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五百五番槍 竹千代拉致事件

やばい大河溜まってきました…。

お仕事忙しいなぁ~…。

まだ直虎が城主になったところで止まってます。


仕事が忙しいのと夜は5年ぶりに話した高校の友達が暇つぶしに電話してくることが多いので執筆が捗らない捗らない…。


そんなわけで暫くスローペースかもですが許してください…。

松平広忠が治める三河の国は、西を織田、東を今川と言う大国に挟まれ非常に苦しい情勢の中にあった。


現に今も織田家に攻められ大ピンチに陥っていた。


「こうなったら今川に援軍を出してもらおう!背に腹は代えられん!」


急いで使者を今川義元のもとへと送ったのだが、今川はただでは援軍は出せぬという。


「人質を差し出せ。でなければ援軍は無理だ」


そう条件を突きつけてきた。


今川としては人質を握れれば三河の支配権を得たようなもので、松平家を戦わずに配下におけるチャンスであった。


「…しかたない!竹千代を人質に出すぞ!戸田、連れて行ってくれ」


広忠は息子の竹千代(後の徳川家康)を断腸の思いで人質に出した。


道中の付添は戸田宗光が担当した。


これで今川の援軍が来て織田と真っ向勝負に出れる…はずだった。


「はっ!俺は今日から織田に付くぜ!悪いな!竹千代はいただいた!」


突然宗光が寝返り、竹千代は義元がいる駿府ではなくなんと織田家当主の信秀のもとへと送られたのだ。


「信秀さま!竹千代買ってくれませんか?銭千貫でいいっすよ」


「ほう…。今松平の人質を握れば三河を手に入れたも同然…。よし、買った!」


義元と同じ考えに至り、信秀は竹千代を買った。


「ほーら、竹千代殺しちゃうぞー?殺されたくなければ降伏しろ!」


「いいのか?殺るぞ?本気だぞ?降伏しろ!」


「本当に殺すからな!降伏しなければ殺すからな!」


信秀は散々広忠を脅した。


これで降伏すれば三河は織田の物になるはずだった。


しあkし、広忠は動じなかった。


「もとより一度人質として送り出した時から息子を殺される覚悟はできている。殺したければ殺せ!」


もし本当にここで竹千代を殺してしまえば、三河は完全に敵となり今川と協力して攻め込んでくるだろう。


それ故に信秀も殺さずにいたのだが、そのことを差し引いても広忠のこの態度に信秀は感服した。


「松平広忠、良き大将だな」


信秀はそう呟いた。


一方、義元は来るはずだった竹千代を拉致されたことに大激怒。


速攻で宗光の田原城を落とし、うさを晴らした。


それから2年後、義元は安祥城を落とした際に、信秀の息子の信広を捕虜にした。


「息子を返せよ!」


そういう信秀に対し、義元が突きつけた条件。


「なら竹千代を返せよ」


これを信秀が受け入れ、竹千代は義元のもとへ、信広は父親のもとへと送られたのであった。

竹千代の逸話でした。

ダイレクトメッセージの方でこんな話もありますよって頂いた逸話です。


銭千貫で売られたとも、百貫だったとも記録されていますが、いずれにせよ売り飛ばされたようです。

信秀は信長の父親です。


そう考えると、武田、北条、織田を同時に相手にしてた今川の凄さがよく分かりますよね。

よくやられ役として描かれる義元ですが、実際は物凄い実力の持ち主です。


さて、竹千代にとっては物凄く迷惑な話ですが、この拉致された2年間は信長と接触していたとされています。

この後今川は滅び竹千代は信長と歩み天下を取るわけですから歴史って面白いですよね。



ネタは常に不足してますのでリクエストや提供お待ちしてます。感想も是非お聞かせください。

読者さまの声は物凄い励みになりますので!

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