四百五十二番槍 清州会議
なんで2月って28日までしかないんでしょうか~?
短いですね~2月。
どことなく暖かくなってきたような気もします。
春はもうすぐです!
…というわけで私は通販で頼んだガッシュの漫画フルセットを待ちます。
楽しみです…。
「これより、評定を行います」
ここは清州城。
天下の覇者、織田信長が家臣の明智光秀による謀反により本能寺で自害。
その光秀も中国大返しにより高速で舞い戻った豊臣秀吉に天王山の戦いで敗北。
そのまま農民による落ち武者狩りに襲われ、竹やりで胴体を貫かれたため自害した。
こうなると、誰が織田家の後を継ぐのかが問題になる。
それを決めるために開かれたのが、清州会議であった。
織田家の筆頭家老が集まり、話が進む。
候補に挙がったのは、柴田勝家が推す信長の三男である織田信孝。
それと、秀吉が推す信長の孫にあたる三法師(3歳)。
どちらがふさわしいかを決める会議であった。
この会議には、秀吉、勝家ほか丹羽長秀と池田恒興も参加していた。
因みに、信長の長男である信忠は本能寺の変で光秀に狙われて命を落としている。
次男の信雄は超ドンマイ。
そのため、この二人のどちらかになったのである。
本来であれば、この場に参加すべき人物がもう一人いた。
滝川一益である。
しかし、一益は関東で北条氏邦と戦をしていたため、帰路の途中。
しかもこれ、負け戦。
他の四人から「敗北者は来るな」と言われたのだった。
さて、清州会議がいよいよ始まった。
「やはりここは信長様の三男、信孝様以外にはおらぬであろう!次男は脳内が常に春、長男は死んでいるのだから!」
勝家がそう主張すると、秀吉は異を唱えた。
「跡継ぎと言うのは血筋が大切!普通に考えれば信忠様の息子がなるのが当たり前!歳なんて関係ない!」
秀吉の意見が通り、勝家は秀吉に敗北。
跡継ぎは三法師、成人するまでの後見人に信孝が選ばれたのであった。
この会議が終わり、数日後。
清州城に一益が到着した。
「おぉー、そなたが三法師様ですか!信長様にそっくりですな」
清州城で三法師の顔だけ見て、伊勢に帰ったのだった。
それから、約1年後…。
秀吉に敗れた勝家が挙兵し、今度は武力でぶつかることとなり、賤ヶ岳の戦いが始まるのであった。
なんとなーくですが、清州会議をさらさらっと書いてみました。
滝川一益の逸話が書きたかったのですが、いいものが見当たらず…。
しかしまぁ今回の内容だと丹羽と池田が空気ですね…。
まぁいいか…。
信雄が候補に選ばれなかった理由は、その器にないからとか言われてるみたいです。
どんだけダメだったんだ…。