三百八十七番槍 背水の陣だ!
明日で中間が一区切り!
レポートだけになります!
ところで、活動報告に画像貼る方法知ってる方がいらっしゃれば、いつでもいいので教えてほしいです。
なんかできなくて…。
よろしくお願いします。
豊臣秀吉に攻められた吉川元春は、大ピンチを迎えていた。
秀吉は丘の上に布陣。
こちらはどこをどう取ろうが不利になる。
もう、腹を括って戦うしかない…。
兵たちはみんなそう考えていた。
「どうなんですか!?元春様!」
家臣に意見を求められる元春。
実は元春は、あの名将であり父である毛利元就から「戦での駆け引きについては、わしも元春に勝てない」とまで言われたほどであった。
みんな元春の決断を待っていた。
すると…。
「よし!布陣するぞ!場所は秀吉が構えた丘のふもとだ!」
これには軍にざわめきが起きた。
それってつまりは…。
「よりによって一番不利な場所選んじゃったよこの人!」
ということなのだ。
しかし今は信じるしかない。
こうして秀吉の布陣した丘の麓に布陣した。
因みに、この場所はすぐ後ろは川。
大きな橋が架かってはいるが、追い立てられたら逃げ道は橋しかないということだ。
「よーしいいかー!じゃあ次はこの橋を落とすぞ!」
「なんですってー!」
自ら不利になるような行動をとる元春。
家臣たちにはもう何がなんだか分からない。
そして、極めつけの指示が元春から発せられた。
「ここを宴会場とする!」
「ええええーー!!???」
宴会を開始したのだ。
さすがにこれには家臣団がびっくり。
それ以上に驚いたのは秀吉だった。
「…何あれ?罠なんじゃ?戦わない方が得策やもしれん…。撤退だ!」
元春との正面衝突を避けて通ったのだ。
こうして元春はこのピンチを切る抜けることに成功したのだった。
敵前で宴とか地獄を見るのが常なのですが…逆に度胸を示す手段にもなるんですね。
秀吉もビビって撤退しましたし、確かに何かおかしな軍には近づきたくないものです。
戦わずに勝つのが常に最前の方法なので、ある意味あっているのかもしれません。