三百八十八番槍 明日も来ておくれ
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…などと宣伝してご機嫌をとりに行っております。
褒められると喜ぶ単純野郎なのでこのくらいでいいでしょう。
…たぶん明日には怒られてるね私。
…怒られたら、謝ろう。
って、しまうーが「よつばと!」で言ってたので、私もそうします。
あと、今日の逸話は戦国じゃないです。
幼少のころから己の楽しみを捨て、勉学に励んだ江戸幕府第14代将軍、徳川家茂。
妻の話なら和宮、公武合体である。
さて、この真面目な家茂。
戸川安清という70歳を数える幕臣にして筆の達人に、直々に志願して字を教えてもらっていた。
いつも通り字を教えるために、安清は家茂と向かい合って座っていた。
墨を擦ろうとしたしたその時に、事件は起きた。
「安清…!」
短く名前を呼んだかと思うと、家茂は墨を擦るために使おうと準備しておいた水を、安清の頭からぶっかけたのである。
そして家茂は手を叩いて笑った。
「あとは明日でいい!」
そう言って、部屋を出て行ったのである。
真面目な家茂らしくない行動に、近くにいた家臣たちはざわめいていた。
一方の安清は、一人ただ泣いていた…。
「家茂様はご乱心か!安清殿、気になされるな。確かに家茂様のあの態度には情けなくて涙も出るが…」
家臣たちは安清を慰めに入った。
しかし、安清は家臣たちの気遣いに感謝したうえで、家茂の行動の意味を語った。
「違う…違うんだ…。わしももう歳で、思わず下着を濡らしてしまうこともある…。将軍様の前でそのようなことをしたら、厳罰もいいところ!でも…家茂様は水をかけてそれを隠してくださった。笑って許してくださった…!また明日も来てほしいと…そう、おっしゃってくださった!もう…なんと感謝してよいのかわからんのだ…」
家臣たちは、安清の言葉を聞いて、家茂の思慮深さにただ感動するのであった。
ブービーの徳川将軍です。
ラストから二番目です。
虫歯に苦しんだ将軍って、今日大学で言ってたので、ちょっと調べて書いてみました。
ネタは身近なところから仕入れないとね!
「戦国鍋TV」でお馴染みの「BAKUFUって統べろう」(知らない人はユーチューブで検索してね!)では、家茂の紹介は「妻は和宮、公武合体」しか言われてないので、なんだかよく知りませんでした。
真面目な人だったんですねー。