四百七番槍 戦の最中にそんなもん無い
コミケ参加者のみなさん、遅れましたがお疲れ様でした!
私は初の二日間出陣。
もうクッタクタでした。
すげー疲れた…。
さてさて、そんなわけで今日も逸話行ってみましょう!
このあと五円だまーの家に行くので短めに…!
とある戦の陣中で、大久保忠世は最近入ってきた新人を呼び寄せ、食事会を行った。
「さぁ、芋汁を作ったからみんなこれを食ってくれ」
そういって出されたのは、ぬか味噌と芋がらの汁。
「この汁の味付けは…」
少々気に食わなかったらしく、一人の男が文句を言おうとした。
若き日の井伊直政である。
「味噌だ。お前に最高の勝利を与えてやる」
忠世はそう答えた。
「味噌って…。ぬか味噌じゃ…。醤油は無いっすか?」
すると、忠世の目つきが変わった。
「ここは陣中だ!そんなものあるわけねーだろ!みんな同じものを文句も言わずに食べてるんだぞ!兵はこんなものすら満足に食えないんだ!さらに農民にはもっと貧しいのもいるんだぞ!お前はそれを忘れてる!だから今日ここに呼んだんだ!」
この言葉に、直政はハッとした。
そして、これ以降直政は人々のことをより深く考えるようになったのだった。
直政と忠世の逸話でした。
陣中で醤油は無いか訊いた直政に叱責。
まぁ確かに能天気ですよね。
しかしまぁ、のちに立派な武将になるのですから、意味があったのではないでしょうか。