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四百七十三番槍 作戦書なんて必要ないさ

紗代

「今更ながら、なんでこの小説って『日の本のお殿様』ってタイトルなんですか?」


乙葉

「なんか緩そうだから…て」


紗代

「え?そうですか?」


乙葉

「わかんないけど…他の候補には『平成・名将言行録』とかがあったとか」


紗代

「なんでそっちはやめたんです?」


乙葉

「名将より愚将の方が面白いじゃん?っていうのと、どことなく『出張!なんでも鑑定団』に似てるからって…」


紗代

「…他に候補はなかったんですか?」


乙葉

「ないよ?」


紗代

「…ま、結果オーライですね。げどー先生もロゴ作ってくれましたし」


乙葉

「あー、お正月イラストのやつね」


紗代

「掲載したのバレンタインすら終わってましたけどね…」


というわけで、平成名将言行録…ではなく日の本のお殿様、本編に入ります。(この前書きいるかな?)

徳川家康が豊臣秀頼を亡き者にせんとして始まった、大坂冬の陣。


秀頼としては家康が死ぬまで直接対決を先延ばしにしたかったが、家康は73歳と言う高齢のため時が無く、また秀頼をどうしても滅ぼしたい一心で無理やり開戦にこぎつけた。


さて、戦になることが確定し、いざ布陣と言う時に家康の息子でいまいち存在感が無い二代目、秀忠から作戦書が家康のもとに届けられた。


「父上、今度の戦はこんな布陣でいかがでしょうか?戦法は前田で南側に置きましょう」


すると家康は、作戦書少し眺め、すぐに机に置いた。


「秀忠は、これでいい。だがな、わしは今までの戦で作戦書なんてものを作ったことは一度も無いぞ。考えてもみろ?作戦通りに動いて敗れた兵を叱れるか?作戦通りに動かず命令を無視して動いて大きな功績をあげた兵を褒められるか?だからわしは常に戦場では臨機応変に指揮を執って、そして勝ち抜いてきたのだ」


如何にも野戦の名人と呼ばれる家康らしい言葉であった。


家康自身も言葉にしながらすべての戦の集大成となる冬の陣へ向け、陣を敷くのであった。

家康の名言的な逸話でした。


毎度のことながら誰がこう言った、みたいな逸話はどうしても短くなってしまう…。

1000文字弱を目指して書いているので500くらいで終わるのは不本意なんですよ!


まぁ、スマホが普及した今では1000文字に収める意味も薄いんですけどね…。

ガラケーだと1000文字ちょっとで次のページに行かなきゃなんですよ。

これが面倒だったので…。


さて、久々に家康の逸話だったのはもちろん大河を意識してです。

そろそろ関ヶ原ですね!楽しみです!

振り上げた腕をどうしていいか分からなくなったら腕相撲(ここのシーン好きです)

珍しく三成と清正の仲がいいので新鮮です。


次の逸話は誰になるかは未定です。

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