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三百九十二番槍 卑怯じゃないよ?

国家資格取るのって大変なんですね…。


今それに向けてお勉強してます。


わけがわかりません…。


もう早くも諦めたいですねこれ。

豊臣秀吉によって九州が平定された後のこと。


小西行長は、手中にある木山正親に築城を手伝いように命令した。


しかし、正親はまさかのこれを拒否。


これを受け、行長と加藤清正は討伐のために兵を出したのだった。


「くそ!行長の軍勢は思ったより多いな…。どうするよ鎮経しげつね…?あれ?鎮経!?」


正親は、一緒に戦うと約束した志岐鎮経に意見を求めようとしたのだが、その頃相方は敵の多さに戦線離脱していた。


完全に孤軍になったのだ。


「ええい!こうなったら…討死して果てようぞー!」


正親は打って出ることに決めた。


そして、戦が始まる。


敵陣奥まで切り込んだ正親は、清正を発見した。


「そちらにお見受けするは加藤清正殿ではございませぬか!?それがしと一騎打ちをお願いしたい」


「…いいだろう」


正親の申し出を清正は受けた。


「一騎打ちと言えば太刀での勝負!俺はこの弓を捨てるぜ!来いよ清正!槍など捨ててかかってこい!」


この要求に、清正も応じた。


正親は弓を捨て、太刀に手を掛けた。


清正も槍を捨て、手を掛ける。


…槍に。


「え!?ちょっ!?聞いてた?太刀でやりあおうって言ってんのになんで今捨てた槍拾っちゃうのぎゃー!」


清正はこうして正親を討ち取ったのだった。

清正の一騎打ちでした。


卑怯だぞ清正!


刀の方が間合いが狭いので不利なんです。


真面目に一騎打ちやれよー!


そんな逸話でした。

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