三百九十番槍 皆まで言うな、分かっておる
ツイッターではアナウンスしたのですが、昨日は信長の誕生日(諸説あるうちの一つにすぎませんが)でした!
そろそろ城訪問記書きます!
やばいぞ…今年に入ってから城に行って無いぞー…。
行きたいんですが、近所の城には行き尽くして…無いんだなーこれが。
なかなか機会がないんですね。
ほら五円玉さん!車出して!
エンストしてもいいから!(オートマです)
ある日、豊臣秀吉は松茸狩りに行こうと思い立った。
「今年の松茸の育成状況を見てきてくれ」
秀吉は家臣にそう頼んだ。
「行ってきます!」
家臣は張り切って見に行ったのだった。
しかし…。
「おい…どうすんよこれ…。みんな取りつくされてらぁ…」
「ああ…見事なまでに一本もねぇな。リア充の欠点並みに見つからん…」
家臣は絶望しながら対策を考えた。
「こうなったら作戦プランBに移行する!」
そして迎えた翌日。
秀吉は意気揚々と山へ入った。
「秀吉様…今年は豊作にございます」
下見に行った家臣はそう言った。
昨日無かった松茸がなぜか大量に生えているではないか!
きのこの成長は早いので、一晩で一気に…なわけがない。
下見に行ったのとは別の家臣が、あることに気付いてしまった。
「あれ?秀吉様…。この松茸…生えてるように見せてるだけで実際は後から置いただけみたいな…」
そう言いかけた家臣の口を、秀吉が塞ぐ。
「分かっている。わしを喜ばせようと、一生懸命になってくれているんだ。何も言うな」
そう言って笑った。
実際、家臣たちは昨日必死になってよそから松茸を集めて植えていたのだ。
最後までそのことを知らないふりをした秀吉だった。
久しぶりに秀吉の逸話でした。
分かっていて喜ぶ。
さすが秀吉人たらし。
湯治から松茸って食べられてたんですね。
どうでもいいことも分かる逸話ですね。
毒キノコかどうかどう見分けてたんでしょうか?
やっぱ経験なのかな…。