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四百二十四番槍 罪人でも功は消えない

さぁもう少しだ…。

もう少しで徳川を滅ぼすことができる…!


久しぶりに五円玉ー(現在別アカで活動中)の家で信長の野望進めてきました。


徳川家を残り本城1、支城まで追い詰めました。

さすがは我らが梵天丸。

能力値は全てが全国トップ。


しかし徳川家を叩くとアリの巣をつついたように豊臣家が襲ってくるのですよ。


秀吉が病死したためまだ楽ではありますが、今の梵天丸に強大な豊臣と一戦交える力は無いです。


でも島津と婚姻したのでこれをうまく使えば…!


現在1601年。

もう時がないぞ梵天丸!

小十郎死んじゃうぞ!

上洛途中の上杉景勝だったが、敦賀に差し掛かった時に事件が起きた。


罪を犯した河田摂津守を処刑したのである。


この男、数々の武功を挙げた、景勝の長年の家臣であった。


「…摂津守のため、葬儀を行う」


景勝はそう決めた。


この葬儀、罪人のものとは思えないほど立派で大きなものだった。


景勝自らが焼香をし、その時に棺の中の摂津守に向かって優しく語りかけた。


「この処断は大将として避けられないものだったのだ…。でもな、お前が今までこのわしに仕えてくれたこと、このわしのために挙げた武功の数々。決して忘れたりはしない!感謝している。ありがとう」


そう言って涙を流した。



この葬儀に出席しなかった者もいた。


摂津守の家臣たちである。


葬儀の後、景勝はどうして来なかったのか聞いた。


「私ども、景勝様に恩があります。その景勝様のご命令に逆らった我が殿の葬儀に参加するなど…義が無いではございませんか」


「そうか…お前たちが言うことはもっともだ。正しい判断と言えるな。よくやった」


この一件により、景勝は家臣からの信用を大きく得ることができたのだった。

景勝の逸話でした。


で、摂津守はなんの罪を犯したのでしょうか?


調べても出てきませんでした。


罪人の葬儀を大々的に行った景勝。

罪を犯しても武功や今までの活躍は消えることは無いと示したのでしょうね。

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