四百二十六番槍 生きられよ!
サブタイトルと内容がマッチしてないなー…と自覚しつつこのサブタイにしました。
大河ドラマ「軍師官兵衛」で一番好きなセリフです。
でもさー、大河ドラマ見てふと思ったのは、御着の殿に裏切ら義られた官兵衛が、そのあと殿に再開するシーン。
あの時官兵衛は「腹を切れ」って言いましたよね?
史実だと「官兵衛は一度も死刑宣告を出したことは無い」みたいなのをどっかで読んだ気がしたんですが、これって死刑宣告になりません?
私の記憶違い…?
それとも実際に死刑にしたわけじゃないからセーフ?
細かいことが気になってます(笑)
大河見ても私は三成は好きになれませんねー。
なんだかんだ言いつつ伊達政宗は最近好きですよ。
ある日の上杉家家中で、定められた決まりを破った者がいた。
九鬼という男と、深沢という男である。
「こいつら成敗しなきゃなー。腹切らせなきゃなー」
上杉謙信はこの二人を処断しようとしていた。
それを知った謙信の養子、景勝。
「この二人を討たせてください!」
そう名乗り出たのだ。
「ダメだ!奴らは強い。まだお前は14歳ではないか!危ない!」
「謙信様のためならこの命失うことも惜しくはありません!死ぬ覚悟はできています!謙信様、どうか私に、この二人を斬滅する許可を!」
「何を言う景勝!お前は大事な跡継ぎ!生きられよ!死んではいけない!生きるのです!生きろ!」
謙信の許可を得られず、その場を退いた景勝だったが…。
後日、九鬼と深沢が一緒にいる場面に出くわした。
これをチャンスと見た景勝。
「おい深沢。お前眼病なんだって?目薬を差してやろう」
かねてから目を患っていた深沢に、目薬を差すという景勝。
もちろんフェイク。
景勝は目薬ではなくコショウを入れてやった。
「目が!目がー!」
定番のセリフを口走りながら苦しむ深沢に、景勝はすかさず短刀を抜いた。
「おい九鬼!こいつは罪を犯した。だから成敗する。お前も手を貸せ!」
「お、おう。どうすればいいっすか?」
「とりあえず手を抑えてくれ」
そういうと、九鬼は深沢の体を抑えに入った。
「…って思うじゃん!お前も一緒に逝ってくれよー!」
油断して、刀から手を離した九鬼の隙を突き、景勝は九鬼も切り捨てた。
「ふっふー。油断大敵!なのです」
この事件を聞いた謙信は、大喜びして景勝に土地を与えたのだった。
ネタ多めの回となりました。
パロディネタが全部わかったら凄いです。
さて、そんなことはどうでもいいですね。
なんで景勝の逸話書いてんだろ…。
あ、そうだ。
足利義栄の逸話探して見つからないで挫折したので、手元にあるやつで済ませました(笑)
足利義栄って…14代将軍ですよ?
剣豪将軍と貧乏公方の間ですが、存在感無いですね。
逸話大募集!
話が逸れました。
景勝の父は船から落ちて溺れ死にました。
その旧領を景勝が継ぐまでの経緯です。
謙信が、従わない景勝の父を暗殺した、なんて説もありますが、景勝曰く「謙信には恨みは無い。恩がある」です。
そんなわけで謙信のために働いたわけですよ。
父の旧領も引継ぎが認められました。
そんな逸話でした。
ではでは!
足利義栄の逸話探しますので!