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四百五十八番槍 入ってくるなと言っただろう

3か月ちょいぶりですかね。

すみません。


内定が決まり中間発表が終わり、戦国対戦を初め、彼女ができ…。


いろいろありました。


そんなわけで、小説に関しては、戦国対戦を初めたのが大きくて、一気にネタが流れ込んできました。


それから、小倉城にもいきましたので、そのお話はまたそのうち!


また頑張って書き始めますよー!

時は関ヶ原の戦い直前。


犬伏にて、今後のお家の明暗を左右する大切な会議が秘密裏に行われた。


宿を貸切、人を払って親子3人で真剣に議論を交わすのは真田家であった。


「父上。私としては徳川率いる東軍に付くのが吉かと。西の石田三成は様々な大名から嫌われております。それに、私は家康の重臣、本多忠勝殿と親戚関係。話せばきっと我らを受け入れてくれます」


そう言ったのは長男の信幸。


信幸は忠勝の娘を嫁に貰っている。


「いや、兄上!徳川はわれらの昔からの敵!よもやそれを忘れたわけではあるまいな?」


そう言ったのは、弟の幸村。


幸村の言う通り、真田家は徳川と戦った過去がある。


今回は、その家康を討ち取る最大のチャンスなのだ。


「父上はどうお考えですか!」


ふたり、声を揃えて父、昌幸の意見を待った。


「信幸、お前は徳川に仕官したこともあり、徳川の味方になりたいと言う気持ちはわかる。幸村、お前の徳川を倒したい気持ちもわかる。そして、このわしは三成と親戚の関係ではあるが、そのような理由で家を滅ぼしてはならないこともわかる。この戦、勝敗は読めない。だとすると…」


ここで、昌幸は大きく息を吸った。


「おい!そこにいるのは誰だ!ちょっとこっちこい!」


昌幸は侵入者がいることに気付き、叫ぶ。


「…失礼します」


入ってきたのは、河原綱家だった。


会議が長引き、心配して様子を見に来たのだ。


「誰も来るなと言っておいたのに、何しに来た!家の存続にかかわる大事な話をしているのだ!さっさと出て行きやがれ!」


昌幸は、綱家の侵入に激怒。


履いていた下駄を顔面目掛けてぶん投げた。


下駄は見事綱家の顔に命中し、前歯を折ったのだった。


「お、落ち着いてください父上!綱家に悪気はないのです!」


息子二人が宥め、関ヶ原では信之が東軍、昌幸と幸村が西軍に付き、どっちが勝っても家を存続できるようにするという結論が出たのだった。


因みに、綱家は一生前歯が無い状態だった。

久しぶりの逸話は真田からでした!


昌幸がキレた珍しい場面ですね。


下駄は痛そう…。


まぁ、この密談については皆さんもう詳しいと思うので、そんなに詳しくは書きませんでした。


ただ、途中で家臣が覗いて痛い目にあったってことは是非是非忘れないであげてください…。


では、今日はこの辺で!


次は道頓堀のお話書きたいなぁ。

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