三百八十三番槍 全てを運に任せてみる
弾幕アマノジャク、最終日に入りました。
きゅうけつ鬼ごっこ…。
なんじゃありゃ…。
もう無理なんじゃないすかね?
リクエストの皆様
もう少々おまちくださいませ…。
「今度徳川家康に戦挑むからさー、お前も一緒に行ってくれよー!」
そんな依頼を受けたのは、関ヶ原の戦いの少し前。
石田三成から、四国の長宗我部盛親への手紙だった。
関ヶ原の戦いで西軍に協力せよ、との手紙。
「三成め。秀頼公の名を出して、自分の地位のために戦をしようとしておるな…。我は父が世話になった家康殿に付く!」
父とは、長宗我部元親のこと。
元親は家康と親交があった。
私欲で戦う三成には付けない。
そう判断した盛親だった。
「そうと決まれば家康殿に味方する意思を示さなければ!この密書を送ってくれ!」
盛親は使者を出し、家康に取り入ろうとした。
しかし…。
使者はすぐに戻ってきてしまった。
「ダメです!三成どもが近江の水口を占拠しており、関東まで行けません!」
「なんだと!?」
この時点で、盛親は腹をくくった。
「もう…全てを運に任せようじゃないか…。我らはこれより、西軍に味方いたす!」
こうして、長宗我部軍は西軍として関ヶ原に参戦することになった。
長宗我部盛親の逸話でした。
こんな経緯で西軍に付いていたんですね。
しかしこの選択が大きな間違いであったんですが…。
この後、兄弟に謀略されて不幸な目に合うんですが、それはまた別のお話で。
そのうち書きます!はい。