四百十三番槍 んじゃ俺も見習いますか
乙葉
「久々に出番だと思ったら留守番だってー」
鬨哉
「留守番?」
乙葉
「作者さんは伊豆大島に行っております」
鬨哉
「ああ…。そういや、次は上田城だっけ?」
乙葉
「そうだけど…」
鬨哉
「けど?」
乙葉
「ヤマト出番ないよ?」
鬨哉
「え…?」
「今度俺の領地で歌舞伎パーリーやるんだ!家康も来てよ!」
「いいね!行くわ」
奥州の独眼竜こと伊達政宗は、徳川家康を招いて歌舞伎を催した。
「いやぁ、歌舞伎って、実に良いものですね~。大名たちがみんな歌舞伎を楽しんで暮らせば、誰も謀反なんて考えないだろうに…」
家康はそう言うほど、歌舞伎に感動していた。
…という話を伝え聞いた加藤清正。
「え?家康の疑惑の目を晴らすには歌舞伎やればいいんだね!」
そう思い、元祖歌舞伎の人である阿国を招いて、家康を呼んで歌舞伎を催した。
このころ清正は、家康から、豊臣秀頼とくっつくんじゃないかと疑われていた。
関ヶ原では東軍だったが、豊臣に恩があることに変わりは無いからである。
そこで、この歌舞伎で家康の疑惑を晴らそうとしたのである。
因みにこの歌舞伎、家康だけではなく一般市民など誰でも見れるイベントだった。
短めのエピソードですが…許してください…。
執筆してた時は出発まであと1時間だったんです…。
さて、加藤清正が噂を聞いて実践した歌舞伎。
成果はあったのでしょうか!
なんか、清正は家康に毒殺された説がありますね。
本当なら成果なしですね…。
というわけで、島にいます。
では!