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四百六十八番槍 禁酒!あ、いや待って…

人知れず、北海道唯一の日本式…っていうとなんか違いますか…いわゆる「城!」って形をしている城、松前城に行って参りました。

うちは札幌周辺にあるのですが、まさか車で片道7時間もかかるとは…道南十二館も見れたらいいなーとか思ってたのがバカみたいでした。

北海道広すぎ!!


さて、先日の「世界ふしぎ発見」で本能寺の変特集やってましたね。

「本能寺の変~431年目の真実」の著者、明智憲三郎先生も出演しておりました。


家康暗殺説など、確かにありそうな興味深い新説を説いておりました。

ここからはただの歴史好きの戯言と思ってほしいのですが、家康暗殺説はなんか違うと思います。


確かに根拠も時代背景も見れば納得なんですが、あれは「信長が同盟を裏切ったことは一度も無い」という事実を踏んでいないと思うのです。

なので、なんか違うかなーって…。うん、これはあくまで私の意見ですし、専門家じゃないので真に受けないでください。

皆さんはどう思われますか?


はい、長くなりましたが前書きは終わりです。

いつも思うけど前書きいるかな?

四国を平定した鬼若子こと長宗我部元親は、法律を制定して領内に発布した。


いわゆる「長宗我部元親百箇条」である。


その中で、元親は禁酒令を出した。


「昔から土佐は酒豪が多く、それゆえに失敗や争いが多く起きている。よって、ここに禁酒を命じる。よって騒ぎを起こしたら罰金。人を傷つけたら死刑だ!」


そんな命令で、領民からはすこぶる評判が悪かった。


しかし、禁酒令が発布されてから少し経ったある日のこと、元親の重臣である副留隼人が酒樽を担いで歩く商人を見つけてしまった。


「おいお前ら!今は禁酒令が出ている!一体この酒をどこに持っていくつもりだ!」


隼人は商人を尋問した。


「えっと、これ、元親様からの発注でして、これから城へ届けるのですが」


「何!?殿の?ちょっとそれを貸せ!」


そういうと、隼人は商人から酒樽を奪い取り、ぶっ壊してしまった。


「お主らには済まん事をしたな。許せ。帰るぞ!」


そして、すぐさま城へ帰還した。


城に着くと、隼人は駆け足で元親の元へ。


「殿!先ほど商人が酒を持って歩いておりました!しかも発注は殿とはどういうことですか!」


「げっ…バレた…。だって…飲みたかったのだもん…」


この騒ぎで駆け付けた他の重臣たちも、さすがにこれには元親にキレた。


「我々は令を守って禁酒していると言うのに、殿だけズルいではないですか!」


「そ、それは…」


「殿は領主なのですぞ!民の手本とならなければならないのにどういうおつもりか!自ら決めた約束も守れないのですか!殿のため、この隼人命を懸けて殿に言います!一度言ったのであればご自身も法を守ってくだされ!!」


「は、はい…」


元親はこの後反省して、自分も禁酒令を守った…わけがなかった。


「この前の禁酒令、あれは間違いだった。よって、これを改めて許すことにする。ただし、酒乱はするな」


法の方を変えたのであった。

四国の蝙蝠、長宗我部元親の逸話でした。

久々に大河から逸れた話した気がしますね。(前回のやつ選挙のせいで見逃した)


さて、今回はなんか憎めない元親が登場しました。

家臣に隠れて自分だけ酒飲んで見つかって怒られた逸話です。


隠れてお菓子食べる子供のような元親、好きですねぇ(笑)

土佐の酒飲みは本当に凄いらしいです。それは昔からのようですね。

しかも自分が酒を断つのではなく禁酒令を撤回させるあたり、酒は偉大なり。


さて、真田信綱の逸話を頑張って探していたのですが、どう頑張っても首を包んだっていう血染めの陣羽織しか出てこなくて苦しんでます。(血とかダメな方は検索しないでネ!私はダメな人ですが戦国の遺物はなんか大丈夫です。古いからかな?)


読者さまで何か知っている方はご一報ください!(何回も言ってるけど来たことは無いのです)

感想、レビュー切実にお待ちしております。

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