四百一番槍 俺を置いて行け!
明日からテストなのです。
そんなわけでもうしんどいのですよ…。
さらにしんどいことに学長賞候補になりまして…。
これ、プレゼンやるんです。
もし取れなかったらそのプレゼンが…夏を全部リリースしなきゃいけないのに…すべてが無駄になるのです…。
もう…地獄ですわ…。
関ヶ原の戦いの際、徳川秀忠は上田城で足止めを食らっていた。
さっさと通過したいところだが、どうにも相手の真田一家が強い。
あらゆる手を使って攻めてくる。
これ以上関ヶ原に遅参するわけにもいかない。
そんな時だった…。
「秀忠様!俺を置いて行ってください!」
そう名乗り出る男がいた。
仙石秀久。
14年前に島津と戸次川で戦い、ぼっこぼこにやられた男。
それがきっかけで謹慎処分となり、復帰したのは10年前。
それ以来、秀忠に忠誠を誓っている。
「置いてけって…何言ってんだ!」
「俺を人質として真田に差し出して、ここは先に進んでくださいませ!」
「なっ…!?」
これに秀忠は驚いた。
「ここで死んだとしても、東軍が勝てれば俺はそれで満足です!」
「…。お前の忠誠心には感謝する。だがな、外様であるお前が人質に行っても、向こうが納得するとは思えんのだ」
そう言って、秀久の意見は取り入れなかった。
それでも、秀忠はその忠誠心に感謝したのだった。
テストなので全てがもう短めに。
仙石秀久の逸話でした。
島津にボロ負けして謹慎喰らったことが有名でしょうか。
秀忠に忠誠を誓っていたようですね。
秀忠のそれを信じていたとか。
ではでは、テストのため撤退!
失礼します!