表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
533/608

四百七十四番槍 父の顔色を窺うな!

なんかアクセス障害で書けませんでした。解せぬ。

おまけに大河も録画できてないし…うちの録画機はなんでこうもポンコツなんでしょうか。


「犬伏」どうなったのか気になります。

信幸大泉さんが最近かっこいいので、きっと大活躍だったのでしょうねぇ。

土曜日の再放送まで待機です。


そういえば、大河では河原綱家は出てきますか?

犬伏の別れのとき、あまりにも真田家一家が長時間会議してるので、心配して覗きに行ったら「来るなといったろ!」って激怒した昌幸に下駄投げられて前歯折れた人です。


大河にも出てきたらなんとなく嬉しいのですが…どうでしたか?

教えてみてた人!(ネタバレとか気にしない人なので!レビュー見てから映画見る人ですし!)

ある日、趣味の鷹狩りに興じていた徳川家康。


江戸から離れた上総に自分専用の鷹狩りスペースで狩りをしていたのに、行ってみたらそこらじゅう罠だらけ。


家康が日常的に来るわけではないので、領民が仕掛けていたのだ。


「なんだこれは!ふざけるな!ここは私の土地だ!」


ホトトギスが鳴くまで待たずにすぐ激怒。


領民から事情聴取を行った。


「いや、青山忠成さまと内藤清成さまが使っていいっすよーって言ってくださったので…。まさか家康さまの土地だったとは…本当に申し訳ない…」


「青山忠成と内藤清成と言えば、秀忠の家臣どもではないか!あいつら許さん!」


駿府に戻った家康は、すぐに江戸の秀忠に手紙を書いてこれを知らせた。


「ひぇ…父上怒ってらっしゃる…」


報告を受けた秀忠はすぐに渦中の二人を呼び出した。


「お前ら二人は上総の父上の土地での狩りを領民に許したそうだな!父上はさぞかしお怒りだ!貴様ら!命を持ってその罪償え!腹を切れ!」


呼び出すや否や、即座に切腹を言い渡した秀忠。


しかし、それに口を挟む老人がいた。


本多正信である。


「はたして、それは殿のお心かな?大御所さまがお怒りだから、その顔色を窺って切腹だと言っているのではあるまいな?」


「何が言いたい正信」


「将軍ともあろうお方が、大御所様の顔色一つで処罰の大きさを変えたりはしませんよねぇ?わしにはいささか、切腹は重過ぎるように思えましてな」


「そ、そんなことは…」


「大御所さまの顔色を窺って将軍さまが切腹などを申し付けられているようでは、わしとて命がいくつあっても足りませぬぞ!!」


「ぐっ…処罰は追って知らせる。しばし待っていろ」


この話はすぐに家康に伝わり、家康は切腹は行きすぎなので止めろと命令。


これを受けた秀忠は、刑罰の大きさを自分で決めた。


「お前ら二人、謹慎処分とする。よいな?」


これから先、秀忠は少しずつ家康の支配から独立していこうと頑張るのである。


家康って実は短気なんですよ?すぐ怒りますよ。


さて、秀忠と家康の逸話でした。

因みに上総は千葉県です。


父が怖かった秀忠は、なんでもいいなりと言いますか、父親第一でした。

父を怒らせた=切腹だったのでしょう。


家康もさすがにやめろと言い、正信も直接ではありませんがやめろと言っています。

それで止めるあたり秀忠です。

聞き分けがいいですよね。


さて、松前城書かねば…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ