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四百三十一番槍 如水誕生

サブタイトルは前々回の大河ドラマから借りてきました~。


官兵衛が蟄居した理由がなんか史実と違うんじゃね?と思ったので…。


大河だと、主人公悪く書きませんからね。


三成はばりばり悪役ですが。

まぁ三成だしいいか(三成嫌い)


大河ももうちょいで終わりそうですね。


二度目の出兵が決まったので、あとは秀吉が死んで関ヶ原、その5年後に官兵衛も死ぬんです。


朝鮮との和睦では家康が活躍するはず!


大河って主人公の死までやるんですか?


江の時は最終回だけ録画失敗する大事故が起きたので見れず…知らないんですよね…。

第一次朝鮮出兵の際、兵糧攻めを受けた日本軍は釜山へと撤退した。


豊臣秀吉は、このままでは日本の恥になると考え、せめて晋州城を落とそうと考え、その考えを朝鮮にいる石田三成に送った。


「黒田官兵衛、浅野長政と協力し、晋州城を攻略せよ」


それが秀吉からの命令であった。


というわけで、勘兵衛と長政を訪ねてきた三成。


官兵衛も、三成の訪問には気付いていた。


しかし、官兵衛も人である。


あることないこと秀吉に吹き込む三成が気に食わなかった。


それは長政も同じであった。


三成が訪ねてきたとき、官兵衛と長政は囲碁の対局中であった。


「…長政殿、三成がきたようですね」


「…俺あいつ嫌いだから、ちょっと待たせておこうぜ。この対局だけやろう」


こうして、官兵衛と長政は三成を無視した。


この時、実は碁石が碁盤を叩く軽い音が三成の待つ部屋に漏れていた。


「あんにゃろ!囲碁やって人を待たせるというのか!俺は奉行だぞ!ふざけんな!」


もともと官兵衛が嫌いだった三成は激怒し、勝手に帰宅した。


これにビビったのは官兵衛。


「何勝手に帰ってんの?戻ってこいよ」


そう手紙を送ったが、三成のへそ曲がりは戻ってくることは無かった。


「もう一度使者を送っては?」


長政が官兵衛にそう言った。


「作戦会議は秀吉様の命令。それを実行するために使者を送ったのに、戻ってこないのは三成が悪い」


そう言って、二度目の使者は送らなかった。



さぁ、ここから三成の嫌がらせは始まる。


「みなが戦の最中、官兵衛は囲碁三昧の日々を送っている。俺が会いに行ったのに囲碁を打っているからと無視しやがった!」


会う人には必ずそんな悪口を振りまいた。


これは天下人にも変わらず…。


「秀吉様ぁ!官兵衛が囲碁三昧でうちらの言うことを無視するんだ!」


内心でニヤリと笑う三成。


これで官兵衛も終わりよ…。


そう思っていたのだが…。


「あー…。あいつら囲碁好きだもんなぁ…。囲碁禁止って言わなかったわしの失策だわ…。しゃーない、もう一回行ってきてくれ」


こうして、もう一度官兵衛に会いに行き、今度は作戦を立てて見事に晋州城を落として見せた。


しかし、この戦いの後、また三成が余計なことを言った。


「囲碁三昧で会ってくれなかったって秀吉様にチクっちゃったてへぺろ」


これに焦る官兵衛。


事実を話そうと、秀吉に会うため無断帰国する。


これに秀吉はキレた。


「貴様など切腹だ切腹!」


官兵衛はこの切腹の命令に驚き、出家して如水円清を名乗った。


これを知って動いたのが官兵衛の息子の、浅野じゃない長政。


「父をお許しください!」


秀吉にそう頼み込んだのだ。


「ん~…。今回のお主の武功、見事であった。よし、それに免じて切腹は無かったことにしよう」


こうして、官兵衛は生きながらえることになったのだった。

なんか長くなったー!


言いたいことは、悪いのは三成ってことですね。


チクリ魔は嫌いです。

信長の野望でも三成手に入れたら速攻で腹切らせますとも。


そろそろまだ出てきてない人の逸話が欲しいですね。


とはいっても、400以上書いてると新鮮味もないですが…。


ん~…未登場武将って誰がいるでしょう…?

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