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三十八番槍 三河武士の宝物

最近家康の出番多いな~と思ったそこのあなた!


今回も家康です。

ここは大坂城。


ある日、天下人となった豊臣秀吉は、配下の徳川家康を天守へと呼び出した。


「何でしょうか、殿下!」


家康は秀吉に頭を下げながら聞いた。


「いや、ただちょっと話したくてな…」


秀吉は、自分の持つ宝物を自慢するために家康を呼んだ。


「わしにはこの大坂城、黄金の茶室など、数多の宝があるのだ!どうだ、いいだろう!」


「は、はぁ…」


反応に困る家康。


「所で、徳川殿の宝物はなんだい?」


秀吉が聞いた。


すると家康は…。


「三河武士たるもの、宝など、持ちません!」


キッパリと言った。


「ほえ?宝を持たない…?」


天下人は驚いた。

誰だって、宝物の一つくらい持っているだろう。

そう思っていた。


「ただまぁ…。強いて言うなら…、私を命懸けで守ってくれる、500人の兵ですかね!」


笑顔でそう言い切った。


(あ、勝てない…。この狸には勝てない…)


秀吉は家康の寛大さを思い知った。

秀吉は己の欲するままに才能を活かして生きた人。


家康は仲間を大切にしてとにかく我慢強く、そして時には屁理屈を駆使して生きた人。


そんなイメージです。


家康は伊賀越えとか三方ヶ原とかで仲間の大切さを身を持って体感してるからでしょうな。


秀吉は出世考えて主君変えたりしてるし…。

女性は大事にしましたけどね。




久しぶりに人の逸話を書いた気がする…。

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