三十九番槍 裏切り弾正の聖夜
クリスマスも近いので、こんな逸話を…。
ふざけ過ぎました…。
反省します。
1566年。
大坂、堺。
2つの勢力がぶつかっていた。
松永久秀と三好三人衆。
連日激しい戦いが繰り広げられていた。
そんな年の冬。
久秀は、あることを思いついた。
「そうだ!クリスマスくらい戦わなくてもよくね!?ケンタッキーとか食べたいし!うん!クリスマスだけは停戦しようそうしよう!戦うのはリア充だけで十分だぜ!」
なんと、クリスマスは停戦しようというものだった。
久秀はさっそく三好三人衆に手紙を書いた。
『クリスマスは停戦しね?ほら!ケンタッキーとか食べたいじゃん?戦うのはリア充だけで十分って話よ!どう?』
手紙はすぐに三好側に渡った。
「ほう…。戦うのはリア充だけで十分か…。確かに!よしっ!停戦じゃ!ケンタッキーじゃ!」
両方が同意し、見事1日だけ停戦した。
これは両軍にリア充がいなかったことを示している。
久秀は、知り合いの宣教師であるルイス・フロイスを呼び、敵味方関係なくクリスマスパーティーを開いたのだった。
「お前非リア充なの?なんだ、松永軍て意外と俺らと同じなんだな!」
「お前らも非リア充?俺達、仲良くなれそうだな!」
パーティーはとても盛り上がった。
翌日…。
「松永久秀を討ち取れー!」
「三好共を殲滅せよ!」
再び戦となった。
あはは~…。
真面目に解説します。
三好三人衆と松永久秀が戦っていました。
すると、松永は「キリシタンにとってクリスマスは特別な日だ。両軍にはキリシタンが多いし、クリスマスだけは休戦しよう」と呼びかけました。
三好側もそれを了承。
ルイス・フロイスを呼んで、ミサを開きました。
勿論、敵味方の区別なく参加できました。
敵同士の両軍の兵たちは、一緒に歌ったり礼を尽くしたり。
クリスマスだけは平和な1日をおくれたのでした。
っていう逸話でした。
本文はふざけ過ぎましたね…。
ちょっと反省…。
東大寺焼いたりした松永も、こういう企画を立てたりしたんですね。
因みに、東大寺焼いたのは意図的ではなく事故だって説もありますよ。
松永久秀の意外な一面でした。