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五百二十番槍 武将の盆踊り

サブタイトル?え?「死霊の盆踊り」意識してないかって?

…してないですよそんなZ級映画…知らないですよそんなの(茶番)


最近買った「信長を殺した男」という漫画が中々面白いです。

明智憲三郎先生の「本能寺の変 431年目の真実」を漫画にしたものです。

元々この本は本能寺の変について明智先生が様々な信憑性の高い史料を研究し、そこから導かれた新説を唱えているものです。


かなり説得力のある一冊ですので、「本能寺の変 431年目の真実」と「信長を殺した男」合わせておすすめですヨ。


まぁ個人的にはこの本の説全てを信じているわけではないんですが…かなり利にかなってるといいますか、信憑性の高い史料のみを使って考察してるので支持できる所も多かったです。


以上、ステルスできてない宣伝でした。

私は単なる一読者ですので宣伝しても話が合う人が増えるだけなんですがね…。

自国を平定できていないどころか、隣からは今川や斎藤といった大国が圧力をかけてくる。


そんな絶体絶命の状況に立たされて尚、仮装踊り大会を開いた肝っ玉のすわった武将がいた。


織田信長である。


今も兄や弟から命を狙われているというのに、お構い無く盛大なイベントを開催したのだ。


いわゆる津島盆踊り大会である。


「さぁみんな!踊れ踊れ!」


信長の呼び掛けに応じ、家臣一同が踊り出す。


平手政秀の息子の内膳は赤鬼のコスプレをした。


稲葉山攻めで武功をたてた浅井備中守は黒鬼に扮した。


「おっ!そちは餓鬼のコスプレか!」


「ははっ!」


信長が声をかけた滝川一益は、餓鬼の格好をしていた。


織田信張はなんと地蔵に扮していた。


さらに前野長康、伊東武兵衛、市橋伝左衛門、飯尾定宗の四人は武蔵坊弁慶のコスプレをしていた。


「おお!弁慶か!すごいクオリティが高いな!」


信長が言うように、弁慶のコスプレを披露している四人はかなり器用に扮していた。


「信長さま!俺も見てください!」


そう言ったのは、祝重正。


なんとワシのコスプレをして登場した。


「はっはっ!ワシとはやりよるな!その発想は無かった!よーし、俺も踊るとするか!」


信長はそう言うと小鼓を打ち鳴らし、女踊りを舞った。


「信長さま!その格好は!」


「どうよ!天人に扮してみた!」


信長の扮装はとてもよく似合っていた。


それから信長は、斎藤道三との面会を取り持った家臣、堀田道空の屋敷の庭で一踊り。


その後清洲へと帰ったのだった。


すると、盆踊り大会のお礼がしたいという町民が集まってきた。


「いやー、楽しかったな!お前たちのコスプレもよく似合ってたぞ!」


そういうと、信長は町民たちをウチワで扇いでやった。


「何を仰いますか!信長様の天人、あれは素晴らしいものでした!」


「ありがとう!そうだ、せっかく来たんだ。お茶でも飲んでいくといい」


そういって、信長は町民たちをお茶でもてなした。


この信長の気遣いに、町民たちは皆感動したのだった。

信長のコスプレパーティーな逸話でしたけど

正式名称を津島の盆踊り大会といいます。


家臣団が皆何らかのコスプレをして踊ったイベントです。

敵に囲まれた状況下でこんなことする信長の肝っ玉は流石だと思います。

四面楚歌どころか兄弟も敵だったのに…。


狂暴、乱暴、大うつけの信長のイメージとはかけ離れた、民のために楽しいことがしたい本来の信長が見える逸話かと思います。

信長はこういうことするの大好きな人だったんですよ?


ワシのコスプレってどんなだったのでしょう?

ちょっと気になりますね。

因みに出典の信長公記には「弁慶に扮した者はとりわけ器用だった」みたいなことが書いてあります。

弁慶のコスプレだけ名指しで良かったと書かれてました。


信長が天人の格好で踊るって可笑しいですね。

女踊りがどんなもんかはちょっとわかりませんが…。

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