表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
444/608

三百八十九番槍 礼儀には礼儀で返さなければ

前回の前書きで、やっぱり怒られました。

宣伝しといたのにねぇ…?



さて、今日は「ばらかもん」と「はんだくん」発売日と言うことでさっそく買ってきました!


面白かったです!はい!


アニメもやると言うことで期待しております。


雑賀孫一を従わせるため、織田信長は使者を送って要件を伝えた。


しかし、その使者が行方をくらませてしまったのである。


「ええい!何が起きたというのだ!一徹!次はお前が行って来い!」


「はっ!」


信長が次に派遣した使者は、頑固一徹の名で知られる稲葉一徹であった。


一回目の使者が大量のお供を引き連れて行ったのに対し、一徹は極少数で向かうことになった。


「失礼します!あの…実は…」


「ふむ…」


孫一に面会した一徹。



それから暫く、一徹は信長のもとに現れたのである。


孫一を連れて…!


孫一と面会した信長は、まず質問した。


「先だって送った使者が帰ってこないが、あれはどうした?」


「あれは、突然大人数で現れ、おまけに我が城門をバンバン叩きました。それゆえ敵襲かと思い、襲撃して全滅させました」


「なるほど…それは済まなかった。では、なぜ今回一徹を討たなかったのだ?」


「はい、今度の使者は服装が質素なものでした。おまけに、連れてきたのは極少数のお供のみ。門前で礼儀作法にのっとって礼を尽くしていただきました。このような方を殺すわけにはまいりません」


「ほう…では、なぜ織田に組することを決めたのだ?」


「使者の方の股引の間から、ふんどしが見えたのです。そのふんどしは木綿でした。織田家の将ともあれば、絹を使ってもおかしくは無いはず!そこをあえて安い木綿を使い、浮いた資金を兵力に回しているのだろうと推測しました!そんな方がいらっしゃる織田家ならば仕えてもよいと、そう思ったまでです」


「ほう…ふんどしを見て織田家にか…。よっぽどの変態なんだな!恐れ入った!」


「な、違います!そうではなくて倹約家なんだと…!」


「よいよい!これから織田のために働いてくれ」


こうして、孫一が織田の傘下に加わった。

孫一の逸話を探して出会った逸話です。


リクエストいただいた、合戦の逸話が…これって逸話かな?となってなかなか進まないのでいろいろやって穴埋め中です。


一徹が孫一を感心させた逸話です。


信長に「ふんどしに惚れて従うとは、恐れ入った」と言わせたほどの孫一です。


しかし、一人目の使者が可哀想…。


まぁ、ドンマイですね。


敵陣にわずかな手勢で乗り込む勇気は凄いです。


頑固一徹、さすがです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ