四百四番槍 リアル売名行為
五円だまーの家に行ってて今日になりましたー…。
一人暮らしするようになってからしょっちゅう行ってるような…。
さてさて、今日は将軍の逸話です。
艦これのイベントでイライラが積もってるのでもう…。
何なのあれ…。
売名行為と言えば、多額の寄付やボランティアなどをいやらしく行い、「俺の名前みんな知ってね!俺っていいやつだから!これで俺も有名人じゃん!」みたいな感じの行動である。
「あー…財政が火の車だぁー…。どうにかして金稼げないかなー…」
財政に困るこの男。
足利義輝である。
13第将軍にして剣豪将軍。
あの塚原卜伝から剣術を習った凄い人。
とにかく金がない。
いくら地に落ちた幕府とはいえ金は必要。
そこで、義輝は考えた。
「売名行為だ!」
で、始めたのがこのビジネス。
「さぁさぁ!全国のみんな!僕の名前を買わないかい!?代々継がれる『義』の字は50両!『輝』の字は30両!どう!?」
本来は大変名誉ある名前の授与。
しかし義輝はこれをビジネスにした。
意外と全国に客は多かった。
毛利輝元は「輝」の字を買った。
六角義賢と朝倉義景は「義」の字を買った。
この他にはも大勢いて、あったことも無いのに名前だけ売った人もいたという…。
義輝の売名行為でした。
リアルに名前売ってました。
一文字50両!あなたなら買いますか!?
輝元の輝の字もそうなんです。
そもそも、幕府の地位も没落してましたから、値段付けてもいいレベルだったんじゃないでしょうか。
こんなリアルな売名行為も戦国ではあったんですよ。