四百十五番槍 それはさすがに…
うぅ~…。
書こうと思ったら接続障害喰らうし勝手に完結済みになってるしぃ~…。
もうなんなの!
前もミスって完結済みにしたことあったような…。
気を付けましょう…。
上杉景勝が、最上義光領内に攻めてきたときの話。
最上家と同盟関係にあった伊達家も、兵を出して最上救援に向かうことになった。
しかし、頭ごなしに突っ込んで行ってもいい結果は得られない。
そこで、伊達家頭首、伊達政宗は軍師に意見を聞くことにした。
困った時の片倉小十郎である。
小十郎は、その知略を駆使して政宗を支えていた。
武勇に優れた伊達成実とともに、「武の成実、知の小十郎」とまで言われたほどである。
「小十郎!どう攻めれば一番効果的に敵を殲滅させられる?」
政宗は小十郎に聞いた。
「そうですねぇ…。暫く放っておいてはどうでしょう?」
「はっ!?」
予想外の答えに驚く政宗。
「なんでよ!」
「暫く放置し、両軍の兵が疲弊するのを待ちましょう。そうしたら、我らが突っ込んで上杉勢を蹴散らすのです!」
作戦としては申し分ない。
最小限の犠牲で上杉を蹴散らすにはいい方法。
しかし、政宗がこれを拒否する。
「待て!ダメだ、攻めるぞ!山形には俺の母がいる!」
弟、父に続いて母すらも見殺しにしたとなれば世間の評判が恐ろしい。
そんなわけで、政宗は小十郎の策を蹴って出撃したのだった。
小十郎の策を珍しく蹴った政宗でした。
基本採用するんですけどね。
この時は母がいたので救援に行きました。
父も弟も殺してますし…。
いや、うん…。
さすがに助けたんですね。