本能寺の変~光秀のクーデター~
晴美
「今回の…いつにもまして読みにくい…」
乙葉
「あははは…それは…」
晴美
「?乙葉、何か知っているのか?」
乙葉
「はぁ…。まぁ」
晴美
「なんでだ?」
乙葉
「今回の…作者さんの処女作なんですよ…」
晴美
「おっ?何故そんな作品が…?」
乙葉
「かな~り昔、作者さんがまだこのサイトを知らないころ、とある方に『小説書け』と言われてブログに書いたものなんですよ…」
晴美
「それでか…。完全にブログ仕様でここにコピーした訳か…」
乙葉
「はいぃ…。題名含め何の編集もしていませんから…。ただコピーして貼っただけなんですよ。本当に…」
晴美
「何故に今頃そんな物を…?」
乙葉
「作者さん、今テストで…。今日から徹夜だそうなんです。でも何かあげたい…。そうだ!アレがある!みたいな発想で…」
晴美
「それでか…。手抜き!」
乙葉
「読み返すと黒歴史な作品らしいです…」
晴美
「恐るべき処女作…」
時は戦国。
1582年6月1日。歴史を変える大事件が発生した…。
明智光秀が主君織田信長を突然裏切り攻撃を開始した。
物語は、その3日前から始まる…。
本能寺の変3日前…。
明智光秀は京の愛宕山で連歌会を催していた…。
家臣たちは、みな歌を披露して行く。
「光秀様の番でございます。」家臣の一声に光秀が歌を読む。
「ときは今 あめが下知る 五月かな」見事な一句を披露した光秀。
家臣も感心した。
連歌会が終わった後、光秀はおみくじを引いた。3回引くも、全て凶…。
「本能寺の堀の深さはどのくらいだろう…」光秀がつぶやくと家臣は驚き、「光秀様?今…何と…?」と光秀に聞き返す。しかし光秀は…「いや、何でもないんだ。」と返事を返した。
その後、「皆の者!亀山城に帰るぞ!」との光秀の命令により、明智軍は亀山城に帰参した。
「さて、今頃信長公は本能寺について茶会でも開いている頃だろう…。私が攻めることなど予想すらせずに…」
光秀は、心の中で時を待っていた。
そして、何人かの最も信頼できる家臣たちを招集。
「いいか、私たちはこれから本能寺に向かう!信長公を討つのだ!」当然家臣は驚いた。
「み、光秀様!それは…謀反を…?」
「そうだ!私の決意は固い!この謀反、絶対に成功させる!」
その場にいた家臣たちは思ったと言う…。「光秀様を思いとどまらせることは不可能!」と。
「我が1万3000の兵たちに告ぐ。…。敵は…敵は本能寺に有り!!!本能寺にいる敵を抹殺するのだ!」
「御意!」全軍は、一言で返した。
寝静まった本能寺。
南は斉藤利三、北は明智秀満が物音一つしない本能寺を包囲した。
その音に驚いた信長は、「何だ!?家臣どもの喧嘩か!?」と最初はまさか自分の命が危ないだろうなんてことは思ってもいなかった。
しかし…家臣の森蘭丸に状況を聞いた瞬間、一気に信長の心は変わった。
「信長様…明智光秀の…謀反です…」
「敵は主殿にいるぞ!本堂などは囲んでも意味が無い。」
光秀の指示もあり、迅速に信長の寝どこは包囲された…。
「ここに…誰がいるんだ?徳川家康か?」家臣は思っていた。
その矢先…
「光秀!なぜこんなことを…!うつけがーー!」信長が叫ぶ。
「何故って…。分からないのですか?あなたが私に抱かせた数々の憎しみが!」光秀がゆっくりと言った。
「はて…?何かしたっけ?」信長は本当に忘れているらしい。
「あれ…?覚えてないの…?なら教えてあげましょう。私のもう一人の主君、朝倉義景様を滅ぼした後…あなたは義景様の頭を盃にした。それだけではない…。私がトイレに行こうとしただけで、あなたは私の首を槍で突こうとした!さらに…」
「もういいよ!長くなるだろ!でも…あれだ、光秀。秀吉よりも可愛がってあげただろ!褒美も沢山やったし。」光秀の言葉を遮った。
「そんな事、もう忘れました。今は…あなたが兎に角憎い。私は、一夜でもいい。天下が取りたい!あなたを討ち、私が天下を取る!」
「行け!安田作兵衛。信長公に止めを!」光秀の命令が下った。
信長も、鎧などつけずに弓で応戦。しかし、3発放った所で弓が壊れてしまった。仕方なく槍に持ち替えて攻撃するも…。
「うおぉぉぉぉおお!我、安田作兵衛!お命頂戴!」
「うあああ…ぐっ…。」信長はこのときの攻撃で手に重傷を負ってしまった…。「信長様ーーー!!」蘭丸の叫びが虚しく響く…。
「蘭丸!ここに火を放て!奴らに我が首を取らせるな!」信長が命令する。
「…御意にございます…。」蘭丸は、言われたとおりに本能寺に火を放った…。
その直後…。「うぐっ…。うぅ…」蘭丸討ち死に。
燃え盛る本能寺の中、一人信長はつぶやいた…。
「是非も無し…」
「あははは。信長公も、あんがいあっけないものだ。これで、これで天下が私の物に!」
わずか1時間足らずで天下目前の人間は散った。
「次は…織田信忠だ…」
光秀がつぶやくと、全軍を二条御所に向かわせた…。
「撃てーーー!」
光秀の一声で全軍鉄砲を打ちこんだ。
弾が雨のように降って来る。
「それがしも…ここまでか。父を追うとしよう。さらば!」
織田信忠切腹。
「やった。これで…これで私は完全なものとなった!最後の仕上げだ!豊臣秀吉を討つ!」
そう言うと光秀は山崎に向かった…。
しかし…。山崎の戦いで天王山を取られた光秀は秀吉に大敗。
敗走中に…。
「おい!待てよ。貴様、明智光秀だな。良い獲物だ。お命頂戴!」
突然武装した農民に丈槍で襲われた。
「ぐはぁ…。」
丈槍は胴体を貫通。光秀は悟った。
「これで我が命は終わりか…。はは…。それでも…いいか。本能寺でのことも…悔いは無い…。
心しらぬ 人は何とも 言わば言え 身をも惜しまじ 名をも惜しまじ」
これにて明智光秀自刃。
1582年6月14日57歳で永眠。
本能寺の変のわずか11日後のことであった…。
史実にこだわりすぎた…。ほぼ小説っぽさが無いですね。いろんな説を入れてったら話しが噛み合わなくなりまして…。
光秀に天下取りの念があったことは確かです。「一夜であろうとも、天下を望むべきだ」などと言葉を残してますしね。
というか…あの時代天下望まなかった武将っていないんじゃ…?
これ以降は今の私が書きます。
去年の8月13日にブログにあげた小説でした。
…。
下手なんだよ!(今もだけど)
読みにくいですねぇ~。
唯一ブログにあげた作品ですね。
もう二度とありません。
まぁ、ただコピーしただけってこともあって、一部前に書いた逸話と被ってますね。
というか…読みにくいねぇ。。。
さて、解説でもしますかな。
「敵は本能寺にあり!」
有名なセリフではありますが、光秀はそんなこと言っていません。
このセリフが書かれたのは、明治時代のお話です。
後世の作り話ってやつですわ。
本能寺の変を起こした光秀に付いて行った家臣たちは、寺の中にいるのが誰だか知らされておらず、家臣たちは徳川家康だと思ったらしいです。
だからこそ成功した面もあると思います。
下手な文章ですねぇ(だからそれは今も…)
次はちゃんとしたのを投稿しますので!