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五百六番槍 怪力自慢

就職して一年が経ち、二年目となったのですが…。

途端にこんなに忙しくなるとは思いませんでした…。


開幕仕事たくさん振られててんやわんやです。

これが二年目というものか…と思い知らされています。


で、疲れて寝ちゃってなかなか書けないと…。

幸いにも月の残業時間は5時間程度に抑えてるので…それでこんなに疲れるの…?って感じではありますが…。


最初から読んでいただいている方からすれば、連載開始の時は高校生だったのにもう働いてるーとお思いかもしれません。

私が一番思ってます。


時の流れ早すぎ…。

「いいかい?政勝。そんな悪戯ばかりしてはいけません。もっと勉強しなさい。わかりましたか?」


「へっ!嫌なこった!誰が勉強なんか…」


「わかりましたか…?」


「…はい」


ある日、息子の悪戯を母が叱っていた。


息子の方は清水政勝。


戦で敵将を素手でひっ捕らえ、首の骨をぐりんと力ずくでねじ折った怪力の持ち主。


人呼んで「ねじ首太郎左衛門」。


しかし、その怪力に胡坐をかき、一切勉強することなく街をほっつきまわっていた。


それを母に咎められたのだ。


さすがの政勝も、母に頭をがっちり掴まれてはうなずくしかない。


政勝も母は怖いのだ。


政勝の母は崖から転落した牛を一人で担いで登ってきたことがある。


その牛を担いだ腕が今は自分の頭を捕まえている。


政勝は大人しく勉強することにした。


そんなスパルタを受け、政勝は知略も力もある立派な武将へと成長した。


そんなある日。


「政勝様!殿がお呼びです」


政勝は主君の北条氏康から呼び出されたと聞き、馬に乗ろうとした。


政勝の馬は甲州黒という名の名馬。


その筋骨隆々な逞しい馬はそれ相応に気性が荒く、馬屋から引っ張り出すだけでも男7人掛かりという暴れ馬だった。


家臣たちがなんとか引き出してきた馬に跨ろうとした時だった。


「行くぞ!甲州黒!」


馬を走らせるため、政勝は馬の胴を股で絞めた。


すると、突然馬が血を吐き、苦しみだして倒れてしまったのだ。


「お、おい!どうした甲州黒!」


「政勝様、さっき馬を怪力で締め上げましたね…」


「あ…」


気付いたころには遅く、甲州黒は帰らぬ馬となった。

今回一番書きたかったのは牛を抱えて崖を登ってくる政勝の母親でした。

怪力自慢の武将ってよくいますが、その母親もってどういうことですか!

牛抱えてる絵を想像して一人でケラケラ笑ってました。


なかなかマイナーな武将かとは思いますが、強かったことは確かみたいです。

首を折るとはかなりアグレッシブなファイトスタイルを取る武将ですね。

他に聞いたことないです。


他にも怪力自慢の逸話はありますがそれはまた機会がありましたら書きたいと思います。

では私は溜まった直虎見ます。

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