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四百十二番槍 調子こいてたら…

今日から伊豆大島に行ってきます。


感想の返信は可能ですので、遠慮せず感想書いていただいていいのですよ?(おい)


明後日辺りに予約入れておきます。


後書きが終わり次第本文書き始めます。


誰の逸話にしましょうか…。

小田原攻めが勝利で終わり、いよいよ天下の覇者となった豊臣秀吉。


日の本を手中に収めたことを祝って宴が行われることになった。


そこに一緒に参加していたのは、織田信長の息子である、信雄だった。


「おい信雄。お主、ちょいと舞を披露してくれないか?」


秀吉は、信雄にそう頼んだ。


場を盛り上げるための、言ってしまえばフリである。


しかし、信雄は違う捉え方をしていた。


(なんでサルなんかのために舞わなきゃいけないんだよ!所詮は父上のバックアップの分際でよ!)


もともとは家臣であった秀吉からの無茶ブリにを、侮辱だととらえたのである。


しかし、相手は天下人。


無下に断るわけにはいかない。


でも従いたくない。


ここで、信雄はやらかして見せた。


わざと超不吉な内容の舞を演じてやったのである。


これに秀吉は激怒。


「もうよい!どっか行け!」


信雄は宴から追い出された。



その後しばらくして、家臣から一報が入る。


「あ、信雄様、国替えって噂ですよ?」


「はははそれはねーよ!俺、この尾張が気に入ってるし、前に秀吉に国替えはイヤって言ったこともあるし」


実は信雄、以前秀吉からの国替えの要請を、土地への愛着から拒否して怒られたことがあった。


まぁ、そんなこんなで実際に国替えの内容が発表されて、信雄は絶望することになる。


「領地没収の上、下野に…だと…?」


調子こいていたら散々な目にあった信雄であった。

織田信雄の逸話です。


「のぶかつ」で変換できないので「のぶおす」で終始変換しております。


さて、天下人になめた対応してた信雄ですが、やはり痛い目にあってます。


因みに、国替えを命じられた時の条件として提示されたのは、北条の領地から関東を除いた、三河や駿河などの5つの国です。


これ拒否したんですね。


そしたら領地没収になった挙句、下野に追放。


仮にも織田家なんですよ…?


因みに、「はははそんなことありえねーよ」と本文中で信雄が国替えの噂を否定してますが、その内容が書かれた手紙が現存してます。


調子こかないようにしましょう。

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