることにした。


信玄の提案とはすなわち、相撲で勝負を決めようというのだ。


勝った方が川中島を取れる一本勝負。


武田側の代表は安藤彦六。


上杉側の代表は長谷川与五左衛門。


どちらも相撲の名手である。


「では、はっけよーい…のこった!」


領土を賭けた争いを制したのは、上杉側の長谷川だった。


「くそっ!もう一試合だ!まだまだ認められねぇ!」


息巻く武田軍だったが…。


「よせ!敗けは敗けだ。みな撤退するぞ」


信玄はそう言い、甲斐へと帰参したのだった。

川中島の戦いの後日談でした。

実はこれ後世の創作です。


江戸幕府に献上するために、「上杉家が」執筆した川中島の戦いの記録です。


やたら上杉有利に書いてある辺りでお察しかと思います。


しかし、上杉有利に書いてあるにもかかわらず、信玄は潔い性格で悪くは書かれていない辺りもちょっと面白いですね。


よきライバルとして互いに認めていたなんて説もありますし、信玄だけは人徳者としたのかも知れません。


勿論、お互い本気で嫌っていたなんて説もありますが…。


さて、次回はまた信長の逸話になる予定です。

最近信長多いなって思いますか?

すみません!信長公記って便利なんです!

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